師と弟

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弟子というものを持ち、2年ほどが経ちました。

 

師になる覚悟ができたのも、決して自分が立派になったからではなく、あらためて未熟であることを認められるようになったからこそ。

 

無知の知とは本当によく言ったものです。

 

 

自分も師といえる人を持ちながら(時に勝手に師と仰ぎながら)、自分の道を模索し続けてきました。

 

世の中に正解なんてない。

 

そんな無法地帯にできる道は、ときに閉塞感も与え、ときにその名のとおり道しるべにもなる。

 

 

 

空気を読み、合わせること。

 

空気を壊し、創ること。

4月21日(土)「caminus」始動

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言葉が見つからないくらいに出し切れたライブでした。

保守と革新のバランス。

 

伝統を学びながら、新しいものを創り、また相互に作用する。

 

先週の赤嶺&上沼&西川のステージが自分にとって最高なアイルランド伝統音楽だとすれば、

 

このcaminusは最高に上沼のオリジナリティを追求できたライブでした。

 

同じ堺・土塔庵で2週続けて、全くちがう顔でステージをできました。

 

 

自分は打楽器・パーカッショニストです。

 

人と対話して、自然と対話して、楽器と対話して、音楽と対話する。

 

人の原始的な衝動はやはり太鼓にあると思っています。

 

ですがこのフィドルというこんなに自由な楽器を弾く者、フィドラーとして、矜持を持って弾いています。

 

バイオリンの弾き方がどうとか、フィドルのスタイルがどうとか、

 

伝統音楽の濃さがどうとか、大衆音楽のウケがどうとか、

 

ジャンルとか、どこの国とか、そんなことはここではどうでもよくて、

 

ただ一ついえるのは、これが僕、上沼健二の「caminus」=「道」だということ。

 

 

セットリスト

1.The late summer heat

2.影踏み

3.Gift from Santa

4.Beginning of the Year / Happy End

5.七日千秋

6.ヒメボタル

7.The Middle of a Journey / Way to Pune in the Dark (新曲)

8.Chime in with the Clap

9.3 Color Set (The Red Deer is Sleepy / Bluefin Tuna Reel / Dance in Green Grass)

10.夢で逢える(ソロ)

 

 

 

 

11.Fox Wedding

12.I'm a busker (Look up at the sky / Color of the City / Rock 'n' Chaos Party)
Encore ただいまネオンライト (新曲)

 

 

 

 

 

ギター谷くん、パーカッション銀河くん、ありがとう!

 

そして、会場のみなさん、本当にありがとうございました!

 

暖かい空間に包まれ、集中とリラックスの両方をかぎりなくマックスに近く高められた、いわば「ゾーン」のような状態で演奏ができました。

 

新しいCD発売の声や、今まで弾いてきた曲の再録の声もたくさんいただき、ありがたいかぎりです。

 

100%の自分であり続けられるペースで、これから誠心誠意こめて活動していきたいと思います。

 

夏か秋にまた必ず何か企みます。

 

今年は開花が早いです。

 

でも早くてよかった。

 

明日、明後日の18時~20時にはぜひ金剛寺へ。

 

 

300年ぶりの落慶法要を、

 

満開の桜、月明かり照らす天野の山、光と音が彩ります。

 

サキタハジメ氏率いる奥河内プロジェクト、超豪華メンバーでお送りします。

 

堀智真ご住職の読経と経切太鼓、

 

真言宗河内真和会による声明、

 

さまざまな弦楽器であたたかく包み込むえぐしひろし氏、

 

心打つ鍵盤で支える山下憲治氏、

 

音も存在も唯一無二な超人(もはや神)タンバリン博士田島隆氏、

 

偉大なる大先輩パーカッショニスト池田安友子氏、

 

サウンドキュレイトで音の世界を広げてくれる森 崇氏、

 

えぐち氏率いる奥河内の伝統楽器オッカサン隊、

 

踊りで魅せてくれるラブリーホールミュージカルスクール、

 

切り絵を光で表現する酒井敦美氏、

 

音響・舞台、たくさんの裏方の方たちが支えてくださって、初めて成立するこの祭に関われることを何より感謝します。

 

「大日如来さまの帰ってくる時の足音」

「南北朝の両天皇が悔しい想いで見上げた月の光」

「満開の桜の頃、女人高野に訪れた女性たちの祈り」

「空海さんも聞いたかもしれない音。観たかもしれない光」

「金色に輝く、僧坊の酒の甘い香り」

 

サキタ氏の想いはいつも壮大です。それでいて、目の前にあるものに寄り添い続ける。

リハーサル中、心打たれて人知れず感涙してしまったけれど、何に泣かされたのだろう。

 

光景?音景?

 

 

 

そうか、これが音絵巻なんだ。

 

http://amanosan-kongoji.kawachi-nagano.info/