ブログを見つけて読んでくださり、ありがとうございます
パピコ こと 小林 花菜子です。
今日の記事タイトルはなんだか懐かしさを感じるタイトルになりました。
にしおかすみこさんのネタ、大好きだった…笑
もちろんこの問いに続くのは
わたしだよ!!!!
ですね。
そう。これはわたしのこと。
なりたい自分の姿がそこにあったのに、自ら未来を遠ざけていたオンナの話です。
* * *
わたくし、かつて…というよりつい最近まで、結構なこじらせオンナでございました。
もう何年も前から、「なりたい未来を描く」的なワークの類にはかなりの数取り組んで、「あぁなりたい」「こうなりたい」「そのためにはこんなことも学びたい」…と妄想するの大好き人間。
あれこれ夢や憧れや野望を書き出す時間って本当に楽しいですよねwww ぐふふ。
そして書き出したあと、決まって思考の声が邪魔をしてきます。
「でもこの分野を専門的に学んだわけじゃないし…」
「学びに行こうにも、そんなに金銭的な余裕もないし…」
「自分がこんな状態で人に何かしようなんて、思い上がり…?」
「過去のあのときもできなかったし、次もまた同じことになるかも…」
“できない理由探し”をしては、行動を止めていました。
ここまでがセット。1こじらせ。
行動しないくせに、望んだ未来がいつまでも叶わないことで「また同じこと言ってる。いつまでも叶えらない自分はダメなやつだ」「これだけ望んでいても叶わないなんて、やっぱりわたしにはできないのかも」と自分を責めたり否定したりするのも、もはやルーティーン。
はい、2こじらせ。
そんなわたしの前にときどき、わたしがやりたかったこと、わたしがなりたかった姿になっている人が現れるのです。
するとムクムクと「いいな」「なんで」「ずるい」そんな感情が頭をもたげてきます。
それ、わたしが学びたかったこと…。
いいわね、あなたはそんなにあれこれ学べるお金があって。裕福な家庭に育ったのかしら。たくさん稼げる仕事をしていたのかしら。お子さんはどうしてるのかしら。ご主人の理解や協力があるのかしら。いいわね〜。
それ、わたしがやりたかったこと…。
わたしだってそれ、やりたいと思ってたのに…先越された。ずるい。
それ、わたしがなりたかった姿…。
わたしだってそうなりたかったのに、なんでわたしはなれないの。なんであなたはなれたの。
…理不尽に怒りをぶちまけて床にひっくり返り、駄々をこねたり拗ねたりするイヤイヤ期の子どものようですね。
おやおや、3こじらせ。
さらにそうした嫉妬心から相手を認められない気持ちになってしまい、相手を賞賛できない、近づけない。
SNSで見る、その人の活躍ぶり。
まず、フォローはしません。
いいねも押せません。
でも、毎回名前で検索して(なんならこまめに。笑)相手の投稿を読んでは「いいなぁ…」「どうして…」とモヤモヤして、溜め息をつく日々。
わざわざ自分で気分が悪くなる行動をしていたのです。
…ドMかな?
ついに4こじらせ。
不平・不満・妬み・嫉み・自己否定・自己卑下…
そんなネガティブな感情を抱えたまま、気に入らない現実や自分のイヤな面を見ないフリをして、また未来を思い描くワークに取り組み始めるという負のループへ突入。
おめでとうございます!
5こじらせ!
5人合わせて
われら、こじらせ5レンジャー!!
…は?
そんな自分のパターンと本性に気づき、カッコ悪さに大・大・大絶望したのが昨年末のことでした。
(それまで、思ったようにうまくいかないな〜とは思っていたけど、こじらせていることには気がついていませんでした。嫉妬心を抱いたことすら忘れて頭の中ではなかったことにしていた)←末期
年末に絶望しまくったときのInstagramストーリー
わたしの目の前に現れた人たちは、わたしが望んだ未来の姿。自分が未来にオーダーしたもの。
「自分自身がそうなった」わけではないけれど、すでにそうなっている人=わたしもそうなれるという合図。
叶えている人からどうやって叶えたかを聞くことで〈自分ごと〉にすることだってできる。
それを自分も実践・行動することで、必ず何かしら得ることはできる。
本当は、自分が望んだものをいちいち否定する必要なんてない。
できない理由はそれが真実かなんてわからなくて、できるようになる方法だってきっとある。
望んだ未来を叶えたお手本が現れたことを純粋に喜べばいい。
お手本からやり方や考え方を素直に学べばいい。素直にやってみればいい。
原因を取り除けば、すんなりスムーズにいくかもしれない。
あるものを見ずに、ないものを数え続けたのはわたし。
できることがあるのにやらなかったのはわたし。
望んでいることが叶うよと教えてもらっているのに、受け取らなかったのはわたし。
お手本を遠ざけておいて「わからない」とわめき散らし、できない自分を責めて勝手に傷ついているのはわたし。
不幸の原因を知りながら、解決策もとらずにそれを隠し込んで悲劇のヒロインぶっているのはわたし。
すべて自分自身が選んでやっていることだったのです。
インターネットでさ、自分が食べたいスイーツを見つけて、「はぁ〜、おいしそ!食べたら幸せ間違いなし!早速お取り寄せしよ!」って、注文したとするじゃん。
でも注文したあとに「うわぁ、お金使っちゃった…」「わたしがお取り寄せするなんて生意気だったよね…」「届いたらどうしよ…」「キャンセルしたほうがいいかな…」とか悶々そわそわし続けててさ。
ピンポーンと宅配便が届いたら「要らないわよ、こんなの!」「こんなもの欲しくないわ!」「わたしの前に持ってこないで!見せないで!」とヒステリックに追い返し、すごすご帰っていく配達員の姿と小脇に抱えた荷物を柱の陰からジーッと睨みつけてんの。
そんで、自分で頼んでおいて自分が要らないって受け取らなかった商品が、テレビで『今人気のお取り寄せスイーツ!』みたいに紹介されて女性アナウンサーさんが「お〜いし〜!ほっぺたが落ちちゃいます♡」とか言いながら幸せそうに食べてるの見て、「いいなぁ…食べたいなぁ…」って呟いて「なんでわたしは美味しいスイーツ食べれないんだろ」ってしょんぼりして、また次のお取り寄せスイーツを検索してポチっちゃう…という行動を繰り返している人を見て、あなたはどう思いますか?
情緒不安定。
愚の骨頂。
滑稽の極み。
狂人。
ヤバいやつ。
そう、わたしは
ヤバいやつだった
そんな自分がイヤで苦しくて、自分の選択を変えることにしたんです。
選択を変えた結果どうなっていったかは、続編として書いていきますね。
狂人のその後、どうぞお楽しみに。