瞑想を続けている方、
瞑想が気になっている方、
このブログへようこそ
先週のことですが…
舞台「ねじまき鳥クロニクル」を観ました。
村上春樹さんの小説が原作です。
ねじまき鳥クロニクル 全3巻 完結セット (新潮文庫) 2,200円 Amazon |
色々な読み方ができる
不思議な物語です。
迷宮に入ってしまうような感覚。
わかるようなわからないような…
物語のことが心の中に残って
何度も反芻してしまうような…
そんな小説を、どう舞台化するのだろう
と、思ったのですが、
これが!想像以上に素晴らしい出来でした!
原作を再再読してから観たので、
理解しやすかったのもあるのかもですが、
歌やダンスや、光や影の演出を
巧みに使い、幻想的で妖しい雰囲気を
見事に表現していました!
特に吹越満さん演じる間宮の
戦争体験を語る長台詞(18分もあるとか)!
真っ逆さまの体勢にもなるので
もうびっくりです。
原作でも舞台でも重要な要素となる
「井戸の底」と「壁抜け」。
村上春樹さんの作品の
重要な要素なのですが、
私はこれがとても瞑想的だと思います。
暗く、静謐な井戸の底で
主人公は、ただじっとしていたり、
考えたりします。
それはとても瞑想的な行為だと思います。
やがてその井戸の底の壁を抜け、
この世ではないどこかへうつります。
そして、この世にも作用する何か…
大きな“仕事”をするのです。
よく私の師匠が言う、
「無限の可能性へアクセスする」
ということに非常に近いのではないかと
感じます。
舞台はまだまだ続きますので
ご興味のある方は是非♪
最後までお読みいただき
ありがとうございました。