タイピスト!(ネタバレ)
タイピスト!
原題:Populaire
2013/フランス 上映時間111分
監督・脚本:レジス・ロワンサル
製作:アラン・アタル
撮影:ギョーム・シフマン
音楽:ロブ、エマニュエル・ドルランド
出演:ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ、ショーン・ベンソン、ミュウ=ミュウ、メラニー・ベルニエ、ニコラ・ブドス、エディ・ミッチェル、フレデリック・ピエロ
パンフレット:★★(800円/デザインは可愛いけど読みにくいし、800円はどうかと思うのです…)
(あらすじ)
1950年代フランスを舞台に、タイプライター世界大会に挑む女の子の奮闘を、当時のカルチャー&ファッション満載で描いた作品。故郷の田舎町を飛び出したローズ(デボラ・フランソワ)は、あこがれの秘書になるため保険会社に就職するが、すぐにクビを言い渡されてしまう。クビを免れる条件は、彼女の唯一の特技であるタイプライター早打ち世界選手権で頂点に立つこと。上司ルイ(ロマン・デュリス)のもと特訓に励むローズだったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※今回の記事は、この映画が好きな人は不快になる怖れがあるので、気をつけて!
「ペーパーボーイ 真夏の引力」を観にヒューマントラストシネマ有楽町に行った時にポスターが貼ってあったんですが…。タイトルを見て、「なんだよ、『タイピスト!』って (`∀´)」と失笑ですよ。「~する人」を英語で言うと「er」とか「ist」とか付いたりするワケですが、ハッキリ言って、世に溢れる「ist」の中でも「オナニスト」の次に弱そうというか(いろいろと酷い文章)。タイトルの末尾に「!」を付けて、そこそこヒットした「オーケストラ!」の恩恵にあやかろうという配給会社の思惑もいやらしいし、まったく興味が湧かなかったのです。
ちなみに僕が最も好きな「ist」は、バトルサンボの黒川くんが花田から呼ばれる…(「グラップラー刃牙完全版」第2巻より)。
「サンビスト」! ああん、僕もサンボさえ習っておけば…(なにこの後悔)。
な~んて、勝手な半笑い状態で劇場に入って予告編を見たら、「あら、意外と面白そうじゃない!ヘ(゚∀゚*)ノ」と見直して。それ以来、なんとなく気になっちゃって、先日、ついヒューマントラストシネマ渋谷で観てきたんですが、予想通り、可愛くて面白い映画でした (・∀・) ヨカッタ!
記事の切り抜きが飾られてました。なんかポップな感じ~。
ちくしょう、この映画館に来ると、気が付くと17アイスを食べているんです… (ノω・、) クヤシイ
パンフレットも購入。デザインは可愛いのだけれども、かさばるし読みにくいんだよなぁ。
なんて言うんですかね、ラブコメ&スポ根要素を強化した「マイ・フェア・レディ」って印象。上司ルイが秘書のローズにタイプの大会に出場させるくだりが急だったりとか、ローズのルイへの恋心の発露が早かったりとか、ルイが結構面倒くさいコンプレックスを抱えてて元カノのマリー(ベレニス・ベジョ)とグダグダしたりとか、予想外の展開もありまして。何よりも途中でセックスシーンが挟まれていて、ローズ役のデボラ・フランソワがしっかり脱いで乳首まで見せていたのは驚かされたんですが、しかし! 基本的には予告編のまんまって感じでしたよ。
ローズは無能な秘書なんですが、唯一得意なのがタイプライター。そこに惹かれたルイは雇用しましてね。
大会に出場させるも、1本指打法は通用せず敗退してしまうのです。
そして始まる2人の特訓! こういう描写、大好物でございます。
適当な痴話ゲンカ&トラウマ払拭などのイベントを経て、ローズは世界大会の決勝戦に挑みまして。
最後はタイプライターの限界を超える速度を記録してローズが優勝! ハッピーエンドなのでした (´∀`) ヨカッタネー
舞台は1950年代のフランスなんですが、当時の映画へのオマージュとかもいろいろあるみたいだし、フランスのアメリカコンプレックス云々(マリーの旦那&世界大会の決勝)も絡んでるみたいなんですが、そういうのはよくわからないザンス ┐(´ー`)┌ バカナノデ ただ、ポップな雰囲気&音楽がとにかく良くて、スムースに作品内に浸れちゃったのです。単調に見えそうなタイピング対決も結構工夫してて、そういうところも好感が持てました。レジス・ロワンサル監督はこれがデビュー作らしいですけど、末恐ろしい男だと思ったり。フランス大会でローズが優勝した後、ルイがグダグダグダグダグダグダグダグダするあたりは辟易しましたし、ラストでタイプボールを発明するくだりは唐突に感じましたが(あれは実話なの?)、基本的にはストレスを溜めないで楽しめましたね~。
ベタですけど、なんとなくこの曲を貼っておきますね↓
ということで、キュートで愉快な映画でした (・∀・) イイネ! ラブコメが好きな人にはドンピシャというか、あまり大きい声では言えませんがね、デートムービーにオススメですぞ ( ̄ー ̄) ニヤッ
サントラを貼っておきますね。結構良さげ。
引き合いに出されまくってるオードリー・ヘプバーン主演作。スゲー昔に観ましたよ。
製作のアラン・アタルが関わった作品。非常に面白かったです (o^-')b オススメ!
撮影のギョーム・シフマン&マリー役のベレニス・ベジョが出てるアカデミー賞受賞作。これも面白かったです (o^-')b オススメ!
原題:Populaire
2013/フランス 上映時間111分
監督・脚本:レジス・ロワンサル
製作:アラン・アタル
撮影:ギョーム・シフマン
音楽:ロブ、エマニュエル・ドルランド
出演:ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ、ショーン・ベンソン、ミュウ=ミュウ、メラニー・ベルニエ、ニコラ・ブドス、エディ・ミッチェル、フレデリック・ピエロ
パンフレット:★★(800円/デザインは可愛いけど読みにくいし、800円はどうかと思うのです…)
(あらすじ)
1950年代フランスを舞台に、タイプライター世界大会に挑む女の子の奮闘を、当時のカルチャー&ファッション満載で描いた作品。故郷の田舎町を飛び出したローズ(デボラ・フランソワ)は、あこがれの秘書になるため保険会社に就職するが、すぐにクビを言い渡されてしまう。クビを免れる条件は、彼女の唯一の特技であるタイプライター早打ち世界選手権で頂点に立つこと。上司ルイ(ロマン・デュリス)のもと特訓に励むローズだったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※今回の記事は、この映画が好きな人は不快になる怖れがあるので、気をつけて!
「ペーパーボーイ 真夏の引力」を観にヒューマントラストシネマ有楽町に行った時にポスターが貼ってあったんですが…。タイトルを見て、「なんだよ、『タイピスト!』って (`∀´)」と失笑ですよ。「~する人」を英語で言うと「er」とか「ist」とか付いたりするワケですが、ハッキリ言って、世に溢れる「ist」の中でも「オナニスト」の次に弱そうというか(いろいろと酷い文章)。タイトルの末尾に「!」を付けて、そこそこヒットした「オーケストラ!」の恩恵にあやかろうという配給会社の思惑もいやらしいし、まったく興味が湧かなかったのです。
ちなみに僕が最も好きな「ist」は、バトルサンボの黒川くんが花田から呼ばれる…(「グラップラー刃牙完全版」第2巻より)。
「サンビスト」! ああん、僕もサンボさえ習っておけば…(なにこの後悔)。
な~んて、勝手な半笑い状態で劇場に入って予告編を見たら、「あら、意外と面白そうじゃない!ヘ(゚∀゚*)ノ」と見直して。それ以来、なんとなく気になっちゃって、先日、ついヒューマントラストシネマ渋谷で観てきたんですが、予想通り、可愛くて面白い映画でした (・∀・) ヨカッタ!
記事の切り抜きが飾られてました。なんかポップな感じ~。
ちくしょう、この映画館に来ると、気が付くと17アイスを食べているんです… (ノω・、) クヤシイ
パンフレットも購入。デザインは可愛いのだけれども、かさばるし読みにくいんだよなぁ。
なんて言うんですかね、ラブコメ&スポ根要素を強化した「マイ・フェア・レディ」って印象。上司ルイが秘書のローズにタイプの大会に出場させるくだりが急だったりとか、ローズのルイへの恋心の発露が早かったりとか、ルイが結構面倒くさいコンプレックスを抱えてて元カノのマリー(ベレニス・ベジョ)とグダグダしたりとか、予想外の展開もありまして。何よりも途中でセックスシーンが挟まれていて、ローズ役のデボラ・フランソワがしっかり脱いで乳首まで見せていたのは驚かされたんですが、しかし! 基本的には予告編のまんまって感じでしたよ。
ローズは無能な秘書なんですが、唯一得意なのがタイプライター。そこに惹かれたルイは雇用しましてね。
大会に出場させるも、1本指打法は通用せず敗退してしまうのです。
そして始まる2人の特訓! こういう描写、大好物でございます。
適当な痴話ゲンカ&トラウマ払拭などのイベントを経て、ローズは世界大会の決勝戦に挑みまして。
最後はタイプライターの限界を超える速度を記録してローズが優勝! ハッピーエンドなのでした (´∀`) ヨカッタネー
舞台は1950年代のフランスなんですが、当時の映画へのオマージュとかもいろいろあるみたいだし、フランスのアメリカコンプレックス云々(マリーの旦那&世界大会の決勝)も絡んでるみたいなんですが、そういうのはよくわからないザンス ┐(´ー`)┌ バカナノデ ただ、ポップな雰囲気&音楽がとにかく良くて、スムースに作品内に浸れちゃったのです。単調に見えそうなタイピング対決も結構工夫してて、そういうところも好感が持てました。レジス・ロワンサル監督はこれがデビュー作らしいですけど、末恐ろしい男だと思ったり。フランス大会でローズが優勝した後、ルイがグダグダグダグダグダグダグダグダするあたりは辟易しましたし、ラストでタイプボールを発明するくだりは唐突に感じましたが(あれは実話なの?)、基本的にはストレスを溜めないで楽しめましたね~。
ベタですけど、なんとなくこの曲を貼っておきますね↓
ということで、キュートで愉快な映画でした (・∀・) イイネ! ラブコメが好きな人にはドンピシャというか、あまり大きい声では言えませんがね、デートムービーにオススメですぞ ( ̄ー ̄) ニヤッ
サントラを貼っておきますね。結構良さげ。
引き合いに出されまくってるオードリー・ヘプバーン主演作。スゲー昔に観ましたよ。
製作のアラン・アタルが関わった作品。非常に面白かったです (o^-')b オススメ!
撮影のギョーム・シフマン&マリー役のベレニス・ベジョが出てるアカデミー賞受賞作。これも面白かったです (o^-')b オススメ!