2017年07月15日

ライフ(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2017)
ライフ※ムービーウォッチメンのリンクなどを追加しました(8/8)

ライフ

原題:Life
2017/アメリカ 上映時間104分
監督:ダニエル・エスピノーサ
製作:デビッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ボニー・カーティス、ジュリー・リン
製作総指揮:ドン・グレンジャー、ビッキー・ディー・ロック
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック
撮影:シーマス・マッガーベイ
美術:ナイジェル・フェルプス
衣装:ジェニー・ビーバン
編集:フランシス・パーカー、メアリー・ジョー・マーキー
音楽:ヨン・エクストランド
出演:ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ、真田広之、アリヨン・バカーレ、オルガ・ディホビチナヤ
パンフレット:★★★★(720円/良い人選のコラムだけでなく、ISSの施設解説もあって素敵)
(あらすじ)
火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始した。しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲いはじめる。高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、ついには命を落とす者まで現われる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




75点


たぶん「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」あたりを観た際、予告編を観てスゲー興味が湧いたし、「人類の夢も未来も砕かれる」という五七五のキャッチコピーが気に入ったので、前売り券を購入。で、ちょうど毎週愛聴しているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったということで、新宿ピカデリーで観てきました。「よく出来てるSFホラー!m9`Д´) ビシッ」と感心しましたよ。本作は「衝撃の展開が!Σ(゚д゚;)」的な内容ではないものの、ネタバレを知らないで観た方が絶対面白いと思うので、未見の人はこんな駄文を読まずに、映画館に足を運んでみてくださいな。


6番スクリーンは混雑気味。斜め前に輝度を下げてスマホを使う若者がいました。それでも後ろは迷惑なのになぁ… (´・ω・`) ウーン
6番スクリーン


最初に若干のウソを交えながらあらすじを簡単に書いておくと、国際宇宙ステーション(ISS)に集まった6人の宇宙飛行士が、「無人探査機ピルグリムが採取した火星の土壌を分析して”未知の生命体”が存在するかどうかを調べる」という任務をおこなってみたところ、単細胞の生物を発見! 抽選で選ばれた小学生どもが自分たちが通う小学校の名前を命名→「カルビン」と名付けられた生命体は、すくすくと成長したものの、生命体に思い入れたっぷりの宇宙生物学者ヒュー(アリヨン・バカーレ)が電気ショックを与えたせいなのか、彼の指をポキポキへし折りまして。親友だったエンジニアのローリー(ライアン・レイノルズ)が何とか助けるも、実験用のネズミを食って成長したカルビンはローリーの体内に侵入して殺害しちゃうのです。


最初は肉眼で見えないレベルだったカルビンは、培養器内でスクスクと成長するんですが…。
カルビンが成長

電気ショックを受けると、防衛本能からか、好奇心のせいなのか、信じられない剛力でヒューの指をへし折るから大変!
指をへし折る

カルビンったら、知恵を使って培養器から脱出すると、ネズミを食べたりしまして。
ネズミを襲撃

さらに、火炎放射器で攻撃してきたローリーの口から侵入→殺害。積極的に人間を狩り始めるというね。
ライアン・レイノルズの口の中に!


その後は「カルビンを退治or隔離しよう!ヽ(`Д´)ノ→ダメでした… ('A`)」ってな調子で、宇宙服を破壊されて死んだり、モリモリ食われて死んだり、宇宙に排出されて死んだりしましてね…。最終的には医者のデビッド(ジェイク・ギレンホール)が「僕がカルビンを脱出ポッドに誘き寄せて、宇宙の彼方に行くよ (´・ω・`) シカタナシ」と自己犠牲を提案して、検疫官ミランダ(レベッカ・ファーガソン)が「じゃあ、私は別の脱出ポッドで地球に帰って、事の次第を報告するわね 川`∀´) オホホホホホ」なんてことになるんですが、しかし。アクシデントにより、ミランダが逆に宇宙に放逐されてしまい、頭が良くなったカルビンはデビッドの邪魔をして地球に到着→中からデビッドが「ハッチを開けないでぇ〜!(´Д`;) アァン」と必死に叫ぶも、親切な漁師たちは言葉がわからないので脱出ポッドを開けてしまう…というバッドエンド!m9`Д´) ビシッ 最後は「Spirit In The Sky」が流れるという意地悪なムードで終わってましたよ。


デカくなったカルビンは、こんな風に人間を襲うようになって…って、「範馬刃牙」が混ざっちゃった!(わざとらしい文章)
バキを襲うオリバ

仕方なく宇宙に放逐しようとするも、いろいろあって地球に来てしまうのでした。
大気圏突入!

エンドクレジットで流れるノーマン・グリーンバウム「Spirit In The Sky」を貼っておきますね↓




いや〜、面白かったです (・∀・) ヨカッタ! お話自体は既知感バリバリというか、「人類の好奇心がヤブヘビに… ('A`) イヤーン」系映画でして。パンフで監督も挙げていたように、近いのは「エイリアン」ですが、火星絡みでは「ゴースト・オブ・マーズ」とか「ラスト・デイズ・オン・マーズ」なんてのもありましたな。そんな話に「ゼロ・グラビティ」「オデッセイ」的な「今どきのリアルな宇宙描写」を見せる技術を駆使して、見事な無重力シーンを作り出しまして(実際に「ゼロ・グラビティ」のスタッフが関わってる)。ISSの施設&メンバーをワンカット風に見せる冒頭のシーンから「どうやって撮ったんだろ… (・ω・;) ウーム」と感心しまくりでしたよ。

さらにジェイク・ギレンホールやデューク真田などのスター俳優たちを揃えて、奥さんが出産したり、地球では車イス生活だったりと、各キャラを丁寧に描いてましてね…(しみじみ)。最初の犠牲者が今をときめくライアン・レイノルズというのも気が利いてるなぁと(具体例を挙げるとネタバレになりますが、某サメ映画とか、有名な役者が意外と早く死ぬのは結構好き)。それと、SFホラーでの「あいつを地球に連れて帰るな!(`Δ´;) 」的な展開は超お約束ですが、それを「検疫」として徹底するあたりも「今どきのリアル」って感じで好きでした。その他、クリオネ+ヒトデみたいなムードのカルビンの造形も良かったし、なんかB級テイスト感あふれる作品に落ち着いてもおかしくない題材が(それはそれで美味ですがー)、予想外に良質なSFホラーに仕上がっていて、素直にスゲーと思ったり。


カルビンを観て、少し「クリオネのエサの食べ方」とか思い出しましたよ(怖いので注意!)。




まぁ、カルビンに関しては、ちょっと頭が良すぎだったり(尖った棒で脱出するのはズルいと思いました)、宇宙空間でも活動できるのはナシだと思ったし、中盤以降の造形が「モロに邪悪なモンスター風」になっちゃったのは残念だったし(序盤の「生物感がない感じ」の方が好み)、宇宙生物学者ヒューの足に巻き付いてた展開も微妙に感じたし(いくら足の感覚がないとは言え…。それともヒューは自覚していたんですかね?)、全体的にはもっとゴア描写がほしいと思ったし、オチも読めちゃったりしましたが(汗)、鑑賞料金分は十分楽しめました (´∀`=) ウフフ なんか、こういうSFホラーがシネコンで大規模公開されたりするのって、とてもうれしいしありがたいのでね、気になる人はぜひ観てみてくださいな。

宇多丸師匠の「なるほど… (`Δ´;) ヌゥ」と唸らされる時評がアップされたので、ぜひ読んで! この監督の他の作品も少し観たくなりましたよ。




デジタル盤のサントラを貼っておきますね。



唯一観ていたダニエル・エスピノーサ監督作。僕の感想はこんな感じ



宇宙空間で手をバタバタ動かしてもムダということを教えてくれた名作。僕の感想はこんな感じ



火星で頑張ってサバイブする映画。僕の感想はこんな感じ



火星でダッシュ系ゾンビに襲われる映画。僕の感想はこんな感じ



なんとなく同名の映画を貼っておきますよ。僕の感想はこんな感じ








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