「いつの間にか、小さくなっていたなあ、俺」
昨日、ロックシンガー・中村あゆみさんのコンサートにうかがったのですが、
そこで抱いた感想です。
昨日は、故郷の栃木県S市で仕事がありました。
この日の夜は、市の市民ホールで、中村あゆみさんのコンサートが開催されるとのこと。
企画したのは市役所の知人。
これも何かのご縁と思い、参加をさせていただきました。
1985年、中村あゆみさんが歌った「翼の折れたエンジェル」が大ヒット。
僕もカセットテープにこの曲をダビングし、テープが擦り切れるほど聴きました。
当時の僕は10代後半。
「自分の中にあるエネルギーを、中村あゆみさんのように、何かの形で表現したい」
そんな思いを抱きながら、
いろんなことにチャレンジしていた時期でもありました。
無茶もずいぶんしました。
そして、失敗から学ぶこともたくさんありました。
曲を聴いているうち、
当日の自分を思いだし、
あの時の自分と、現在の自分を、つい比較してしまいます。
そして感じたのが、
「小さくなっているなあ」
でした。
守りたいモノがある。
壊したくないコトがある。
好かれたいヒトがいる。
数多くの成功と失敗を体験し、
そんなシガラミのようなものが、
自分を縛り付けていました。
そして自分を、
知らず知らずのうちに
小さくしていました。
やばいなあ。
それが素直な感想でした。
背伸びをせず、
かっこうをつけず、
等身大の素の自分に戻ってみようと思います。
かっこ悪く、
泥臭く、
ありのままの自分を表現してみたいと思います。
そんな気づきをいただいた、
中村あゆみさんのコンサートでした。