「ぼくはねこ」
夏休みがはじまった。ぼくは、学校の勉強もうまくいかず、人間関係はだめだめだ。今年の夏休みの宿題も、あたりまえのようにやらない。そんな夏休みのある日、いつものように、かわらでのんびりくつろいでいた。そしたら、一匹のねこを見た。そして、ぼくはこう思った。
「ぼくもねこに生まれたかったなあ。」
人間関係にも苦しみ、周りから圧もかけられ、ぼくは自分がいやになった。ゆういつそのイライラをなくしてくれるのは、昼ねだ。そして、いつものように昼ねをした。
気がついたら、なぜか朝になっていた。
「そんなにねたかなあ。」
昼から日がかわり朝までねるなんて、そんな自分がこわくなった。ふと川にうつっている自分のすがたをみると、
「あれ、ねこのすがたになっている。」
そう思ったぼくは、とてもうれしかった。自分のゆめがかなったからだ。
「これからは、だれにも圧をうけないで、のんびりと生活ができる。」
そして、たくさんのやりたいことも考えて、やってみようと思った。こんな、ねこでの生活が、ずっと続いてほしいと思う。
まずすることは、やっぱりひるねだ。ねこだと、周りの目を気にしないで、だいたんにねることができる。こんな生活を夢にみていた。
ぼくは、のらねことして生きていく。飼われるほうが、楽だし、楽しいと思っていたけど、のらねこも、わるくはない。これから、好き勝手に生活できるなら、とてもうれしい。これからどうしようか。やりたいことがありすぎて、まよってしまう。
そんなことをしながら、一日をおえた。その日の夜空はとてもきれいだった。
「このくらし。本当に最高!」
こんないい気持ちでねるのは久しぶりだ。
夜が明けた、機能はよくねれた。今日は街中へでてみようと思う。
そして、今日の朝ぼくは、ついに街中へ出てみた。そこには、ここがいつも住人でいた街中とは思えないほどのこうだいさや、夢がある気さえした。
その場に、ぼーっとしていると、近くで大きな音がなった。
「プップー。」
車のクラクションだ。びっくりして、ころんでしまった。もし気づかなかったら、ひかれるかもしれなかった。
(いがいと気をつけないと危ないんだ。)
ほかにも、ねこになって不まんがたくさん出てきた。街中には、たくさんの人がいて、ぶつかりそうになってしまう。ねこだからといってけしてらくではなかった。ねこのいろいろ大変なのだ。
次の日、人間の時のように、くさむらでねっころがる。やっぱ、これがいちばんたのしい。
しかし、毎日こんなことをしていていいのか。人間と動物でまったく同じことをしていいのか。こんなことをしていいのか、自分にじしんがなくなった。
そして、目をつぶると、
「あれ。」
人間にもどっていた。
「ゆ、ゆめか。」
そう思い安心した。ゆめだったとしても大切なことをしれたきがする。そして、自分の生活に生かしたいとおもったのだ。
子どもたちは、この世に生まれてきてくれたことだけで価値のあること。
そして、
どんな風に大人になっていくか?
どう社会に貢献していくか?
それは子どもたちが自分で見つけていくもの。
自分の「価値観」の種となるものを持って生まれてくる私たち。
そしてそこに、育った環境などが影響して、また独自の「価値観」が育っていく。
私たちは、私たちの窓からしか、世界を見ることができない。
どんなに成長して、どんなに素晴らしい人間になったとしても、自分の窓からの世界しか、見ることができない。
だから、自分の特質を知って、子どもの特質を知ることで、その違いを明確に目で見ることで、自分とまったく違う価値観に気づき、新しい可能性やまだ生み出されていない希望を見つけることができる。
例えば、大地をえぐるような強いエネルギーを持っているのなら、そのパワーを外へ発散させてあげる声かけが必要だし、
地を這うような本能や強いこだわりを主張していく本質を持っているのならば、それを隠さずに発することと
人に与える影響力、フォローの仕方を教えてあげると良い。
人は観察した通りに物事を生み出します。
素晴らしい能力に目を向けてあげることで、その力がますます伸びていきます。
見慣れたものを異質なものに。
当たり前のように持っていると思っていた能力や欠点だと思っていた素質が、オンリーワンの魅力になっていたことに気づきます。
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能力20×表現20×役割13の持って生まれた能力を活かすコツが詰まっています。
人は絶対にプラスだけじゃないので、特に落ち込んだ時やマイナスになる時の対処法が役立ちます。陥りやすい心の癖、抜け出すヒント、目指す方向性がはっきりとわかります。
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※「ぼくはねこ」息子作