空っぽの心がちゃんと埋まった気がした。



こどもの頃から大人になるまで誰かにもっと愛されたかった。



親に愛されていたと思うけど、それは私の欲しいものじゃなくて。



友達も親友もいるけど、それじゃ愛されてるとか幸せとか抱きしめて欲しいとか一緒に寝たいは叶わなくて。



過去に恋人もいて、一瞬心が満たされることはあっても不安定で寂しかったり不安な気持ちはどこか消えなかった。





きっかけはなんてことないことで。


いつもの通りテレビ電話をしておやすみのLINEを送っただけ。




私の体調が悪い時には心配する文面を、そうでない時には私を大切に思ってくれている文面を恋人は送ってくれる。




ある日ふとそのLINEを見た時に胸がぎゅっとなっていっぱいになった。




心が埋まって満たされた気持ちになった。



それに気づいた時になぜだか涙が出た。




これが私が求めてた愛されるってことなのか、とさらに気づくともう止まらなかった。




素直に欲しいが言えなくて、でも欲しくて、わかって欲しくて、気づいて欲しくて、欲しいがいっぱいの心に恋人は寄り添ってくれてたんだなと思うとこの人を大事にしなきゃいけないと思った。



全部が好きなわけじゃないし、嫌なこともあるけれどこの気持ちは忘れないでいたいと思った。




もうすぐで付き合って一年です。




遠距離で会えなくてつらいし、一緒に寝たい夜にも1人だしこんなのがいつまで続くのかもわからなくて不安だけどがんばりたい。






私もあなたのことが大好きで愛おしいです。




出来れば一生をそばで過ごしたいな。



かも