パシフィック・リム アップライジング(4DX・吹替版、2D・字幕版)(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて
2018年06月11日

パシフィック・リム アップライジング(4DX・吹替版、2D・字幕版)(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2018)
パシフィック・リム アップライジング(4DX・吹替版、2D・字幕版)



原題:Pacific Rim: Uprising
2018/アメリカ 上映時間111分
監督・脚本:スティーブン・S・デナイト
製作:トーマス・タル、メアリー・ペアレント、ジョン・ジャシュニ、ケイル・ボイター、ギレルモ・デル・トロ、フェミ・オグンス、ジョン・ボイエガ
製作総指揮:エリック・マクレオド
キャラクター創造:トラビス・ビーチャム
脚本:エミリー・カーマイケル、T・S・ノーリン、キラ・スナイダー
撮影:ダン・ミンデル
美術:ステファン・デシャント
衣装:リズ・ウルフ
編集:ザック・ステーンバーグ、ディラン・ハイスミス、ジョシュ・シェファー
音楽:ローン・バルフェ
出演:ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、カイリー・スパイニー、菊地凛子、チャーリー・デイ、ジン・ティエン、バーン・ゴーマン、マックス・チャン、アドリア・アルホナ、新田真剣佑、イバンナ・サクノ、ウェスリー・ウォン、シャーリー・ロドリゲス、リーバイ・ミーデン、カラン・ブラル、リリー・ジー、ラハート・アダムス
吹替版:中村悠一、小野大輔、早見沙織、林原めぐみ、古谷徹、三ツ矢雄二、魏涼子、坂本真綾、子安武人、花江夏樹、森なな子、畠中祐、春名風花、石川界人、逢田梨香子、土屋神葉
パンフレット:★★★(720円/オーソドックスな作り。企画記事がほしいなぁ)
(あらすじ)
西暦2035年の地球。 太平洋の海底の裂け目から異世界より襲来した異種族「プリカーサー」の操る怪獣と人類の人型巨大兵器「イェーガー」との激戦が終結して10年が経過した。 世界は平穏を取り戻したが、怪獣の再来への不安を残すPPDC(環太平洋防衛軍)は新世代のイェーガーを開発し、若いパイロットたちを訓練していた。
10年前の怪獣との最後の戦いで戦死した、人類の英雄と称えられるスタッカー・ペントコスト司令官の息子ジェイク・ペントコストは優秀なパイロットだったがある理由で軍を除隊し、違法転売行為に手を染めていた。 そんなある日、戦地から集めたパーツで小型の一人乗りイェーガー、スクラッパーを自作していた孤児の少女アマーラ・ナマーニと出会ったことから、ジェイクの運命は変わる。 右余曲折を経て逮捕されたジェイクは、10年前の最後の戦いで英雄的な活躍をした元イェーガーパイロットで現在はPPDCの事務総長である義姉の森マコより無罪放免と引き換えにパイロット訓練生の教官として指導を命じられ、同じく逮捕されたアマーラもその非凡な才能を見定められ訓練生となる。 軍在籍時に同期だったネイト・ランバートとコンビを組んだジェイクは訓練生の教育を行いつつ、第六世代イェーガー、ジプシー・アベンジャーのパイロットの任務に就く。
時を同じくして中国企業、シャオ産業は社長であるリーウェン・シャオの主導の下、元PPDCの研究員であったニュートン・ガイズラー博士の協力で新型の無人巨大兵器、ドローン・イェーガーの開発を急ピッチで進めていた。PPDCはシャオ産業のドローンを採用するかどうかの会議をオーストラリア、シドニーで開こうとするが、その会議場に突如、所属不明の漆黒のイェーガー、オブシディアン・フューリーが会場を襲撃する。 警備に出動していたジェイク、ネイトの駆るジプシー・アベンジャーが迎撃し、フューリーは撤退するが戦闘に巻き込まれたマコが死亡してしまう。 死の間際にマコが残したデータをPPDC所属のハーマン・ゴットリーブ博士の解析により、シベリアにある既に廃棄されたイェーガーの燃料工場になにかの手掛かりがあるということがわかり、ジェイクとネイトはジプシーで向かうとそこで再度フューリーと交戦することになる。 戦いの末、フューリーのリアクターを破壊して勝利を収める二人だったが、フューリーのコクピットブロックは怪獣の細胞で埋め尽くされており、オブシディアン・フューリーは怪獣の細胞と機械が組み合わさった機体だったことが判明する。 正体不明の敵の出現にPPDCはシャオ産業のドローン・イェーガーを採用することを決め、リーウェン社長はドローンの数十機の48時間以内の配備をニュートンに指示する。
そんな中、PPDCの基地に運び込まれたフューリーの残骸に興味を持ったアマーラは訓練生の仲間と共に無断で残骸を調べるがその際に訓練生の一人が負傷したためにアマーラは独断行動をチュアン司令官に咎められ、追放処分が下る。 ジェイクと面会したアマーラはフューリーに使われていた機械部品がシャオ産業製であるということを伝え、それを聞いたジェイクらはハーマンにシャオ産業に出向き、ニュートンに会ってドローンについての情報入手を依頼する。 完成したシャオ産業のドローンは各拠点に輸送されるが暴走し各所で破壊活動を始める。 ジェイクたちの基地に輸送された2機のドローンも攻撃を開始し、チュアン司令が戦死。基地のイェーガーもまともに応戦する暇すら与えられず、次々に大破させられる。
一方、シャオ産業にてハーマンは10年前に怪獣の脳とリンクしたことが原因でニュートンがプリカーサーの手下になっていたという衝撃の事実を知る。ニュートンはシャオ産業の開発ラインが殆ど自動化しているのをいいことに怪獣の細胞を培養するなどして組み込み、リーウェンらの知らない間に独自にプリカーサーの地球侵略計画を続けていたのだった。 ドローン群はエネルギー波を放って地球各地に裂け目を作り、大量の怪獣を地球に運び込もうとするが、ニュートンの凶行を知ったリーウェンの協力によってドローンはすべて活動を停止。裂け目を閉じることに成功するも、3体の怪獣の地球への侵入を許してしまう。
シュライクソーン、ハクジャ、ライジンと名付けられた3体の怪獣は日本の富士山を目指していた。 ハーマンの調べで怪獣の血液には特定のレアメタルに対して爆発的な反応を示す特徴を持っており、プリカーサーは怪獣の血液を富士山の火山帯に流し込むことで環太平洋地域の火山帯を爆発させ、地球人類を壊滅に追いやろうとしていることがわかる。 先の襲撃で正規パイロットがジェイクとネイトを除き全滅してしまったPPDC基地では追放を取り消されたアマーラたちの尽力でジプシー・アベンジャー、ブレーサー・フェニックス、セイバー・アテナ、ガーディアン・ブラーボの4体のイェーガーが戦闘可能にまで復旧。ジェイク、ネイトの操縦するジプシーとアマーラを含む訓練生が操縦する3体のイェーガーはハーマンの開発したロケットブースターを装着し、日本に向けて飛び立つ。
メガ東京に来襲した3体の怪獣の前に4体のイェーガーは着陸を果たし、戦闘を始める。 当初は互角の戦いを展開する両陣営だったが、シャオ産業の日本工場よりニュートンがあらかじめ用意していた無数の小型怪獣が出現し、3体の怪獣にとりついて合体させる。 凄まじい戦闘力を持つ合体怪獣の前にまず一番槍を務めたガーディアン・ブラーボが撃破され、セイバー・アテナ、ブレイザー・フェニックスも破壊されてしまい、ジプシーも攻撃を受け、パイロットのネイトが重傷を負って戦闘不能に陥る。 機体より脱出を果たしていたアマーラはネイトの代わりにジプシーに乗り込み、リーウェン社長の遠隔操作によって作動させたスクラッパーの協力で残ったロケットブースターを用いて成層圏までジプシーを上昇させ、ジプシー自体を巨大な質量弾にする最後の攻撃をジェイクと共に敢行。 富士山火口に到達していた合体怪獣を見事に撃破し、人類を救うのだった。
(以上、wikipediaより)

予告編はこんな感じ↓




75点


※今回の記事は、本作が好きな人は確実に不快になると思うので、読まない方が良いです。
※本作の感想に関しては、結騎了さんのブログが素晴らしいので、そっちを読んで!m9`Д´) ビシッ


僕的に前作の「パシフィック・リム」は100点の映画であり、そりゃあ続編も観に行くことは決定事項ということで、前売り券を購入したところ! なんとオムニ7で「映画『パシフィック・リム:アップライジング』ROBOT魂<SIDE JAEGER>ジプシー・アベンジャー ブループリントクリア VER.付きムビチケカード(セブンネット限定絵柄:ジプシー・アベンジャー+セイバー・アテナVER.)前売券2種セット」なんて商品があったので、「どうせ3回は観に行くだろうな (´∀`)」と思って衝動買いしちゃいましてね…(遠い目)。さらに3月、長野にて当ブログ初のオフ会を実施した時に岩谷さんからプレゼントされて、前売り券は合計4枚になったんですが、しかし。封切りされた4月中旬の週、「最初は4DXの吹替番で観たい→前売り券が使えない!Σ(゚д゚;) ナンデスト!」ということで、ユナイテッド・シネマとしまえんにて、普通に代金を払って1回目を鑑賞。その後、2D・字幕版を5月中旬にTOHOシネマズ新宿にて2回、5月下旬にユナイテッド・シネマ豊洲にて2回、観てきました。「惜しい… (´・ω・`) ウーン」と思ったり。


さて、ダラダラと画像を貼ると、最初に販売された前売り券と特典はこんな感じ。


お金がかかる特典付きで販売されたのが、こんな感じだったり。


UCとしまえんには監督&ジョン・ボイエガ&スコット・イーストウッドのサイン入りポスターがありまして。


こんな入場者特典をもらったりしましたよ。


4DX、満席でした。


2回目を観たのは、その半月後、TOHOシネマズ新宿の12番スクリーン。


3回目も同じく12番スクリーン。両日とも5分の1ぐらいは埋まってたような。


4回目は、5月下旬、UC豊洲の6番スクリーン。観客は8人ぐらい。


都内最終上映日は広めの1番スクリーン。観客も20人ぐらいはいた記憶。


最後に、僕の心境を代弁するビスケット・オリバの画像を貼っておきますね。
惜しい......


本作のあらすじに関してはネタバレ全開のwikipediaを読んでいただくとして(手抜き)。公開直後、少しだけTwitterをザッと眺めてみたら、僕がフォローしている方々の評価は概ね不評でしてね。どうなんだろうと自分の目で確かめてみれば、最初は「そんなに悪くないじゃん (・∀・)」って感想だったんですけれども。「そんなに悪くない」気分で2回目を観てみれば「いや、これはダメだろ ( ゚д゚)、ペッ」という気持ちになり、「これはダメ」という心づもりで3回目に足を運べば「意外と悪くない ( ´_ゝ`)」という着地…って、面倒くさいですな。で、5回観て思うのは、本当に「惜しい…」のひと言。これ、前作をガチガチに好きだった人ほど失望の度合いが大きいんじゃないでしょうか。


たぶん本作を叩く人はこの徳川光成のような心境だと思うのです。



最初にイラッとしたところを書くと、世界観が雑になっちゃったなぁと。いや、もともとロボvs怪獣を描くジャンル映画なワケですから、雑もクソもないんですが、フィクションラインがより上がったというか。例えば、前作のイェーガーは、いくら少女が天才かつイェーガーが小型とは言え、1人の人間が独学で作れるようなものじゃなかったと思うんですよ。そもそもイェーガー自体、対怪獣用兵器だったワケで、治安維持のためにウロウロしているのも違うんじゃないですかね。そりゃあ、「前作で活躍したニュート博士が“怪獣の第2の脳”とのドリフトによってプリカーサーに支配されていた」というアイディア自体は面白かったけどさ、アイツ1人でオプシディアン・フューリーを作ったりとか、大量のドローン・イェーガーに怪獣を仕込むとか、いくら「シャオ産業は38パーセントがオートマティック機能」云々なんて理屈をつけようと飲み込みづらかったし、ミスリードのためでしかない「リーウェンが意味ありげな表情をする」といった描写にもムカついた…ってな調子。

パイロットたちが幼くなったのも嫌いでした。一応、若い方が神経接続云々の理屈はあったけどさ、僕は前作のスタッカー・ペントコスト「私は心を無にして乗る」を愛していただけに、調子に乗って中指立てるようなガキではなく、もっとちゃんとした大人キャラの活躍が観たかった…ってのは己の好みでしかありませんな (´∀`;) スミマセン いや、カイリー・スパイニー演じるアマーラ・ナマーニなんて、「家族を怪獣に殺されて復讐を誓う少女」という、娘を持つ僕的に本来は超ストライクなキャラなんですよ。でも、能力があまりにもチートすぎるし(「私はこれを路上で学んだ 川`・ω・´) キリッ」とかマジ勘弁)、怪獣トラウマ描写も前作の森マコのまんまだし、単なる「与えられた設定」にしか見えなかったんですよね… ('A`) ゲッソリ あまり悪くは書きたくないんですが、終盤、「飛べる!」とか言ってジプシー・アベンジャーに向かってジャンプするシーンも心底どうでも良かったです(でも、スクラッパー自体は結構好き)。


前作のこういうところが好きだったのに…。



その他、イラッとした部分を書いておくと、「森マコの雑な退場」とか「訓練に使っていた脳『サラ』はなんなんだよ」とか「ハーマンとニュートのクソなエレベータ内戦闘」とか「マックス・チャンの無駄遣い」とか「『2つの基地から出動したイェーガーが倒された』にせよ、その時の戦闘データが転送されたりとかはないの?」とか「怪獣の血がレアアースに反応するなら、それで倒す兵器を作れよ」とか「リーウェンのベビーターンをアピールするハーマンがうぜぇ」とか「ハーマンのドヤ顔がうぜぇ」とかとかとか。もうね、主人公のジェイクが「セクシーな塩の振り方」の真似をするシーンがあって。優しい人は微笑ましく観たのでしょうけど、猫の額並みに心が狭い僕は「2035年でもそれが流行っているんですか ( ゚д゚) アーソウデスカ」と冷めたりしてね…(遠い目)。ごめんなさい、僕が観たかった「パシリム」の続編ではなかった…というのが正直な感想でございます。


僕の気持ちを代弁する範馬勇次郎を貼っておきますね。



な〜んて、不満ばかり書いちゃいましたが、ちくしょう、それでも“大金がかかったロボ戦闘”が大画面で観られたのはスゲー良かった!ヽ(`Д´)ノ ウォォォッ! 製作にも加わっている主演のジョン・ボイエガはインタビューで「僕は今回、ロボットにもっと早く動いてほしかった」と語っていて、パンフでは尾﨑一男さんが「ボイエガが大好きなアニメ版『進撃の巨人』の影響では?」といった風な考察をされていて。なんて言うんですかね、前作のあの“特撮の巨大ロボっぽいゆっくり感”を愛していたので、本作のイェーガーの挙動が“アニメっぽい速さ”になったことに一抹の寂しさを感じなかったと言えばウソになりますけど、劇中で繰り広げられる戦闘描写の数々は実にエキサイティングであって、どんな不満も戦闘シーンに入ると、「まぁ、いっか (´∀`=) タノシー」と許せた次第。特にオプシディアン・フューリーの動力源をジプシー・アベンジャーが貫手でえぐり出すシーンは100点だと思ったり。


まぁ、できればチェルノ・アルファのような無骨なロボが観たかった気もします。



つーか、最終決戦の舞台が日本でガンダムの像まで出てきたり、暴走する無人量産機がモロに「新世紀エヴァンゲリオン」に出てきそうな感じだったりとか、そういった“愛情”にグッとくるところもあって。スティーブン・S・デナイト監督は決して悪い人じゃなくて、要は「ファンの人が作った二次創作が僕の好みと合わないところが多かった」ものの、よくよく考えれば2035年の未来では「セクシーな塩の振り方」が当たり前という可能性もあるし、何よりもメインディッシュの「ロボ戦闘は最高だった」ということで、トータル的には75点という評価。ラスト、「今度はオレたちが行く!m9`Д´) ビシッ」とプリカーサーの本拠地に乗り込むみたいなことを言って終わってましたが、続編が作られたらもちろん観に行くことでしょう(偉そうに)。


いいやつ感が漂うスティーブン・S・デナイト監督の画像を貼っておきますね(「魂ウェブ」より)。



おしまい。




ギレルモ・デルトロ監督による1作目。僕の感想はこんな感じ



本作のメイキング・ブック。読んでみたい気はしますが…。



デジタル盤のサントラ。国内CD盤輸入盤もあります。



本作のノベライズ。読めば、もう少し好きになれるのかな…。



「パシリム」の前日譚コミック。ジェイクは出てこない…というシーザー・A・ツェペリ感。



アサイラムによるバッタモン感全開な「バトル・オブ・アトランティス」の続編。どうなんでしょうか。








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