日常茶番事

日常茶番事

Takumi Ikeda の日常やら戯言やらをつらつらと。

サブスクやオンラインストアでも聴ける様になったので、十年近くも前の書き物を掘り起こしてみたり。

読んで気付いたけど、良くも悪くも環境めっちゃ変わってるわ 笑

今の僕らの ありふれた喜び を聴きたい方は是非ともライブ会場までお越しくださいねー🌸

待ってるよーヽ(*´∀`*)ノ✨





12月31日。


この陽が沈めばゆっくりと今年が終わる。


本当に年々、あっという間の速度が尋常ならざる体感で過ぎ去っていく。



あれ?この番組やってたの、ついこないだじゃん?


忘年会の乾杯、つい先月もやった感じ……



そんな当惑とは裏腹に、着実に身体は内臓脂肪という年輪を拡げていく。



生きていられるうちにね、やりたい事をなるべくやろう、と30代に踏み入れた辺りの時は息巻いてましたけどね、これがもう、何かをやるということに対しいちいちやらない理由を探して、果ては音楽も聴き馴染んだものばかりに食指が伸びるようになり、夏は涼しく、冬は暖かく、食べ物は酒に合うもの、そういう安牌の積堆によって感性の上蓋が重くなる昨今です。



だからそんな中でも一応音楽に関してだけは新しい形の創作を更新してるのが不思議なんですよ。


ぶっちゃけ聴いてくれる人の絶対数は変わらず小規模で、そこから何か未来が変わる予感は薄れ、特にライブという音楽屋なら当たり前のアウトプットに対しては年々熱も上がらなくなる始末で、特にバンドスタイルに関してはスケジュールを詰めて身体も仕上げて、何度もリハーサルをスタジオで重ねて、ようやく皆様の前で演じられたと思えば次回はまた半年から一年後、みたいになっていて、型崩れしないように維持するだけで手一杯になってしまった訳で。


昔みたいにね、隙あらばスタジオで歌い、暇さえあればギターやドラム、音楽編集ソフトの起動スイッチを押す日々は、それこそ光陰矢の如しという体感の遥か向こうに追いやられた遠い記憶と化しました。


生活様式の変化も勿論大きいですけどね、なんか無理をすることに今まで以上に気が向かなくなったんですよ。齢四十を超えてからは特に。








……こっから先の文章をめっちゃ長文で書いたのに、写真撮ろうとスマホのカメラ起動させたら一瞬で消えちまった、、、。


もう書き直しは諦めて短めに(泣)


まぁ要約すると、そんな中でもやっぱり音楽だけはマイペースながら続けていられて、そこに今年リリースしたメイズっていうアルバムをリリースした事でなんとか来年以降も縫い繋いでいける予感があります、って話(笑)


メイズの名の通り、迷路みたいな、相も変わらず出口の見えない暗澹とした時代ですが、ああいう時世と郷愁のマッチングを体現した作品が、色々な方々の力を借りて世に放てたことが何よりの財産となりました。


で、その中でもユウイチと今が一番音楽的にも人間的にも分かり合えてるのが、30年近く経ってるのに奇跡みたいなもんだな、と。

いっときマジでブッ○してやろうかというところまでいったのに、凄くない?って。

これだけは書き直したぜチクショーw


また彼とアコスタイルで、ご飯とか食べながらお客さんと話すミーティング的なのもやりたいなぁ。


バンドスタイルもね、なかなか大変だけど来年何本かやりたいな、とは思ってます。


場所はどこか分からないけど、もうしばらくはリリースのプレッシャーがないのでただやりたい曲を、聴いて欲しいセットリストでやろうと思ってますのでよろしくお願いします🎵



健康第一、命あっての物種主義は年々加速してますが、どうか皆様も健やかである様願っております。





もう今やバンドマンおなじみの ライブハウスでカウントダウンからそのまま打ち上げ、みたいなのとも縁遠い暮らしで。


初日の出もねぇ、ついこないだまでは毎年必ず見に行ってたけど、酔いつぶれて気付いたら空が白んでる年明けが定番になってしまったよ💦



ま、ま、そんな感じで来年もよろしくね〜✨



      2022.12.31       池田 巧