岬へと続く道は黄色い花畑に囲まれていた。


豊後高田市の長崎鼻は
「菜の花フェスタ2024」の真っ最中。
平日にも関わらず、駐車場はほぼ満車の状態。


何とか駐車スペースを見つけ、キャンプの受付。


期待した夕陽サイトはすでに埋まっていた。


スタッフさんは灯台のある岬サイトを
お勧めしてくれたのだが、
強風でテントを痛めたくないので、
今回も無難に浜サイトにした。


先ずはレストラン「花キッチンfiore」でランチ。


眺めの良いデッキは潮風が気持ちいい。


こうして海を見下ろして佇むと先日行った
映画「52ヘルツのクジラたち」を思い出す。


佐賀関や別府で撮影が行われたらしく、
いつか時間があればロケ地を訪ねてみたい。


「菜の花明太クリームパスタ」を注文。


美味しいランチに満足し、
今回のキャンプへの期待が高まる。


沖に姫島が見えるお気に入りのサイトへ。


浜サイトにはすでに3組がテントを張っていた。
入り江の向こうの丘には菜の花畑が広がる。


今回のテントはテンマクデザインのパンダTC。


設営をさっさと済ませて、
お花畑へLet's la go(笑)


岬一体を埋め尽くす程の菜の花の段々畑。


どうやら春の先っぽにやってきたらしい。


辺りは甘い香りに包まれている。


多くの行楽客とすれ違いながら、
果てしない黄色い道を辿る。


今年の菜の花は約16haの面積に
九州最大規模の2500万本とか。
因みに去年の2200万本から更に増量らしい。


約15haだったあの三光コスモス園以上とは💧
とは言っても、未だにhaはピント来ない(笑)

 



本格的な春の幕開けを彩るのに相応しい
圧巻の風景。


さすがにミモザの木も影が薄い。


丘の頂上へ到着。


見下ろせば我がキャンプサイトが小さく見える。


黄色は人を笑顔にするらしい。


菜の花畑に月が浮かんでいた。


サイトに戻り、寝床の設え。


爆音が聞こえたので、空を見上げると
またしてもF15が飛んでいる💧


対岸に航空自衛隊防府南基地があるらしい。


夕食には「花キッチンfiore」で
「豊後鶏の炭火焼きピザ」と
「ポテトフライ」をテイクアウトしてきた。


夕食後は夕陽を眺めに岬の西岸へ。


本州に沈んで行く夕陽を見届ける。


暗くなってから、焚き火開始。


金箔入りの梅昆布茶で一服。


小腹が空いたので「三色こもち」を戴く。


さっき知った「夷谷温泉」の本日は定休日。
何もかもが計画通りとはいかない。


熾火の眠りを見届けて
21時半就寝。




























5時起床。
波音が優しい。


暗い海に浮かぶ姫島に多数の灯りが見える。
早朝の漁だろうか。


珈琲を淹れる。


あいにくの曇りに日の出は拝めなかった。
前回の日の出の素晴らしさが忘れられない。


朝食は昨日の残り物のピザとポテト。


ホットサンドメーカーでリベイクする。


食欲を楚々る香りが辺りに漂う。


コールスローサラダとコーンスープも添える。


ポテトにはここで買った「ひまわりSalt」


サラダには菜の花の「フラワードレッシング」


昨夜より、贅沢な朝食になってしまった(笑)


たまには野営地のレストラン任せも悪くない。


片付けをしてると、雲間から太陽が出てきた。


観光客が海岸にぼちぼち増えてきた頃には
無事脱出できた。


受付でスタッフさんにご挨拶して失礼したら、
昨日から来たかった「花の岬茶屋」へ。


「菜の花ソフト」を注文。


菜の花畑の真ん中の展望台に登る。


ソフトには菜の花オイルと菜の花の種が
トッピングしてある。


どこまでも広がる黄色い景色に囲まれて、
出来るだけゆっくり春を味わうカムイである。