司法書士の山口です。
緊急事態宣言どうやら解除が決まりそうですね。
ただ感染者はいまだ400人突破…
自衛はちゃんとしていきましょう。
ただ、飲食店は21:00までがやはり濃厚な感じ…?
元通りの生活への条件には、やはり1日辺りの感染者100人以下が目安でしょうね。
それまでは我慢です。
1時間伸ばしてなんか意味あるの?
という感じではありますけど(笑)
正直いって、小ぶりの飲食店というか特にバーは今回儲かったでしょうね。
儲かったって言っちゃいけないんですが、儲かちゃってるんです。
ネット上では、
「半年分ぐらいの売上が確保できた!」
「時短営業の協力金バブル」
なんて言われてるの知ってます?
1日6万円の時短営業の協力金出るからですね。
■東京都
営業時間の短縮に全面的に協力した飲食店等(大企業も含む)に対し協力金を支給。
なお対象要件には、ガイドラインの遵守や「感染防止徹底宣言ステッカー」の掲示等も含まれている。
・要請期間:1月8日~3月31日
・支給額:
★1月8日~2月7日=1店舗あたり186万円、
★1月12日~2月7日(※時短営業開始に準備が必要な場合)=1店舗あたり162万円
★2月8日~3月7日=1店舗あたり168万円
★3月8日~3月31日=1店舗あたり124万円(予定)
・時短要請に伴う営業時間:
★1月8日~3月21日=5時~20時(酒類の提供は11時~19時)
★3月22日~3月31日=5時~21時
・申請受付:
1月8日~2月7日分=2月22日~3月25日、
2月8日~3月7日分=3月26日~4月26日
(いずれも電子または郵送、都税事務所への持参)、
3月8日~3月31日分=後日詳細公開予定
■神奈川県
期間中に時短営業をした飲食店に協力金を支給。対象店舗は店頭に「時短営業の案内」を掲示することが条件。
また、2月8日以降は「感染防止対策取組書」または市町村が作成する「感染防止対策にかかるステッカー」の掲示も条件に含まれる。
・要請期間:1月12日~3月31日
・支給額:
★1月12日~2月7日=1店舗あたり最大162万円、
★2月8日~3月7日=1店舗あたり最大168万円
※時短営業の開始が遅れた場合は、時短営業日数×6万円で算出、
★3月8日~3月31日=1店舗あたり最大124万円(予定)
・時短要請に伴う営業時間:
★1月12日~3月21日=5時~20時(酒類の提供は11時~19時)、
★3月22日~3月31日=5時~21時
・申請受付:
1月12日~2月7日分=2月8日~3月5日、
2月8日~3月7日分=3月8日~4月9日
(いずれも電子または郵送、当日消印有効)、
3月8日~3月31日分=後日詳細公開予定
都道府県によって違いますが、2ヶ月と3週間で東京都で最大478万円の支給。
神奈川県で454万円の支給です。
知人は小ぶりのバー2件を経営していましたが、この計算で行くと、2店舗で1000万円近くの支給。
経費の掛からないお手当。
酒代の仕入れも、夜間の人件費も電気代もなしです。
バーなんて、お酒用意してマスターが仕事すれば、ほぼテナント代だけですからね経費。
2ヶ月ちょいの緊急事態で実働1日3時間で1000万円の収入ですよ…。
あげすぎだな…数百万円は儲かってますよ。
緊急事態による時短営業で、感染力を抑止し、生活がままならなくならないようにするための支給ですよね?
2ヶ月で1000万円も経費も生活費もかからないだろって(・ω・)ノ
もちろん中クラス・大手は逆に6万円じゃ足りないから赤字。
納税しているんだから、どれくらい稼いでいるか分かるじゃないですか?
直近3年平均の1月・2月・3月とかの売上高に応じて、支給するのが妥当だと思うんだけどなぁ。
しかも、飲食店以外のおしぼりの業者や野菜・肉・魚の生産者、
こういったところには全く支給ないってどうなのって感じ?
国っていうのを、1つの会社と考えた場合。
そこに住む国民は、納税=売り上げを献上する従業員というイメージ。
国から様々な恩恵を受けるときは株主としての感じ。
・従業員ごとに訳の分からない貧富の差をつけられる。
・株主としての還元も与えられない
ここに勤めたいという従業員も、出資したい株主もいないでしょうね…。
時間がないからとりあえず一律に6万円支給するってのは別にいい。
だけど、後で売上げに応じて差額分徴収するとかやるべきだと思うけどな…。
何の補填もなくて、苦しい中緊急事態を乗り切った人たちが、小ぶりな飲食店を儲からせるって不公平。
これ税金から払われるわけだし…。
小ぶりな飲食店は売り上げもごまかせるから納税も少ない。
(そもそも納税していない人もいるぐらい)
大手の飲食店は今まで多くの納税を行って日本を支えたのに、大変な時は自腹で何とかしなければいけない。
うーん、やっぱ不公平…。いいのか日本はこれで(笑)?
債務整理って仕事をしている自分からすると、こんな知恵のない政策で救われている人と、救われない人を見ているとなんか複雑な気持ちです(´・ω・)