先日、久世峻舵さんの初舞台「ぬばたまの淵」を観劇してきました。
実は、久世さんは櫟に通ってくださっている大切なお客様。
その方が舞台に立たれる姿を拝見できることは、私にとっても特別な時間でした。
まず印象的だったのは“声”。
とても響きが美しく、耳に心地よく残る声で、言葉ひとつひとつが丁寧に届いてきました。
そして一つの舞台の中で、さまざまな役を演じ分けていたこと。
同じ方とは思えないほど空気が変わり、その切り替えの自然さに引き込まれました。
初舞台とは思えない落ち着きと存在感。本当に驚きました。
客席では静かに涙を拭う方も多く、終演後には号泣している方の姿も。
派手さではなく、心の奥にそっと触れるような舞台だったからこそ、あれほど涙があふれたのだと思います。
普段サロンでお話ししている穏やかな姿と、舞台上での表現者としての姿。
その両方を知っているからこそ、胸に込み上げるものがありました。
美容の仕事もまた、目立つことよりも“丁寧さ”の積み重ね。
声や所作のように、細部が人の印象をつくるのだと改めて感じた時間でした。
初舞台、本当におめでとうございます。
これからのご活躍を心より楽しみにしています。

