秘教治療11回目前半を受講してのブログです。

「秘教治療」の根幹を成すのが、この「法則」であり「規定」であるようです。

「規定」というのは「法則」に対しての実践編という位置づけになるようです。

では、この「法則」というのはなんなのでしょうか?

神尾先生によれば、これは太陽系を支配する大きな法則の一部で、これを治療という一分野に適応したものが秘教治療における「法則」なのだということです。

実のところ「秘教治療」で言っているのは終始一貫して、病気はどういう原因で起きるのかについてでした。

健康に関する3つの主要な法則があります。ここでもまた三つ組みで説明がなされるのですね。

主要な法則とは次のみっつです。

 

「秘教治療」上巻 p.138 1行目より抜粋

1 生きようという意志を支配する法則。それは石と力であるロゴスの第一様相の顕現である。

2 リズムの均等を支配する法則。それは愛と知恵であるロゴスの第二様相の顕現である。

3 結晶化を支配する法則。それは活動つまり基礎的な様相であるロゴスの第三様相の顕現である。

この三つの支配要因つまり法則は人間という存在の三つの区分を通して現れる。

1 意思様相は呼吸器官を通して現れる。<中略>

2 愛の様相は心臓、循環器系、神経系を通して現れる。<中略>

3 活動様相は第一に同化器官と排泄器官を通して顕現する。

 

以上、抜粋修了

 

ここであげられたいずれの組織、器官とも現代医学で考えても重要なものであることに異論はないところでしょう。

ただし、現代医学と秘教治療で決定的に異なるのが、あくまでエネルギーで考えるのが秘教の考え方だということです。

したがって、「2 愛の様相は心臓、循環器系、神経系を通して現れる」の次には次のような記述が続きます。

「これは多くの点で、あなたが理解するべき極めて重要なものである。なぜならそれは、エーテル体とエーテル体によるプラーナつまり活力の吸収を最も支配しているものだからである。このプラーナは血液と神経の両方を通して作用する。なぜなら、生命力は血流を使い、サイキックフォースは神経系を通して作用するからである。」

 

「法則」は10あり、「規定」は6あります。

10の法則はそれぞれ7種の光線に対応した7つと第1ロゴス、第2ロゴス、第3ロゴスに対応した3つの計10になっています。

 

第一光線は「意思と力」です。この第一光線と対応関係にある法則のⅠは次のように記載されています。

法則Ⅰ すべての病気は魂の生命が抑圧された結果である。これはすべての王国のすべての形態に関して言えることである。治療家の技術は魂を解き放つことである。そうすることで、魂の生命は特定の形態を構成する器官の集合体に流れ込むことができるようになる。

 

つづいて、第三光線は「活動的知性」ですが、この第三光線と対応関係にある法則のⅢを見てみましょう。

法則Ⅲ 病気は人間の生命エネルギーの基本的な集中化がもたらす結果である。こうしたエネルギーが集中している界層から、決定づける状態が進行し、それらが不健康を生み出し、その結果として病気や病気からの解放として表われる。

 

このように見てくると、法則は各光線と関係している病気の原因が書かれているものということがわかるでしょう。

 

第二光線は「愛と知恵」ですが、この第二光線と対応関係にある法則のⅡを見てみましょう。

「秘教治療」上巻 p.49 より抜粋

病気は三つの影響力の産物であり、それらに影響される。まず最初に、人間の過去。人間は昔の間違いに対する代償を支払う。第二に受け継いだもの。人間グループに起源をもつ汚染されたエネルギーの流れを人類全てと分かち合っている。第三に、人間は生命の主が自らの肉体に課したものをすべての自然形態と分かち合っている。この三つの影響力は「罪悪の分かち合いという古代の法則」と呼ばれる。これはいつの日か、神が創った全てのものの背後にある、古代からの善による支配という新しい法則にその席を譲らなければならない。この法則は人間の霊的意思によって活動へともたらされなければならない。

 

法則のⅠ、Ⅲと比べるとだいぶ長く、少しわかりにくいですね。

第二光線はヒーリングに大いに関係するものだけに記載が長いものになるのも当然かもしれません。

法則Ⅱは規定1と関係していますので、ここで規定1を見てみましょう。

「治療家は、助けようとする人の思考もしくは欲求の内的な段階を知るよう自らを訓練しなければならない。そうすることで、問題が発生する源を知ることができる。

また、原因と結果を関係づけ、どの点に助けがもたらされなければならないかを正確に知らなければならない。」

 

なんだか至極、当たり前なことが書いてあるようにも感じるのですが、原因をエネルギーの観点でみないことには秘教治療にならないことを考えると原因の追究は決して簡単とは言いきれないものがあるでしょう。

 

そのような原因がわかるようになるために、治療家に求められる特質についても「秘教治療」には書かれています。

 

「秘教治療」下巻 p.171~175

1 魂に接触し、魂として働く能力・・・

2 霊的意志を自由に7つ買う能力・・・

3 テレパシーによる連結を確立する能力・・・

などなど、15の項目がありますが、これは「法則」と「規定」をコンパクトにまとめたもので、要はこれらが「秘教治療」の神髄ということになるのでしょう。

 

ここまできて、ようやく「秘教治療」の大枠を概観することができたような気がしました。

 

 

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