オクムラカナの「時にはカナリヤのように」

オクムラカナの「時にはカナリヤのように」

ベーシスト、オクムラカナのオフィシャルブログです。
音楽のことや日々思ったことなどを気ままにつづります。

オクムラカナ(Bass guitar Player)



千葉県成田市出身のベーシストです。

ロックバンドsugar'N'spice(シュガーンスパイス)を中心に活動中!

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sugar'N'spice(シュガーンスパイス)

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テーマ:

今まで、自他ともに認めるラーメン一筋女だった私が、なんとカレーにハマってしまった。


実は、カレーは手を出したら絶対にハマると分かっていたから避けていた。

ラーメン以外にも別ジャンルにハマってしまったら大変なことになるんじゃないかと思っていたからだ。


けれども、東新宿のサンラサーというカレー屋さんと出会い、南インドやスリランカカレーの魅力に取り憑かれ、いとも簡単にどっぷりとカレーの世界にハマってしまった。


カレーにハマったことをSNSで発信していたら、

「自分で作ってみたら?」

と数人から言われた。


料理は好きな方だけれど、

スパイスカレー作りは自分には向いてないんじゃないかと思ってなんとなく避けていた。

けど、新しいジャンルの料理をやってみるのも面白そうだし、スパイスを集めるのもなんだか楽しそうだし、キッチンにスパイス棚があったらなんかそれっぽくてカッコイイな、と思って、軽い気持ちではじめてみた。


そしたら、これがなんととても難しい。


大抵、和食も中華も洋食もお菓子も、

レシピ本の通りに材料や調味料を計量して、

レシピ本の手順通りに食材に火を通していけば、

なんとなく味のまとまった美味しいものが出来上がる。

出来上がりの頃に味見をして、物足りなかったらどの調味料を足せば仕上がるのかどうかも、なんとなく分かりやすいものが多い。


でも、インドカレーはそうはいかない。


レシピ本やネットで色んなコラムを読んで驚いたんだけど、インドカレーの味付けは基本的にはなんと塩のみなんだそう。


その他、味に左右するものといえば玉ねぎやトマトや肉、唐辛子、生姜、ニンニク、レシピによって加える果実の搾り汁などの素材の味。


スパイスには味覚要素というよりも香りの要素が強い。


なので、インドカレー作りで味を決めるポイントは、素材の味をしっかり引き出す事と塩加減。

スパイスに関しては、香りをしっかり引き出す事がポイント。


素材の味を引き出す為には、炒め具合が重要で、特に玉ねぎとトマトにどれだけ火を入れて水分を飛ばすかが大事と来た。


そんな料理の仕方、ほとんどしたことない!


例えば「ハンバーグの玉ねぎは飴色になるまで炒めましょう」って高校の家庭科で教わったけど、

大人になってハンバーグ特集の雑誌を読んでみたら、お店によって玉ねぎの炒め具合が違うことを知ったし、

正直そんなに火を入れなくても食べられるしそれなりに美味しく作れる。


でも、インドカレーはそうはいかない。


玉ねぎの炒め具合が出来上がりのクオリティを左右するし、

トマトをどれだけ煮詰めるかで味の輪郭に大きく左右する。

スパイスは温度が下がると香りが飛んでしまうから、なるべく温度を下げないように、けれども焦がさないようにと、常に火加減や鍋の中の状態に気を配る必要がある。

鍋から目が離せない。


カレー作りには、カレー作りの為の調理技術が必要なのだ。


正直、はじめの1,2回は失敗した。

カレーというよりスープみたいになっちゃったり、やたら辛かったり、味がなんかぼやけてたり、焦げっぽかったり。


そもそも、レシピに載ってるカレーの中には食べたことの無いカレーもあっね、味の正解を知らなかったりするから、作ってみて美味しくなくても何をどう改善すれば良いのかもよく分からない。


だから知り合いでカレー作りをしてる人に聞いたりして、改善点を見つけたりしている。


そんなアドバイスを元に何回か作ってるうちに、なんとかコツを掴んできて、最近では食べられる程度に作れるようにはなってきた。

けど、まだまだ自分で納得できるレベルには達してない。



そんな事をしていたら、ふと、なんかスパイスカレー作りってベースとちょっと似てるなって思った。


ベースに限らず、他の楽器だってスポーツだって営業マンの訪問販売だってそうだと思うけど、何度も何度も練習を重ねて、少しずつ技術が向上していくものだ。


カレー作りも同じ。

何度も繰り返し作って、失敗から改善点を探し、また作るの繰り返し。


そりゃあ、新しい事をはじめるのは、それなりに難しいに決まってる。

新しい事をはじめても、はじめからプロレベルでできるなんとこはまず無い。

何度もくり返してくり返して、上達していく。

ほんの少しずつ理想に近づいていくものだ。


ベースを始めた頃も、何を改善すればもっと良くなるのかなんて、全然自分じゃ分からなかったし。


この歳で全く新しい事に挑戦するなんてそんなに無いから、そんな当たり前のことを忘れてた。

スパイスカレーは、私に初心を思い出させてくれた。



スパイスカレー作りがベースレベルに達するにはかなりの道のりなんじゃないかと思う。


ベースは難しい楽器だ。

だから面白い。


カレー作りも難しい。

だから面白い。


ある日突然すごく美味しいカレーが作れるようになったりするのかも。


ベースもある日突然、数日前より格段に上手くなってたりするものだ。


そんな日を楽しみに、次はどんなカレーを作ろうかと、今日もまたレシピ本を開く。



2018.11.10

オクムラカナ

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