3月上旬から、なんだかトイレが近くなったのは気づいていましたが、だからといって何かの病気にかかっているなんて米粒ほども考えていませんでした。

ところが、だんだんと夜中にも尿意で目が覚めるようになってきて、さすがに「あれ?」と思うようになりました。

そして、夜中にトイレに行く回数がどんどん増え、さらに喉の渇きも感じるようになりました。

夜中、1時間に1回ぐらいの頻度でトイレに行き、その度に水分をがぶ飲み。夜間だけで3Lは飲んでいました。

こんな状態ですから、睡眠もほとんどとれず、仕事に行くのが本当に辛かったです。

そして、こんな夜が3日続き、例のごとく目が覚めた時に、ふと、どとこかで聞いた「糖尿病は喉が渇く」ということを思い出しました。

「まさか。だって前回の健康診断では何でもなかったのに。あれから半年しか経ってないし…。」と思いながらも、頭のどこかでは糖尿病であることを半ば確信していました。

翌朝、職場に遅刻の連絡を入れ、朝一番に近くの診療所にかかりました。

検査の結果、やはり医師から「糖尿病です。」と言われました。空腹時血糖が268、A1cは8.6でした。

その日は薬も何も出ず、「糖尿病食品交換表」を貰って、「これに従って1日1400kcalの食事をとってください。」と言われて終わりでした。