こんにちは!
 
心と絵本の
コンシリエーラ
La consigliera del cuore e
 i libri per tutti i bambini
 
はやま かなです。
 
ご訪問頂き、ありがとうございます。

 

病気になってから少しずつ

いろんな事が

上手くいかなくなり

入院しても具合はよくならず

体調も過去最高に悪く

「いなくなってしまいたい」

と本気で思っていた頃、

東日本大震災が起きました。

 

実家は東京なので

状況も落ち着かず

帰って甘えるわけにもいかなくて

帰省はお預け。

 

実家に帰って、愛を浴びれば

体調も心も上向きになるはず!と

毎日自分に言い聞かせながら

すがるような想いで

夏まで待って実家に行きました。

でも、実際帰ってみると・・・

私が期待していたような

優しさを受けることは

できませんでした。

(両親も必死だったんだと思います)

 

すっかり失望してしまった私は

実家に居続ける気にも

家に帰る気にもなれず

まだ幼かった長男と一緒に

ホテルに泊まっていました。

 

そんな時ふと、大親友の顔が

浮かんだんです。

愛を注いでくれる相手を

探していたのかもしれません。

連絡すると、なんと彼女も今

実家に帰っているとのことびっくり

会う約束もすんなりできてウインク

これは運命かも?!

って思いました。

 

”親友に息子を預けられたら

安心して・・・”

って思いました。

息子を預けて、私はその足で

イタリアに行こう。

薬もお金も持たずに・・・

最期に目に映る景色は

フィレンツェがいい

って思いました。

(前向きなのか後ろ向きなのか

わからないですよねあせる

 

そして翌日親友と会って

全ては私のシナリオ通りに

進むはずでした。

だって大親友は私の1番の味方で

それまでずっと

私の言うこと全てに

YES

しか言ったことがなかったから。

 

しばらく雑談した後

私は、彼女に向かって

「○○ちゃん、ちょっとだけ

この子預かってもらえる?」

と、さらっと言いました。

できるだけ軽く。

いつものように。

 

すると彼女は私に

 

「やだー。☆☆くん

預からないよ」

 

えっ?!

聞き間違い?

 

彼女がこの時、何を思って

「やだ」って言ったのかは

わかりませんが、

NOって言ったんです。

(あの時どうして

「やだ」って言ったの?

って、後から彼女に聞いても

心当たりはないらしく

「えっ?そんなこと言ったっけ?」

って言われました爆  笑

 

長年一緒に過ごしてきた私の

微妙な様子とか語調とかに

何かを感じたのかも

しれません。

(彼女が私にNOを言ったのは

後にも先にもこの時だけでした赤ちゃん泣き

 

「預からないよ」

が、聞き違いじゃないと

分ったとき、ショックというか

残念なような、

でもどこか安心したような

気持ちでした。

 

「あー、まだ病気と

向き合わないといけないんだ」

でも

「これからも、この子といられる」

「そう、この子は私にとって

かけがえのない子

大好きな、大切な・・・」

って思ったら

 

私はなんてことを

考えてたんだ!

 

って事に氣付きました。

こんなにも大切な

可愛いこの子を

手放そうとしていた・・・

 

衝撃でした。

自分が悲しかった。

自分が恐ろしかった。

罪悪感、反省・・・

とまりませんでした。

 

そして思いました

病気って怖い

身体が少し不自由に

なるだけなのに

心まで不自由になる

 

なんでもかんでも

病気のせいにして

過ごしてきた自分が

情けなくなりました。

 いっぱい泣きました。


 そして私はすこーしだけ

強くなって、家に戻りました。

 

長くなってきたので

今回はこの辺りでウインク

 

最後まで読んで下さって
ありがとうございました。
 
今日もあなたにとって
ステキな日になりますように。
そして、楽しい人生が
広がっていきますように🌈
 
はやま かな

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