2月11日 札幌市営地下鉄東豊線ワンマン運転・車掌さんによる確認動作 | 鉄道の話題が満載!!レールウェイブログ

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札幌市営地下鉄東豊線ワンマン運転・車掌さんによる確認動作についてのご案内です。
現在運転士・車掌2人体制で運行している札幌市営地下鉄東豊線につきましては、
4月1日より運転士のみで乗務するワンマン運転となります。
これで札幌市営地下鉄全部の路線がワンマン化されたことになります。
東西線は平成21年4月1日より。南北線は平成25年4月1日よりワンマン運転を始めており、
東豊線は平成29年4月1日よりワンマン運転を開始するということです。
札幌市営地下鉄でワンマン運転を行っている路線では、
ATO(自動列車運転装置)を導入しているため、
出発ボタンを押すと自動的に出発して次の駅の停止位置に停まります。
また車掌さんがやるドアの開け閉めも、ワンマン化後は運転士がやらなければなりません。
運転席に設置しているモニター画面でホームの様子が映し出されるので、
運転士さんはこのモニターを見ながらドアの開け閉めを行います。
 
東豊線がワンマン化されますと、札幌市営地下鉄の車掌さんは見納めとなります。
すでに札幌学院大学鉄道研究会OB会さん。
通称:札学鉄研OB会さんも上記のブログ記事でこのことについてご案内しておりますが、
こちらのブログでも札幌市営地下鉄の車掌さんによる列車監視についてご案内いたします。
札学鉄研OB会さんが札幌地下鉄の車掌さんによる列車監視についてブログでご案内をしたのは、 
平成26年1月11日でございます。
 実を言いますと平成26年中に札学鉄研OB会さんの上記のブログ記事について。
このブログ記事の出典を明記せず、
コピペ利用してこちらのブログ記事でご案内したことがございます。
出典を明記せずご案内した記事はすでに削除しておりますが、
札学鉄研OB会さんには出典を明記せず、
御宅のブログ記事本文をコピペしたことを深くお詫び申し上げます。
 
改めまして札幌市営地下鉄の車掌さんの列車監視について、
札学鉄研OB会さんの上記のブログ記事を参考といたしましてご案内させていただきます。
よろしくどうぞ。
札幌市営地下鉄の車掌さんによる列車監視。正規の動作によると以下の通りです。
写真は平成27年7月25日に。
交通資料館まつりの車両部品中古販売コーナーで買ったものとなりますが、
まず写真の非常ブレーキ。別名:車掌弁というスイッチ。
この赤い部分を握りつつ、
乗務員扉についている窓を開け、顔を出して停車確認します。
札幌市営地下鉄の車両は、乗務員扉の窓を開けるとき、
窓の下に「引」と書いた丸いつまみがあるので、これを引くと窓は下に落ちます。
 主に大阪市営地下鉄・近鉄などの関西の私鉄の車両もこの窓のつくりとなっています。
 
着いたら、乗務員扉部分が黄色い矢印を指している黄色い線にかかっているのを確認して、
「開扉よし」と指差喚呼して、乗降扉を開扉します。
 
札幌市営地下鉄の2000形を除く車掌スイッチは写真のようなものが採用されており、
このつまみを右に回して押すとドアが開閉します。
開扉の際は赤いつまみを回して押すとドアが開きます。
閉扉の際は白いつまみを右に回すとブザーが鳴り、押すとドアが閉まります。
 
次に乗務員扉を開けてホームに出て、黄色い矢印の赤いランプが点灯しているのを確認して、
「側灯よし」と指差確認します。ドアが開くと赤いランプが点灯し、ドアが閉まると消えます。
この黄色い矢印の赤いランプが消えれば、ドアが閉まったという証拠でございます。
 
 
 
発車の放送とブザーが流れたら、
オレンジ色の矢印を指している出発反応が黄緑色に点灯しているのを確認して、
「出発進行」と指差喚呼。
 そして、お客様の乗降を確認して、ドアを閉めます。
この時、駆け込み乗車に備えて予め再開閉と書かれた赤いボタンに指を添えるか、
赤いつまみを右に回します。
ドアが全部閉まったら側灯が消えたのを確認して「側灯、滅」と指差喚呼。
そして、乗り込んで運転士にベルを鳴らして発車合図を送って、
非常ブレーキスイッチを握ります。
なお列車のドアが閉まったとしても、荷物や体がドアに挟まっているときは、
挟まっているドアの車両だけ側灯が消えないので、
再開閉と書かれた赤いボタンを押すと、挟まっているドアのみ開いて、もう一度押すと閉まります。
 
発車後、乗務員扉を開けたまま身を乗り出して出発監視をします。
乗務員扉が動かないように足で押さえながら車両側面を確認して、
ホームを抜けたら乗務員室に戻って乗務員扉→窓の順に閉め、
後ろを向いて出発したホームに異常がないかを確認して「後方よし」と指差喚呼します。
この次に車内放送など次の業務にかかるわけでございます。
 
札幌市営地下鉄の基本動作
到着前:窓を開ける→顔を出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→乗務員扉を開ける→
→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす
発車後:乗務員扉を開けたまま身を乗り出して出発監視→ホームを出たら乗務員扉を閉める→
→続けて窓を閉める⇔後方確認
この札幌市営地下鉄で正規となる動作、
JR北海道・京急電鉄・京成電鉄・北総鉄道・都営地下鉄新宿線と浅草線で確認できています。

JR北海道では札幌車掌所・旭川車掌所・室蘭運輸所の車掌さんで確認できています。

この乗務員扉を開けたまま身を乗り出しての出発監視。

飽くまでも自分で勝手に想像してますが、

そのうち近鉄にもこの動作で列車監視をやる車掌さんが出てくるんじゃないかと…

札幌市営地下鉄では大抵の場合、列車監視をこの動作で行っているわけでございますが、
中には京急や都営地下鉄のように乗務員扉を直接開けて身を乗り出しての停車確認ですとか、
あるいは窓から顔を出しての出発監視ですとか。
またホームを抜けた際、電車はどんどん進んでいきますから、
乗務員扉と窓を閉める前に後方確認をする人ですとか。列車監視方法に個人差がございます。
自分は平成12年(小学生の頃)から札幌市営地下鉄の車掌さんの動きを観察したところ、
とにかく札幌の地下鉄は車掌さんによる列車監視の種類が豊富でございます。
そこで今回は、札幌市営地下鉄で見たことのある動作をご案内いたします。
なお監視方法を車掌さんが自分なりにアレンジしてる部分は赤字で書いています。
 
京急電鉄・都営地下鉄の動作
到着前:乗務員扉を直接開ける→身を乗り出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす
発車後:乗務員扉を開けたまま身を乗り出して出発監視→ホームを出たら乗務員扉を閉める⇔後方確認
実を申し上げますと、今まで札幌地下鉄で見てきた中で一番好きなパターンの一つ。
京急電鉄(8両編成以下)や都営地下鉄でもよく見られる動作でございます。
札幌市営地下鉄では各線。
線外では京急電鉄と、都営地下鉄浅草線・新宿線で。

JR北海道では平成18年に臨時快速優駿浪漫号で確認できています。

また乗務員扉を開けて身を乗り出しての到着監視。

関西へ行くと、神戸市営地下鉄西神・山手線ですとか、

大阪市営地下鉄でツーマン運転をやっている路線の終着駅。

若しくは乗務員交代駅でまれにこの動作が見られます。

 
基本は京急や都営地下鉄の動作だがなぜか窓を開けておく動作
到着前:窓を開ける→続けて乗務員扉を開ける→身を乗り出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→
→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす
発車後:乗務員扉を開けたまま身を乗り出して出発監視→ホームを出たら乗務員扉と窓を閉める→
→続けて窓を閉める⇔後方確認
札幌市営地下鉄各線・JR北海道・京急線・都営浅草線・新宿線で確認できています。

JR北海道では平成15年~16年あたりに、

誰とは言いませんが普通電車に乗務している札幌車掌所の車掌さん。

平成20年あたりに室蘭運輸所の車掌さんで確認できています。

札学鉄研OB会さんも申し上げております通り、
到着前も発車後も乗務員扉を開けて身を乗り出すわけですから、
別に窓を開ける必要はないと言いたいところではございます。
乗務員扉を開けて身を乗り出す際、乗務員扉の窓は閉まっているわけでございますが、
この時背中と頭が窓ガラスに当たり、その上帽子を線路に落っことす恐れがあり、
この圧迫感が嫌だという意味合いで窓を開けておくのかみたいなことを、
札学鉄研OB会さんはブログで仰っていましたが、自分もそのように思っていました。
 
 
ホームに出るときに窓を閉める動作
到着前:窓を開ける→顔を出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→窓を閉める⇔乗務員扉を開ける→
→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす
発車後:乗務員扉を開けたまま身を乗り出して出発監視→ホームを出たら乗務員扉を閉める⇔後方確認
札幌市営地下鉄各線と京急線で確認できています。
札学鉄研OB会さんによりますと、到着前は窓から顔を出して停車確認の上、
発車後は乗務員扉を開けたまま身を乗り出して出発監視をするのですから、
通常ならばホームを抜けた後に閉める窓を停車後に閉めるわけだということです。
自分は停車寸前で窓を閉める人。
それに窓を閉めてから乗務員扉を開ける人や、乗務員扉を開けてから窓を閉める人も、
札幌市営地下鉄で確認できています。
 
京王電鉄のように停止寸前で乗務員扉を開ける動作
到着前:窓を開ける→顔を出して停車確認→停止寸前で乗務員扉を開ける→停止後乗降扉を開扉→
→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす
発車後:乗務員扉を開けたまま身を乗り出して出発監視→ホームを出たら乗務員扉を閉める→
→続けて窓を閉める⇔後方確認
札幌市営地下鉄各線と京王各線。
またJR北海道(稲穂駅など車掌さんがきっぷを回収する駅)で確認できている動作。
現在東豊線にもこの動作を取っている車掌さんがいらっしゃいます。
札学鉄研OB会さんも仰っております通り停車時の対応が京王に似ています。
JR北海道の場合、停車後に前と後ろと停止位置を確認してから乗降扉を開けるわけで、
特急列車の場合停止後から乗降扉の開扉まで時間がかかるということで、
特急列車ではこの動作を車掌さんも結構いらっしゃいます。
たしか近鉄にも停車寸前で乗務員扉を開ける車掌さんがいたような…
 
発車合図を出したらすぐに乗務員扉を閉めるJR西日本・相模鉄道の動作
到着前:窓を開ける→顔を出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→乗務員扉を開ける→
→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす→乗務員扉を閉める
発車後:窓から顔を出して出発監視→ホームを出たら窓を閉める⇔後方確認
 JR西日本・相模鉄道の正規の動作でございます。
 この運転士へ合図操作をしてから乗務員扉を閉める動作は札幌市営地下鉄各線。
またJR北海道・京急電鉄・京成電鉄・北総鉄道・京王電鉄・都営地下鉄などで確認できています。
 
 
関西の私鉄・地下鉄の動作
到着前:窓を開ける→顔を出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→窓から顔を出したまま乗降確認
発車時:窓から顔を出して乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす
発車後:窓から顔を出して出発監視→ホームを出たら窓を閉める⇔後方確認
この動作、札幌の地下鉄で確認できているとしても、
ホーム柵が設置されている駅ですとか、あるいは終着駅到着後の回送時です。
以前ホーム柵のない時代、東西線や南北線でもこの動作が確認できています。
札幌地下鉄線外では、関西の私鉄・地下鉄ではもちろんJR北海道や、
東京メトロ有楽町線で確認できています。
個人的にそのうち京急電鉄にもこの動作を取る車掌さんが出てくるんじゃないかと想像してました。
 
東京臨海高速鉄道の動作
到着前:窓を開ける→顔を出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→乗務員扉を開ける→
→ホームに出る
発車時:乗務員扉を閉める→窓から顔を出して乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす
発車後:窓から顔を出して出発監視→ホームを出たら窓を閉める⇔後方確認
札幌市営地下鉄では、最近では東豊線でホーム柵のある駅。道内でははこだてライナー。
関西地方では近鉄や阪神など関西の主な私鉄で確認できています。
実はJR東日本もこの動作に似てますが、
JR東日本の場合、乗降扉を閉扉のあとブザーを鳴らさずに車内信号のみ確認して発車するわけで、
閉扉後に乗務員扉を閉めることになってながら、車掌からの発車合図操作がないと、
車掌さんがホームに取り残されるという事態になりかねません。
そこで、JR東日本では発車メロディーを鳴らし終えたところで乗務員扉を閉めて窓から顔を出して、
乗降扉を閉扉して発車という動作を取っているわけでございます。
 
営団地下鉄・東急電鉄の動作
到着前:窓を開ける→顔を出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→乗務員扉を開ける→
→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす
発車後:乗務員扉を開けたまま身を乗り出して出発監視→
→約20mほど進んだところで乗務員扉を閉める→引き続き窓から顔を出して出発監視→
→ホームを出たら窓を閉める⇔後方確認
札幌市営地下鉄各線とJR北海道。
道外では京急電鉄・京成電鉄・北総鉄道・京王電鉄で確認できています。
またYoutubeでの拝見となりますが名古屋の地下鉄にもこの動作を取る車掌さんがいた模様です。
以前JR西日本やJR東日本。それに関東の大概の私鉄もこれだった模様でございます。
東急電鉄でホーム柵のない駅を発車するときは現在もこの動作です。
 
基本と真逆の動作
到着前:窓を開ける→続けて乗務員扉を開ける→身を乗り出して停車確認停止後乗降扉を開扉→
→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす→乗務員扉を閉める
発車後:窓から顔を出して出発監視→ホームを出たら窓を閉める⇔後方確認
札幌市営地下鉄で確認できたとしても始発駅における折り返し線からホームに入線時。
また最近ではホーム柵のある駅ぐらいです。
JR北海道ではJR北海道では、稲穂駅など車掌がきっぷを回収する駅ですとか、

あるいは特急列車などで主に見かけたことがあり、

札幌車掌所・旭川車掌所・室蘭運輸所・釧路運輸車両所の車掌さんで確認できています。

道外で確認できているのは都営地下鉄浅草線・京急電鉄・京王電鉄(Youtubeで確認)・
神戸市営地下鉄西神・山手線(伊川谷駅)ぐらいでございます。
京急電鉄の12両編成も、発車時の合図操作と乗務員扉を閉めるという順序は逆になりますが、
この動作が正規だった模様でございます。

またこの動作も京急線では品川駅より千葉ニュータウン鉄道9000形9018編成に乗車の際に、

下記のブログ記事の通り平成28年3月16日に確認できています。

3月16日 鉄道写真撮影in首都圏遠征地下鉄行路第4弾その1

 
東京メトロの動作
到着前:窓を開ける→顔を出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→乗務員扉を開ける→
→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→乗務員扉を閉める→ベルを鳴らす
発車後:窓から顔を出して出発監視→ホームを出たら窓を閉める⇔後方確認
安全性を重視するにはこの動作が一番だと思われます。
札幌市営地下鉄でホーム柵のある駅や東京メトロのほか、
JR北海道・東武鉄道・西武鉄道・京急電鉄・小田急電鉄。
また東急電鉄でホーム柵のある駅(特に東急大井町線大井町駅)ではこの動作が正規ですが、
東急東横線でホーム柵のある駅では、
合図操作をしてから乗務員扉を閉める車掌さんが比較的多いです。
平成26年から京急電鉄の8両編成以下の電車にもこの動作を取る車掌さんが増えてまいりました。
京急電鉄では各駅での改良工事でホームの長さが伸びたのと車両性能向上を理由として、
これまでよりもより安全に作業をするように、
車掌さん全員に8両編成以下でも窓から顔を出して列車監視を行うよう周知を図っているわけです。
関西の方へ行くと南海電鉄など関西の私鉄で外側にカーブしている駅で見られます。
 
名古屋市営地下鉄の動作
到着前:窓を開ける→顔を出して停車確認→停止後乗降扉を開扉→乗務員扉を開ける→
→ホームに出る
発車時:乗降扉を閉扉→ベルを鳴らす
発車後:乗務員扉を開けたまま身を乗り出して出発監視→動き出したらすぐに乗務員扉を閉める→
→窓から顔を出して列車監視→ホームを出たら窓を閉める⇔後方確認
JR北海道や、最近札幌市営地下鉄東豊線でこの動作を確認できています。
Youtubeで何度も拝見させていただいておりますが、
名古屋市営地下鉄でツーマン方式で運行している路線ではこの動作が正規の模様です。
 
まあ札幌市営地下鉄で確認できたのはそんなもんでしょう。
札幌市営地下鉄に限らずJR北海道・京急電鉄・京成電鉄・都営地下鉄などにも、
車掌さんの列車監視に個人差がある模様でございます。
札幌市営地下鉄で車掌さんによる列車監視の観察は今のうちでございます。
 
出典は札幌学院大学鉄道研究部OB会のブログ。通称:札学鉄研OB会さんの下記のブログ記事です。
文章につきましても一部参考とさせていただいております。
札幌市営地下鉄東豊線ワンマン運転・車掌さんによる確認動作についてのご案内でした。