本日の日経平均は反発。昼に結果が公表された注目の日銀金融政策決定会合は、マイナス金利解除の見送り、YCC(長短金利操作)、ETF買い入れなど従来型異次元緩和の継続を決定。サプライズ感は乏しかったものの、マーケットは円売り・株式買いで反応。引けにかけては先物への散発的な大口買いを追い風に、一日の高値で取引を終了。

東証主力株は買い優勢。日経先物における仕掛け買いの側面が強かったため、225銘柄の約3割は前日比マイナス引けに。

日経平均 33,219円 +460、Topix 2,333 +16

日経先物 33,130円、為替 143.47円/ドル

NYダウ先物 37,677ドル -1


□ テクニカル : 右肩上がりに転じた10日線が、三角持ち合い上放れによるトレンド陽転 → 34,000円トライを期待させる格好。

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中小型株は 3498 霞が関キャピタル、3415 T-BASE、5032 AnyColor、4480 メドレー、6228 JET、3399 丸千代山岡家、5616 雨風太陽、9522 リニューアブル、5248 テクノロジーズ、4444 インフォネット、9558 ジャパニアス、5585 エコナビスタ、4412 サイエンスアーツなどに短期資金が流入。

東証グロース指数のテクニカルも、終値での10日線超えにより底打ち反騰トレンド入り気配が浮上。

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【ウォッチ銘柄】
 

△ 3093 トレファク、5033 ヌーラボ、4449 ギフティ

断続的に触れている銘柄群から、未だ買えるチャートを維持しているものをピックアップ。メドレー(4480)も押し目買い狙いで継続注視。4442 バルテス、3993 パークシャ、2317 システナなど高値更新銘柄に加えて、9166 GENDAについてはここからの新規買いは慎重に。

 

☆ 6879 イマジカ 

本日は日銀会合後の地合い良化を追い風に反発。主力の映像コンテンツ事業の将来性の高さ、10月から放映中のアニメ「薬屋のひとりごと」関連の業績底上げ効果などを追い風とする上昇トレンド形成が期待されます。直近620円割れも買い向かったら、目先のマイルドな上昇局面は脱力対応で!

■ 後記 : 本日のザラ場コメントでお伝えしたように、日銀会合に対する外資勢の評価は今晩のNYタイムの日経先物の動きで確認したいところ。

売買戦略に関しても、日銀会合後の(下押しは買い下がり)騰勢アップなら踏み込み強化とお伝えしてきた経緯から、淡々と予定シナリオをこなすイメージで臨んでください。

『 ビジョンと手順重視で周囲の半歩前を! 』

現在の株式市場の動向と対処方法については授業で説明します。

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どうぞよろしくお願いします。