東野圭吾氏の作品は沢山映像化されているけれど、  こちらも福山雅治氏が天才物理学者湯川准教授を演じたので有名なガリレオシリーズの7巻。

 
深く考えず読める短編集。
 
東野氏はミステリーの他コメディなど色々な分野の作品もあるが、こちらのシリーズがドラマ化・映画化された事で他の分野も書ける作家というイメージがなくなって、ミステリー作家と紹介される。
確かにミステリー作家ではあるが…。
 
他の初期の作品に比べて作者の得意分野を活かしたトリックなどが殆どなく、こちらのガリレオシリーズは軽くさらっと読めるように(一般受けするようになのか)書かれている気がする。
 
他の作品で緻密なトリック、犯人の心情など扱っているミステリー作品やコメディ・エッセイなども書いているので、
「東野圭吾=探偵ガリレオ」だと言う人は他の作品も読んでみるといいかも。
 
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