残暑お見舞い申し上げます。

まだやっていたのかい・・・。その名も・・・・

天地人花火!!。



花火ファンだったら知ってると思いますが、「日本一の大花火」で知られる、「長岡まつり」は、毎年8月1・2・3日に行われ、指摘「天地人花火」ってのは、その年にもよりますが、直江山城守兼続公と全く関係のない新潟県長岡市中心部で、2日か3日のどちらかの日に、信濃川河川敷で打ち上げられます。

それも、スポンサー共同で打ち上げるのですが、大河ドラマ「天地人」放送終了から8年が経ち、かなり久しいのですが、そのゆかりの地「与板城」のある長岡市与板町内なんてすっかり蚊帳の外で、与板とは全く関係ない物好きが金出して打ち上げてる状態ですねぇ!!。

そもそも「長岡まつり」はなぜ8月1・2・3日に開催されるのか?。昭和20年8月1日午後10時30分、長岡上空より無数の焼夷弾が投下され、1000人以上の方たちがお亡くなりになられました。その長岡空襲で亡くなられた方々の御霊を慰めるため、戦後に「戦災復興祈念祭」として始まったのが、今日の「長岡まつり」です。
1日は「燈籠流し」等の「平和祈念式典」等が行われ、2・3日には、「正三尺玉」をはじめとした「日本一の大花火」大会が行われます。

この「天地人花火」ですが、最初聞いた時、「天」「地」「人」や「愛」の文字でも浮かび上がったり、「兜」の形や、与板の「直江山城守兼続公像」の肖像でも夜空に現れるのかと思いきや、大河天地人のBGMを流しながら、ただパンパンパンパン・・・・っと打ち上げるばかりで、やかましくて落ち着かない花火です!!。
これだったら、普通の単発花火の方がまだいいですわぁ(><)!!。

しかし、近年の「長岡まつり」は、「天地人花火」「フェニックス花火」とか、趣旨(戦災慰霊)から完全に脱線し、便乗しての客寄せ花火っていうようになりましたねぇ。残念です!!。