スパイナル・タップ(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

スパイナル・タップ(ネタバレ)

スパイナル・タップ



原題:This Is Spinal Tap
1984/アメリカ 上映時間83分
監督・脚本:ロブ・ライナー
製作:カレン・マーフィ
脚本:クリストファー・ゲスト、マイケル・マッキーン、ハリー・シェアラー
出演:クリストファー・ゲスト、マイケル・マッキーン、ハリー・シェアラー、ロブ・ライナー、ジューン・チャドウィック、トニー・ヘンドラ、ブルーノ・カービイ
パンフレット:★★★☆(600円/トリビアが詰まってて好き。ストーンヘンジの元ネタとか、勉強になりました)
(あらすじ)
60年代にビートルズ風の楽曲でデビューしたスパイナル・タップは、度重なるメンバー交代や音楽性の変化を経て、80年代にはヘビーメタルバンドとして活動を続けていた。そんな彼らが全米ツアーを行うことになるが、次々とトラブルに見舞われ、ついにはバンド崩壊の危機にまで追い込まれてしまう。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




95点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※本作に関しては、こちらの記事を読むと良いんじゃないかしらん。


もともとタイトルは知っていたし、いつかDVDをレンタルする予定だったんですけど、「予定は未定、よくある話よね」というのは広瀬香美さんのありがたいお言葉。そんなことはすっかり忘れて適当に日々を生きていたら、新宿武蔵野館で何かの映画を観た時に劇場公開されることを知りまして。さらに、6月18日に放送された「アフター6ジャンクション」の「カルチャー最新レポート」のコーナーで、音楽ライターの山﨑智之さんが本作を紹介されてましてね。ボンヤリと“観なくてはならない気分”が強まったので、6月下旬の水曜日=映画ファンサービスデー新宿武蔵野館「ファントム・スレッド」とハシゴ鑑賞してきました。超面白かったYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!


ギターやら「11まで目盛りの付いたアンプ」やらが展示されてました。スゴいね!


スクリーン1、満席でしたよ。



本作は「スパイナル・タップ」という架空のバンドの活動を追ったモキュメンタリーなんですけど(インタビュアー役はロブ・ライナー監督自身!)、スゲー良く出来ていて。僕的にはロブ・ライナー監督作で最も好きな作品になったほど。恥ずかしながら、ロックには全然詳しくないんですが(汗)、僕らが考えるような「バンドあるある」が満載な上にバカっぽくアレンジされていて(「メンバーの恋人が口出ししてきて面倒くさい」とか)、全編笑いっぱなしだったというか。非常に思い出したのが、かなり前に観た“実在するバンド「アンヴィル」のドキュメンタリー”「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」で、「東京からライブのオファーが来る→再結成してハッピーエンド」というオチは「一緒じゃねぇか!Σ(゚д゚;)」と。2009年の「アンヴィル!」公開時に宇多丸師匠町山智浩さんなど多くの方が本作を引き合いに出していた理由が、約10年経ってやっと理解できましたよ。


このシーン、伝説になるのも頷けました。



もうね、最近観た映画では3本の指に入るほど笑いました(他の2本は「のみとり侍」の“前半”と「カメラを止めるな!」)。「伝説のロック・モキュメンタリー」と評価されているのがよ〜くわかったし、本作を意識したシーンがいくつもあるという「アンヴィル!」をあらためて観直したくもなったりした次第。マジでオススメだし、大きいスクリーン&良い音響で観た方が絶対面白いので、そりゃあDVDでも観られますケド、興味がある方はぜひ劇場へ!m9`Д´) ビシッ




何度も再販されているDVDを貼っておきますね。



映画を観ると確実にほしくなるサントラ。



非常に連想したドキュメンタリー。当ブログで初めて感想をアップした映画だったり… (´∀`;) ヨマナイデネ