検証!? 「バケモノの子」における「疑惑の9カウント」問題(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて
2015年08月11日

検証!? 「バケモノの子」における「疑惑の9カウント」問題(ネタバレ)

テーマ:映画駄話
※今回の記事は、「バケモノの子」のネタバレに触れているので、気をつけて!
※今回の記事は、「バケモノの子」が好きな方は不快になる怖れがあるので、気をつけて!



なんとなく先日アップした感想の中で、貼り忘れていた月影先生の画像を貼っておきますね。
バケモノの子!


僕にとっては夢のような映画だったのに、8月1日に実写版「進撃の巨人」が一般公開されてみれば、思った以上に評判が良くなくてね… (´・ω・`) そんな中、YU@Kさんのブログにこんな記事がアップされたワケですが、全然他人事とは思えない!Σ(゚д゚;) ヒィィ! なんて言うんですかね、僕は基本的に自分から“好みに合わない映画”を観に行く趣味はないものの、それでもイラッとすることはあるし、「ムービーウォッチメンの課題映画はなるべく観に行く主義→合わない作品を観ることもある」のもあって、罵り気味の感想をアップするケースも少なくないワケですよ。

で、即座に脳裏に浮かんだのが、自分が書いた「バケモノの子」の感想この中で僕は「尊敬する父親が『疑惑の9カウント』で熊徹に敗北するのを目の当たりにすることで~」とか「父親の攻撃で熊徹がダウンして9カウントまで数えられたにもかかわらず、九太が話しかけることでカウントが中断→そのまま何ごともなかったかのように試合続行になった」とか「“心の支えだった父親”が『疑惑の9カウント』で敗北しているという状況下で~」とか、僕自身が観ていて非常に納得が行かなかったのもあって、揶揄しまくっていたのですが、しかし!

感想をアップした当日の夜、宇多丸師匠がムービーウォッチメンの「バケモノの子」評の中で8カウントまで行ったところで~」とおっしゃってたから超ビックリ!(23分ごろ) あれは「9カウント」じゃなくて「8カウント」だったの!? Σ(°д°;) ナンデスト!? いや、正直、劇場で観ていた時、僕は「PRIDE.5」マーク・コールマンvs高田延彦を客席で観戦していた時の板垣恵介先生のように「今のおかしいぞ!ヽ(`Д´)ノ」と立ち上がって抗議したいほどイラッとした場面だっただけに、間違えている可能性は低いと思ったものの! 師匠は僕よりもはるかに高性能な上に3回も観ているだけに、どう考えても信用できるのは向こうなワケで…。アタシったら、間違った認識を元に意気揚々と「疑惑の9カウント!m9`∀´) ケケッ」なんて文章を書いてたなんて、ああん、超恥ずかしい!


僕の心を代弁する「いつかティファニーで朝食を」の佐藤麻里子さんを貼っておきますね… (´・ω・`) マリチャン...
恥ずかしがる麻里ちゃん


しかも、感想をアップした数日後、ツイッターで相互フォローさせていただいている方から、「『バケモノの子』ですが、あれは『10拍まで失神していたら負け』なのでは?」と指摘するDMがきましてね…(要は「ダウンから立ち上がらなくても意識が取り戻せれば良い→疑惑はない」という意見)。僕もそのルール自体は把握していた…ハズなんですけど、あらためてそう言われると自信がなくなっちゃうガラスのハート。でも、「サマーウォーズ」ならともかく、「バケモノの子」はあまり好きじゃないだけに(汗)、ただでさえ忙しいのに、確かめるためだけにもう一度観に行くなんてマジ勘弁。ブログの記述を修正しようかなぁと迷っていたんですが…(読者の方の指摘を受けて修正したことは何度もあるし)。

でも、あの「疑惑の9カウント」だけは結構カチンときただけに、どうしても自分で確かめたい! ってなワケで、先週金曜日、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のV8をキメるために仕事を頑張って片付けたら、ちょっと時間に余裕が出来たのでね、ユナイテッド・シネマとしまえん2回目を観たのでした。


観たのはスクリーン1。会員サービスデーなだけあって、劇場は8割ぐらい入ってましたよ。
スクリーン1


なんとなく感想だけ先に書くと、1回目よりも楽しかったです (・∀・) ヨカッタ! 宇多丸師匠の批評を聴いた後だと、確かに「良く出来ているな~」と思うところが多かった上に(パンショットとか)、自分でも「小さいころ住んでいた家に『白くじら』の本があった→だから『白鯨』を手にした」とか「蓮はハム入りオムレツが好き→父親もちゃんと覚えてたんだな」とか、そういった細かいところにも気付けましてね。“アニメ的な快楽”を味わわせる技術にも長けていて、修行シーンはやっぱりグッときちゃいました。

それと、僕のすぐ近くに父親と一緒に観に来ている小学校低学年くらいの女の子が座ってましてね。その子がもうノリノリで、映画を観ながらクスクス笑って超可愛いのです… (´Д`;) ハァハァ 後半、一郎彦が暴走するくだりでは両耳を押さえて怯えていたのが最高だし、猪王山が「最悪だー!」と頭を抱えるシーンでは一緒に頭を抱えていて、萌え死ぬかと思ったほど。しかも、一郎彦vs九太のバトル時、チコが飛ばされた時は画面に手を伸ばして捕まえようとしたりして、なにこの天性のアイドル!Σ(゚д゚;) マジカ! 先日、娘のマナ子(仮名/4歳)とアンパンマン主演作を観に行った時は散々だったワケですが、娘との映画鑑賞、何度でもトライする価値があると思ったり。


ちなみにアンパンマン主演作ではこんな風にばいきんまんが粛正されてました…という唐突なウソ(「範馬刃牙」第7巻より)。
オリバvsゲバル


さて、肝心の「疑惑の9カウント」ですが…。流れを書くと、8つまで数えたところで客席から九太が闘技場の側まで出てくる→驚いた審判が言いかけたカウントを途中で止める(九太と9カウントが掛かっているっぽい)→要は「8カウントとも言えるし9カウントとも言える」状況だったのです!m9`Д´) ビシッ あと、「10拍の間、失神した者は負け」というルールに基づいたとしても、熊徹が目を閉じたままうめき声を漏らす場面(あれを「失神からの回復」とみなすのは抵抗があるし、あの距離で審判が熊鉄の微妙な表情を確認できるとは思えないけど、念のため)までカウントが続いたとするなら10拍は越えていると思うので、やはりあの試合の審判はアウト。僕は再度、「今のおかしいぞ!ヽ(`Д´)ノ」と立ち上がって抗議しそうになった…って、どうでもいいですかね。


UWFファンだったら、高田延彦vs船木優治の「最初の高田のダウン」を思い出すのではないでしょうか。




僕が何であの場面が嫌いかというと、熊徹を贔屓しているから。格闘技を観ていて片方が露骨に贔屓される瞬間を観ちゃうと、結構ガッカリするじゃないですか…。日本での格闘技興行を例に挙げると、「PRIDE」で桜庭和志選手が注目を集めてたころ、彼の入場シーンだけ特別待遇だったりすると、対戦相手の外国人選手が可哀相になっちゃって(遠くからわざわざ来たのに!)。ちょっとシラケちゃったりしたんですよね…。K-1JAPAN絡みも辟易することが多かったです。


もちろん、桜庭和志選手自体は大好きなんですが。




あのウサギ野郎、熊徹を宗師にしたいなら、最初からそうすりゃいいじゃんよ。真面目に頑張ってきたのに、噛ませ犬扱いの猪王山がスゲー可哀相。猪王山の息子の一郎彦が人間だってことも気付いてたくせに、九太とは違ってほったらかしだったのもムカつくしさぁ…。大体、熊徹の九太以外の弟子に対する態度とか最悪で、腕っ節が強いだけであんな奴に街を任せる役目を担わせるってバカなんじゃないの? 2回目の方がよりウサギ野郎が憎いというか、声を担当した津川雅彦さんにすら憎悪を抱くほどでしたね(迷惑な文章)。

その他、「蓮が猪王山の部下に捕まった時の身体性と度胸を考えると、あの棒を振り回すシーンはないわな」とか「強さの問答シーンのつまらなさ」とか「楓に何の逡巡もなく『蓮』って名乗るのは、バケモノの世界に愛着ゼロってこと?」とか雑音も増えたんですけど、割愛!ヽ(`Д´)ノ とりあえず2回観たことで、「細田監督的に、格闘技や武術をしっかり描く気はないのに、僕はそっちを求めて観ちゃったから、今作は合わなかったんだな~」と気付けたのは収穫でした。ということで、渋天街の格闘技興行は主催者が信用できないので一生観に行かないことを誓って、この雑な駄文を終えたいと思います (・∀・) メンドクセーオチ







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