オススメ本 1176冊目 蛇影の館 | カモシダせぶんの、日々の文

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松竹芸能のピン芸人、カモシダせぶんです。本屋と図書館が好き。そんな僕の、ブログです。僕を、知ってる人がいたら嬉しい。好きな小説家は詠坂雄二。好きな歌手は後藤まりこ。好きなダンは、モロボシダン。

現役書店員芸人カモシダせぶん(デンドロビーム)の


木曜に、一冊、本の話を


今回は、松城明の


蛇影の館




お話は……


凄い複雑なんですよね、これ、書くの大変だ……なので裏の帯の説明文を




という感じの特殊設定ホラーです。


5匹の蛇には生死に関するルールがある。そんな蛇たちの集いに、呼び寄せられた人間たち。


そこで起きる事件


さらに数十年前にもここには事件があり


事件は解けずに進行していき、そして更なる事件が……


人間に擬態できる蛇たち


誰が人間、誰が蛇なのか


もう色んな謎が正に蛇のように絡み合う長編ミステリです。


密室殺人もあり、ハイパー激ムズでした。オチを推理するのはとても無理。


ここまで頭の範囲を500%ぐらいオーバーするミステリ小説、久しぶりでした。


嬉しかったな……たまにはこういう難しい小説を読むことで自分の読書力やミステリ読解力がわかるし


この小説もそうですけど大抵こういう小説は、わかる部分が少しでもあればその部分が凄く面白いわけです。そういう読書もいいですよ、頭ジンジンして。


とにかくこの小説、ひぐらしのなく頃にレベル。正答率1%以下のむずさです。


ぜひ挑戦してください。


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