トラウマが外れたらどうなるの? | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

トラウマを外しますよ〜

と簡単に言っちゃってる私ですが

トラウマって

そんなに簡単に外れるものなの?

と思う方もいらっしゃるでしょう。


トラウマは

脳の中で時間が止まっている部分がある状態です。


なので

ショックなこと

嫌なことを

その時と同じ濃度で思い出します。


似たような状況になった時にも

恐怖や拒否感が強く出ます。


しかし

トラウマが外れると

私は外す時に

代わりの行動パターンや考え方も入れるので

入れ替えた方の反応が出ます。


なので


イライラした人を見ると

なんとかなだめなきゃ!

と思っていた


→母親がイライラしては

「私だって好きでイライラするわけじゃない。

あんたがイライラさせるんでしょ!」

と言っていた(トラウマ)


→トラウマを処置して

お母さんがイライラしていたとしても

子どものせいにするのは間違いだし

それをなだめるのは子どもの仕事じゃない。

イライラしている人がいたら

そっと離れる。

(新しい価値観と行動)

と決断する


→イライラしている人を想像してみる


⭕️わ、逃げようと思える

⭕️あ、イライラしてるねで済む(他人事)

(トラウマが外れている)


❌なんと言ったらイライラがおさまるか考え始める

嫌だなぁなど感情がグルグルする

(トラウマは外れていない)


と判断します。


トラウマが外れていないとしたら

まだ手放せていないものがあるので

そこを探ります。


実際のカウンセリングでもこのスピードで扱います。

だからめっちゃ早くて

ご本人が気づかないうちに

外してたりはします。


簡単そうに見えるでしょう。

まぁ私にとっては難しくないのですが

100もある可能性から

その人にドンピシャを見つけ出すのが

すごく難しいらしいです。


そんなわけで

同じ恐怖

同じ嫌悪感

同じ避けられない絶望

などを感じるうちは

トラウマは外れていない

と判断できると思います。


あ、怖いとは感じるけど

逃げ道も分かる

わざわざそばにいなければいい

と、以前とは違う考えが出てきたら

トラウマは外れています。


複雑性トラウマだと

似たような経験を積み重ねるので

外れたような残ってるような

スッキリしないケースもあります。


お母さんがイライラをぶつけるなんて

1回で済む話じゃないと思うので

シチュエーションに

バリエーションがあるわけです。


すると、

お母さんのイライラをどうにかしなければならなかった

パターンも何種類かできるでしょう。

ひとつ外しても

別のパターンは残るので

スッキリしないのです。


私は複雑性トラウマは

回数がかかる

と言う理由はこれです。


それましたが

トラウマが残っているかどうかの

判断はできるようになったでしょうか。


あるいは

万紀子さんがカウンセリングの終わりに

嫌だった場面をまたイメージさせる理由はこれか

とご理解いただけたでしょうか。


そんなわけで

確実に外し

感覚から変わる

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