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10月24日、


上田家の大切な家族 、

ファンちゃんが天国に旅立ちました。





9年前の6月、


気軽に立ち寄ったペットショップで


一際目立っていた、


真っ黒でふわふわなファンちゃんに出会ってから、


騒々しかった上田家はますます


賑やかになりました。


小さい頃家の中で飼っていた時は



よく一緒にテレビ見てたね。



男の人が苦手で、



パパイヤ鈴木のどアップがテレビに映ると気が狂ったみたいに吠えて威嚇してたよね。



ニューファンドランド犬っていう


超大型犬のファンは本当にあっという間に大きくなって、



初めは散歩中も言うことを聞かなくて



ママをいっぱい悩ませてたね。



拾ったものなんでも食べちゃうし、



リードひっぱってうちらが散歩されてるみたいだったよね。



けどその頃からファンちゃんの中ではもうご主人様はママだけって決まってたんだろうな。



きっとカナたちはファンちゃんにとって友達だったんだね。



カナたちには、エサあげる時にしかほとんど言うこと聞かなかったしね。




高校のときママに反発して、


大げんかしたとき、



何時間もファンちゃんのとなりにいた。


言葉は話せなくてもなんか



励ましてくれてるような気がして。


「カナー泣くなよー。早く素直に誤っちゃえばいいじゃん。」って。




散歩中わざとカナだけゆっくり歩いたり隠れたりしたら


絶対止まって



「あれーカナ来ないのー?」


って顔して探してくれたよね。



あの顔がたまらなくかわいかったよ。




道端のでっかい招き猫にビビって吠えたり、



カラス追っかけてママの肩脱臼させたり、




公園行ったら人が持ってるおにぎりに突進したり、



ママが育てた花全部食べちゃったり、



ご飯三秒で食べたり、



もうはちゃめちゃな犬だったね。







いつかさよなら言わなきゃいけない日がくることはみんな知ってた。




ファンちゃんは分かってたのかな。




自分の体だからきっと分かってたんだろうな。





最後にそばにいてあげられなくてごめんね。



最後にもう一回だけ撫でてあげれなくてごめんね。







天国ではカップ三杯じゃなくて、


好きなだけご飯食べられるよ。



ミッフィーにも会えたかな。






ファンちゃん、




上田家に来てくれて、




ほんとにほんとににありがとう。





みんなずっと、ずっと




ファンちゃんを愛してるよ。















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