父が亡くなってもうすぐ2ヶ月経とうとしています。


看取ることができた安心感もありつつ、
正直、人間が絶命する瞬間を初めて見たショックや衝撃もあるけれど…

自分が癌だしこんな状態だから、
父親が亡くなったのは悲しいけど、私が先に亡くなるような親不孝しなくてよかったって想いとか。
なんか色々。



生前もっと色んなことしてあげられたのにとか後悔も沢山あるけどね。




父は急な肝硬変から肝不全に陥り、結局原因不明のまま多臓器不全でなくなりました。
お酒も飲まないのに肝不全とか、、やるせないよねー。



家庭の事情で父とは長らく別居していたけれど、私は父っ子だったから最期に半月くらい病院で一緒に過ごせて良かった。


看病して初めて、手が物凄くそっくりなことや、脚も足もそっくりなこと知りました。
キャンサーズギフトもしかりだけど、病気してみないと分からないこともあるね。

未だに自分の手の甲を見るだけで父の手を思い出せるし、そばに居てくれる気がする。





私は時々腎瘻の不調があったりするけど
基本元気そのものです(*´v`)

相変わらず病人だってこと忘れて呑みまくったり遊びすぎたり…反省する毎日。



病気が分かった時はホントどん底だったし、寝ても覚めても「癌」に頭も心も支配されてたまらなかったけど、なーんか今となってはそれも私の日常の一部のような(笑)

こんな性格も父親譲りなのでそれは感謝かな。




癌といえば高須クリニックの社長。


記事読んだらあっぱれなコメントだったけど、あれをお手本にされちゃたまらないよね。
社長は医者としても事業家としてもやりきった部分とかあるだろうけど…
同じ癌でも、まだまだ仕事もこれからってときの、独身で結婚もしてなけりゃ子供もいないような女性が癌になるのと状況が違いすぎるもん。。


素晴らしいコメントだったけど、
あれは良い意味の異端児だと思う(笑)



死ぬことそのものより、
どんな辛い治療も、痛い検査も、痛い手術も、受け入れがたい後遺症や、その結果障害もったりすること…これらがどんなに嫌でも乗り越えたくなくても乗り越えるって選択肢しかないのが「病気をする」ってことだから。

みんながみんか高須クリニックの社長みたいなことは言えないと思う。
けど、すごいコメントだったなぁ。


真似しろとは言わないけど
「そんな考え方もあるよな」って、少し肩の荷が軽くなる人がいたらいいよね。