生と死の間にあるもの | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

亡くなった大切な人について
いつまでも痛みが去らないとき。

私が自分を慰めるために
自分に語りかけることがあります。

「もう、その人は苦しんでない。
もう、その人の苦しみは終わったよ。」

病気や事故や犯罪に巻き込まれたなど
苦しみながら亡くなったであろう
納得がいかない死を前にして
残された私たちは
死の直前の苦しみに
とらわれてしまいがちです。

しかし
もう、その苦しみは過ぎ去ったのです。

地獄など死の後の苦しみについてまで
考えなくても良いのではないかな。
なぜなら
もし生きている間の行いによるのならば
もう決定は変わらないので
こちらで心配しても仕方がないからです。

その人の苦しみは、もう終わりました。
もう、苦しんでないよ。

苦しみの面から考えるなら
苦しみが残るのは生きているからです。

でも
生きている私たちも
苦しみ続けなくていい。

解決していない問題を残したまま
先立たれたなら
整理して手放しましょう。

死者を縛りつけてもいけないし
死者に縛られる必要もありません。

思い出にしていいよ
そうご自分に許可しませんか。