赤毛のアンの島から、こんにちは。
ここ数日、とても暑い日が続いています。
昨日は高温警報なるものが発令され(30℃を超えたため)、湿度はなくても強烈な日差しで、外を歩くと途端に体力を消耗します。。
明日は娘は学校の校外学習(こちらではfield tripといいます)で、学年全体で室内プール遊泳&映画鑑賞に出掛けます。
何とうらやましい・・
そして明後日は一日学校でゲームなどのレクリエーションをして、お昼はBBQパーティーだそうです。
来週半ばに学校が終了し、長い長い2ヵ月間の夏休みに入ります。
宿題もない2ヶ月間の夏休み、そりゃあ子供は天国ですよね・・まぁ親としても宿題がないだけ有難いと思わなければ。
アメリカの学校は5月末に学校が終了して夏休み突入らしいので、夏休み3ヶ月間よりはマシか・・頑張れママン。。
さて、それではいよいよ、ハル(ミニチュアダックス・男の子)が虹の橋を渡った後の話に移ります。
こちらが最初の記事です。
次の記事がこちら。
ハルが亡くなった日(ハルは早朝に亡くなりました)、午前中に弟一家は赤ちゃんのお宮参りを済ませ、その日の夕方にハルを荼毘に付してお骨を持ち帰りました。
弟が車を運転し、ハルのお骨は助手席に置いていたそうですが、何度もハルの匂い(いわゆる獣の匂い)がしたそうです。
途中に食事のために入ったレストランでも。
そして帰宅して、母と弟一家で夕食を取っている時も、ハルの匂いがしていたそうです。
夕食時は、母もハルの匂いに気付いたそうです。
まるで食卓の周りを駆け回っているかのような足音もしたそう。
そしてその日の夜、母と弟はそれぞれ、ハルの鳴き声を聞いたのです。
母は2階の自分の部屋で、まさに寝ようとする時に、
「ワン!!!」
とハルが元気良く吠える声。
まるで1階から自分を呼ぶような声だったと。
弟は2階の別の部屋で、夜中に、
「ワオーーーーーーン!!!」
というハルのはっきりした遠吠えを聞いたそうです。
母も弟も、生きている時と変わらない、はっきりしたハルの鳴き声だったと話していました。
後日その話を聞いたとき、私は、たとえ霊だとしてもハルの声を聞きたかったなぁ・・とうらやましく思いました。
でも私のところにも死ぬ前にお別れに来てくれたハル。
そして、亡くなった日の夜にも、ハルは私たちのところに来てくれたのです。
寝る前に私が娘の歯の仕上げ磨きをしていた時です。
娘が突然、
「ママ!!ハルがあそこに!!浮いてる!!」
と壁の上を指さして起き上がりました。
「えっ!?どこどこ!?」
私も急いで娘が指さした先の空間を見つめますが、私には何も見えません。
「ハルの鼻先が見えるの。こっちを見下ろして宙に浮いてるの。上がって行ってる!!」
私には見えませんが、娘が言うのですから信じないわけにいきません。
「ハル!!お別れを言いに来てくれたんだね!!ありがとう!!ありがとう!!愛してるよ!!大好きだよ!!ありがとう!!」
泣きながら壁の上に向かって声を張り上げました。
やがてハルは上がって行き、見えなくなったそうです。
最後の最後に、お別れを言いに来てくれた・・。
ハルを喪った大きな悲しみの中にも、ハルからの愛情に、感謝の気持ちが湧き起りました。
ハル、本当にありがとう・・
2022年6月24日の出来事でした。
その後、夏休みに入って8月に我が家は実家に帰省して、ハルのお骨を庭に埋めました。
庭には、2代目ボン(雑種犬・男の子)、茶々(雑種犬・女の子)のお骨も埋めてありました。
どこに埋めたか分かるように、ボンも茶々も骨壺の蓋をお墓代わりにして、地面に置いていました。
なので、ハルのお骨を埋めたあと、同じように骨壺の蓋を地面の上に置きました。
ボン・茶々・ハルの3つのお墓が並び、あぁこれで、遂に実家からペットがいなくなったんだなぁ・・と実感しました。
ボン(雑種犬・男の子)
茶々(雑種犬・女の子)
ハル(ミニチュアダックス・男の子)
娘と夫が頑張ってくれました
ハルは、亡くなる前と亡くなった日の夜に、お別れのために現れてくれました。
でもそれからは特に何もなく、1年以上の月日が流れました。
2023年7月に東京から兵庫の芦屋に引っ越した我が家。
芦屋での新しい暮らしが始まり、あっという間に夏が過ぎて、秋に入ってからだったと思います。
その頃、娘は転校先の学校になかなか馴染むことができず、学校の水槽で飼われていたひでお(淡水魚・オス)と友達になります。
恐らくですが、これがターニングポイントになったように思います。
娘のスピリチュアルな感性は、いつもビンビンに働いていたわけではありません。
ものすごく活性化して様々な不思議な出来事が起きる時期と、
活動を休止して何も起きない時期とが、交互にあったように思います。
まるで活火山と死火山みたいな感じですね・・
ひでお(淡水魚・オス)との交流を通じて、再び娘の中のスピリチュアルな感性が高まってきていたのでしょう。
ある日突然、ハルが私たちのもとに現れたのです。
・・さぁ、ここからいよいよ、空の上のおともだちが続々と登場するエピソードに入って行きます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
※ひでお(淡水魚・オス)についてはこちらに記事にしていますので、よろしければご覧ください。