☆老人操法②(高等)☆
▽腰椎4・5番くっつきは骨盤の歪み
▽腰椎5番上がりと腰椎1番突出
▽腰椎4番下がりと腰椎3番突出
▽腰椎5番上がり/腰椎4番上がりの対処
▽腰椎4・5番くっつきは骨盤の歪み
ちょっと体を
貸してください。
うつ伏せになって。
こういう若いのでも、
もし
L4とL5が
くっついていたならば、
腸骨が下がっているとか、
開いているとかいう
腸骨の変動がある。
くっついていなければ、
正常です。
たとえば
L3が
飛び出していても、
くっついていなければ、
その飛び出しは
臨時の事である。
少なくとも
老衰状態や
不決断現象
というものには
直接つながらない。
L3が飛び出して、
L4、L5が
くっついていれば、
若くとも老人現象です。
・・・
L3をみて
飛び出しているかどうか、
L4、L5が
くっついているかどうか
を見ます。
▽腰椎5番上がりと腰椎1番
L4、L5が
くっついていても、
L1が
飛び出しているときには、
L1とL5の変動、
L1が
飛び出している時には
L5の変動で
L4がくっついている。
こういう場合は、
老衰とは関係がない。
▽腰椎4番下がりと腰椎3番突出
今のは、
L3の変動で
L4がL5に
くっついていく。
下から上がる
のではなく、
上から
L4が下がるのです。
L3が
出ることによって、
L4が下がる。
L5とくっつく。
L4とL5の
くっつきにも、
L1が硬い場合には
L5が上がって、
くっついている
場合がよくある。
L1がなければ
L4がL5に
くっついている。
L1があれば、
L5が上がって
くっついている
のかもしれない。
こういうのは
しょっちゅう
これが変わりますから、
翌日なり
翌々日なりに
左右をしらべれば、
今度はまた離れてくる。
つまり
L1が上がって、
L5が上がる
というのは
長い間持続する
のではないんです。
L4が
下に下がるというのは
持続するのが
特徴なんです。
だから
引き続き
何日か見れば判る。
しかし
簡単に見分けるのには、
L3が上がって
L4が下がって、
L5にくっつく。
その場合、
L1は直接関係がない。
L1が飛び出している時は、
L5が上がって
くっついているとみていい。
そういう場合が多い。
全部
L1があるから
L5が上だ
というようには
決められないんです。
L1があっても、
L4が
下がっている場合には、
今言ったような
「老い」の症状なのです。
▽腰椎5番上がり/腰椎4番上がりの対処
そこで首や喉を見て
意見をまとめる
必要があるのですが、
L5の場合には
余分に
くっついている側の
足を拡げます。
<拡げていく側の
踵と土踏まずを
床面にできるだけ向け
足をできるだけ
開脚させていく>
そうすると、
これがもっと
くっついてくる。
戻す、
逆を拡げると
今度は離れてくる。
ところが
L4が落っこちている
場合には
同じ側です。
そういうことで、
弾力がある場合と、
落っこちて
弾力がなくなっている
場合との
区別をつけるべき
でありまして、
L4、L5は
そういう意味で
注意を要する、
警戒してみる。