能動的に行動できるきっかけを作るには? | かもめ大学 公式ブログ

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熊本在住。1981年生まれ。小中学生の先生。また、かもめ大学という名前でフィンランド・スタディツアーを主催しています。キーワードは、教育/フィンランド/魔法の質問/読書/PentaxK-50/Perfume/欅坂46

「終わった時に、

 どうなっていたら最高?」

と、問いかけるようにしています。

 

 

 

かつては、意欲換気のために

授業前に熱く熱く語っていたんです。

 

「先生も一生懸命授業するから

 いっしょにがんばろう!

 集中して、授業聞いてね!!!」

 

例えば、そのようなセリフで。

 

 

でも、あるとき

違和感を感じるようになったんです。

 

それって、生徒にとっては

受動的なんじゃないかなって。

 

 

先生と生徒の間に

厚い信頼関係があったり

 

生徒にとって

その先生が好きな先生だったら

 

「わたしもがんばる!!!」

 

って、なるかもしれないんですけどね。

 

 

そんなわけで、あるときから

 

「今日の授業が終わった時に、

 どうなっていたら最高?」

 

って、問いかけるようにしたんです。

  

 

個別指導のときは、

直接答えを教えてもらったり

 

集団授業のときは、

自分のノートに答えを書いてもらったり

隣の席の人同士で

答えを伝え合ってもらったり。 

 

 

問いかけてみると、ある生徒は

 

「今日は、全問正解!!!」

 

って、答えていたんです。

 

 

その答えを聞いて、

このやりとりは、とてもいいな!

と思ったんですよ。

 

「集中して、授業聞いてね!!!」

先生が言わなくても

 

「今日は、全問正解!!!」

自分で思っている生徒は

授業、聞きますよね!笑

 

 

おしつけがましくなく

なんてさわやかな関係性だろう!

と、思ったんです。

 

 

実際、その生徒は

先生に目を合わせてくるように

授業を聞いていました。

 

さらに、授業後

 

「先生!

 今日、全問正解できたんだよ!!!」

 

って、うれしそうに

自分から報告してくれたんですよ。

 

ここでまた、ひとつ

コミュニケーションの機会が

生まれたりもしたわけです。

 

 

こんな風に

 

「終わった時に、

 どうなっていたら最高?」

 

という質問は、

能動的に行動できるきっかけを

作れるんです。

 

 

よかったら、

問いかけてみてくださいね。

 

 

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