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鋼の錬金術師ファンの雑文ブログ



  リンとランファンに愛が偏っています

「還洸海」のNeonさんの「リンぼっちゃま」に悶絶しました。かもとです。
うおおおおおお、ぼっちゃま!!!
以前からランファンねえや設定を考えていましたが、この呼び方をなぜ
考え付かなかったんだあああ!!!!
この呼び方だとリンの「早く大人になりたい」願望が更に切実になって
萌え倍増になるじゃないですか。
ランファンの献身ぶりもなんかすごくまめまめしいものが想像されて
すごく女らしく感じます。これはいぃぃぃいいいい!!!


他の方のランファン見てると、かもとの想像するランファンはどうも
女らしさが欠けている気がします。
同じくNeonさんの「エドinシン国」の言葉遣いの話で、
「エドはシン語ではものっそい丁寧語で、でも内容はいつもの憎まれ口」
という素晴らしい萌えシチュが語られたので便乗した内容ってのが。


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エドに宮中の言葉やしきたり所作を教えるランファン。

エドの生意気な態度にブチ切れて「ふぁっくゆー」や「まざーふぁっかー」や
「あすほーる」や「さなばびっち」に相当するシン語を思わず叫んでしまうけど、
(ランファンは若に対する時とは180度違って実はサウスブロンクスの不良並み
にシン語のダーティーワードの語彙が豊富だと面白いです。)
こんな言葉をこいつに覚えられたら大変とばかりに慌てて取り繕うんです。
んでも、頭のいいエドはこういう言葉だけは嗅覚で感知してしっかり覚えて
「おメーに教わったって言ってやろうか?」とかニヤついてランファン脅迫
しちゃったりするんですよ。
ランファンは意趣返しで「どチビ」に相当するシン語を「大切な客人」という
意味だとダマして教えてやったりするといい。
呆れたリンが「お前たち、お互いの首を絞める結果になるだけだぞ。」と
二人を諭してやっとまともな会話教室になるんです。


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これですからね。

優しいNeonさんは「漢前なランファン」と言ってくださいましたが、これって
ガラが悪いだけだろうって(苦笑)。
考えるひとのの品性が出るもんですね、創作想像作業ってのは。



さて、そんなこんなで幼少リンとランファンの妄想が再燃してしまいました。
以下はもうだらだらと幼少設定語るだけです。
申し訳ないですが読む人のこと考えてません!ssにする時は考えて書きます
けど、今はこのイキオイのまま語らせてください。
読まなくていいですから!!



リンはねえ、ヤオ族代表で皇帝に嫁いだ母后の産んだ次男なんですよ。
長男皇子は母似でキレイな顔した賢げな子で、周囲の期待も大きいんです。
んで、皇帝の寵愛があつい母后は次の子どもも産んだんだけど、
この子にはうなじに五色(白、赤、金、灰、茶)のたてがみのような髪の毛
がひと筋生えていたんです。
これはヤオ族の祖霊、龍犬・槃瓠の生まれ変わりの印として言い伝えられて
いるもので、次男にこのしるしを見つけた母は複雑ですよ。
迷信として片付けるか、それとも信じてそれなりに遇するべきか。
だいたいこれが次男に顕れたということは長男はどうなるんだ、とか困って
とりあえず都で育てずヤオ族の村に預けることにしたんです。
ヤオ族首長の祖父のもと、小さなコミュニティのなかで育ったリンは
やんちゃながらも自分を育んでくれる同胞の大切さを知る子に育つんです。
んで、山林をかけまわって遊び暮らしていたリンも6歳くらいになって
そろそろまともな教育受けさせないと、ってんでお祖父様は都に打診。
長男皇子と一緒に勉強させることになって、ここで都とヤオの村とを繋ぐ
役割をもったフーがリンを連れて都に向かうわけです。
フーさんはヤオ族首長であるリン祖父とずっと昔から盟友というか義兄弟的
な繋がりがあって、リン祖父の娘が皇帝に嫁ぐ時に都への警護役として
一族挙げて務めることになったの。
その後も后や都での情勢を村に伝える役割を務めて、皇子が生まれてからは
皇子の警護も務めているんです。
ランファンは大好きな爺様が連れてくる小さい皇子さまはどんな人だろうと
ドキドキしながら待ち構えていたら、粗野な口をきく小生意気なガキで
「兄宮さまと全然ちがう・・・!」ってびっくりするんです。
物見遊山的な気分で都まで来たリンは、当然のごとく宮中には馴染めず
そのうえ母上はどうもよそよそしい。立場上そうなるのも当然のうえ、
槃瓠のしるしのこともあって母后も接し方に迷っているのです。
「目つきが悪いから笑顔を絶やさないようにする」はきっと母が最初に
そう言い聞かせたんじゃないかと思います。
惜しみない愛情とはいえない接し方ですが、これは宮中のサバイバルゲーム
に必要なスキルで、リンのことを思った言葉でしょう。
でも、やっぱり幼いリンは物足りない。
村の祖父さま祖母さまのように可愛がってくれる人はいないし、お行儀は
うるさく言われるし、勉強はつまらなくはないけど面倒だし、兄と比べられ
てバカにされるしで、村に帰りたくなる。
のそのそちょこまか歩いて甲高い声で叫ぶだけの宦官をまいて逃げ出す
ことは山猿リンには朝飯前。
でも村と違って山や川といった目印がない都の雑踏ではリンはすぐに迷子
になってしまうんです。
んでも、そこそこ良い身なりをして愛嬌のあるリンは市場のおばさんとか
によくしてもらって、
「お迎えの人が来るまでうちの店先で待ってるといいよ。」
とか言って売り物の包子食べさせてもらったりするんです。
(この経験が後をひき「可愛い迷子」が成長の末に「あやしい行き倒れ」
になってしまっている現在まで続いてると見た。)
そこに息せき切ってかけつけるのがランファン。
実はリンは彼女の身体能力には感服しているので(自分の素早さについて
これるのは彼女だけなので)「何だよ。」とか言いつつ少し嬉しいの。
「俺は村に帰るんだ。」とつっぱるリン。
「何度も申し上げましたようにリン様は学問を修めるために都に参られた
のですから、それを投げ出して帰られたら首長様は失望なさいますよ。」
「でも」
「それにこうしてお仕えさせていただいてるのに突然リン様がいなくなった
りしたら、ランファンは悲しいです。」
え、それってなにどうして俺がいないとかなしいの、とあわあわしてると
そこにフーもやってきて
「リン様はこれしきの事で逃げ出すようなことはなさいませんでしょう。
私は都への旅の際にあなた様が強い心を持っていることを知っています。」
とか言っていさめて帰郷はあきらめるんです。
戻ったところに他の部族の皇子たちが「山猿が戻ってきたぜ」とからかう
とランファンが血相変えて
「リン様の悪口を言うな!!」と怒るんです。
もちろんそんな口をきいたら処罰されるのは当然なんだけど、その場は
ランファンを叱ってなんとかおさめたフーは、あとからランファンを
「その意気だ。お前もリン様を守ってやってくれよ。」とほめてやる
んです。
そんな二人の態度にリンは心を許すようになって、油断ならない宮中
での安らぎとするようになった、と。




・・・こんだけ考えてもまだリン6歳。
まだまだ妄想は続き、長男皇子が暗殺されるというターニングポイント
はランファン11歳リン10歳と決めてるんだけど、とても書ききれる
もんじゃありません。(それより読まされるほうが困るって。)
いずれssで書くつもりですが、とりあえず噴出する妄想のままに
突っ走って書き並べました。
こうしてネタ出ししておくと、書かなくてはという意識が続いて仕上
げることができやすいということがわかってきたので。
おつきあいくださった方、ありがとうございました~!!