こんばんは!
青葉薬局の藤田です。
寒くなりましたね。
最期のニチニチソウです。
植木鉢は、パンジーに植え替えました。
さて、
ご質問を頂きました。
冷え性なので、養命酒を飲んでいたけど婦宝当帰膠の方が良いのでしょうか?
という質問です。
養命酒に入っているものは
桂皮 270mg 助陽薬
インヨウカク 114mg 助陽薬
烏樟 (クロモジ) 594mg
防風 96mg 辛温解表薬
人参 60mg 補気薬
地黄 60mg 補血薬
芍薬 60mg 補血薬
肉蓯蓉 48mg 助陽薬
益母草 48mg 理血薬
鬱金 36mg 理血薬
丁子 24mg 散寒薬
紅花 12mg 理血薬
杜仲 18mg 助陽薬
反鼻 12mg 多分、助陽薬
烏樟だけ、漢方生薬の本に載ってなかった。
一番多く使われてるのだけどね。
烏樟は、クロモジで、高級楊枝の材料になる木ですね。
多分、桂枝とかに効能は似てると思います。
この中身をみると、助陽薬がすごく多いです。
冷え性は、なんで冷えてるか?
の原因を考えるのが大事です。
特に生理がある女性の冷え性は、必ずと言っていいほど、血の問題が関わってます。
赤血球に乗ってヘモグロビンが各組織に運ばれます。
ヘモグロビンは、酸素を運んでます。
酸素は、エネルギー発生装置である、
ミトコンドリアで、めっちゃ使われます。
生理がある女性の場合、このヘモグロビンに乗ってる酸素量が少なくて冷え性が発生しやすいと考えられるんです。
もちろん、それだけでは、ありません。
寒くなれば血管が収縮して
血液が身体の先端まで届きにくくなります。
血液の量があれば
先端まで、届くと、思うのですが、
だいたいの女子は、不足状態です。
これは、血液検査で、貧血が無いから、
私は血が足りてるし、大丈夫!だと思わないでくださいね。
血液が濃縮してる場合もあるので、油断大敵。
赤血球自体も、
大きすぎても小さすぎても、赤血球の役割を果たせなくなるので、
単純に血液検査が大丈夫だから、
血は、足りてる〜わけでは、無いですよ。
生理がある女子は、血液の問題が冷え性ととても関係してますが、
これが更年期以降になると、
まず、生理が無くなって、血を使う必要が無くなるので、
辛い冷え性が治ったりします。
だけど、さらに歳を重ねると、また、身体全体が冷えてきます。
これは、細胞のミトコンドリア量が減ってるせいでもあるし、
血流が悪いせいでもあります。
養命酒の場合、火を燃やすような処方なんですよね。
身体の中からポッポと、温まるような、、、
良いような気もするかもしれないですが、
根本的な問題が解決されないのですよ。
ちょっとは、地黄とか、白芍とか、血を補うものが入ってますが、
60mgづつ😅💦2つ合わせても120mg
1gの10分の1くらい、、
少なすぎますね。
他の助陽薬のおかげでなんか温まる気がしますが、
根本が治せません。
生理がある女子の場合、婦宝当帰膠の方が根本的な対策になるし、
他の面でも、良い影響があると、思います。
ただ、養命酒みたいに飲んですぐか〜っと温まる感じは、無いかもしれないです。
でも、続けて行くうちに、根本的に良くなって行くと思います。
冷え性は辛いですが、婦宝当帰膠で温かくお過ごしくださいね。
では、また〜╰(*´︶`*)♡
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