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少し前に妹が宮崎からのお土産に
マンゴーを持って帰ってくれた。
わーいわーい、と喜び
よく熟れるまでジリジリと日を過ごした。






あまりに大事に取って置き過ぎて
腐らせてしまうところだった。
痛む寸前だわ、キケン!
ようやく包丁を手にわくわくとカット。






よかった、中身は無事のよう。
ザクザクと切って、果肉を取り出す。
朝にフルーツを食べる日は、
まっとうな休日を
過ごしている気分になる。
(たとえ朝寝坊でも…)






切りにくい大きな種の周りは、
そのままかぶりつく。
手をベトベトにしながら食べる。
甘い香りと太陽の色。





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