福島県 南相馬市 小高区にあります。
御祭神は、天日鷲命(あめのひわしのみこと)です。
2回目の投稿になります。このブログを始めて最初の頃に日鷲神社を投稿しました。今回正月に参拝して御朱印も頂きました。
フォロワーさんやイイね👍をしてくれる方や閲覧者が増えましたので改めて日鷲神社の紹介をしたいと思います。
尚社殿等一部の写真は変わりはないので以前の投稿と同じのを使わせて頂きます。
では紹介にうつります。
こちらが入口になります。車の方は鳥居左側に3台止められる所があります。
鳥居を潜る前に右側に御祭神と由緒の看板があります。
由緒は写真の通り相馬重胤が千葉県北部から現在の南相馬市に移る際に一緒に移り祀っているようです。相馬家は鎌倉時代から明治時代の廃藩置県まで現在の南相馬辺りから相馬市辺りを治めていました。2つ前に相馬神社を紹介して相馬家初代相馬師常(そうまもろつね)の事を書きました。相馬重胤はその子孫にあたる方でWikipediaを見ると第6代当主で陸奥相馬氏の祖となったとあります。
また陸奥相馬氏の戦国時代までの居城は小高城で日鷲神社からも近く現在は相馬小高神社が鎮座しています。小高神社も以前紹介した相馬太田神社と深い関わりがありますが、また別の機会で紹介します。
では神社の話に戻ります。
鳥居をくぐり左手に手水舎です。最近新しくなり綺麗になりました。
また今年は手水舎の隣に無料の絵馬が置いてありました。ありがたいです。早速絵馬にお願い事を書いて奉納させて頂きました。
手水舎左手には祈祷殿があります。ご祈祷の方はこちらで祈祷しています。社務所及び授与所は祈祷殿左側にあります。
手水舎を進むと左側に神様お休みの石という石があります。本殿が完成するまで御神体安置していたようです。
祈祷殿から本殿までは急な階段です。参拝してないので写真は撮ってないですが途中には境内社が何社かあります。
登りきると拝殿+本殿があります。では御祭神の天日鷲命の紹介です。
神話では伊勢神宮の神様であり神棚の中心にいらっしゃる天照大御神が須佐之男神のあらゆる乱暴が原因で天岩戸(あまのいわと)という岩の洞窟に隠れてしまう出来事があり世界が闇に包まれました。
最終的に長野県の戸隠神社の神様でもある天手力男神(あめのたぢからおのかみ)が岩をどけて世界に光が戻った訳ですが、御祭神の神様も弦楽器を弾いて天照大御神の関心を向かせる為に頑張っていた所に弦の先に鷲が止まり他の神々が『これは世の中を明るくする鳥だ!めっちゃええこと起きそうやん!』と喜んだそう。御祭神の鷲の名前もそこからきてるそうです。
同じ御祭神で有名な神社だと、東京都浅草にある鷲神社(おおとり神社)や栃木、茨城県境にある鷲子山上神社(とりのこさんしょう神社)等があります。
同じ御祭神ではありますが、こちらの日鷲神社では武器を司る戦の神様。鷲子山上神社では産業の神様として祀られています。正反対すぎて面白いですよね。でもそこはどちらも神話の話に関係しての捉え方なのだと思います。
では御朱印の紹介です。
正月期間だけなのかな?少し前回頂いたのとは違いますね。また以前も紹介しましたがオリジナル御朱印帳もあります。
こちらです。また今回御朱印帳を持参しておらず書き置きで頂きました。
500円です。
神社、お寺を巡るだけで歴史に興味がなかったとしても自然といろんな事を勉強になります。他の神社、お寺との繋がりや人物、足跡をたどれます。本当に面白いです。是非いろいろ巡る方もそうでない方も由緒があれば目を通してみてください。新しい発見があるかもしれません✊✨
閲覧していただきありがとうございました。皆さまに良いご縁がありますように🙏✨