霊性、霊質を問う。
清められた空間は、異質を嫌う。
同じ魂のもの。ボランティアで降りてきたもの。
どちらが上ではなく、区間整理された領域を、「 功徳 」 という。
自分の思い。押し付ける。
神様は視てる。
「 そうじゃないよ 」
エネルギーは、動きを止める。
神様の領域。
人間の領域。
生きとし生けるものたちの領域。
神聖な場であればこそ、禁を侵さない。
高麗川。
気品を添えた重人たちの参拝。
上に立つものは、もっと厳しくないと。
世を正さないと。
なんとなく。
いいえ、なんとしてでも。
その覚悟がなければ、上には上がれない。
それを見せられる世の中。
神社の本質。
それは、譲歩があってこその神様参り。
「 霊質を問われる時代になったんだな 」 と誰かが呟いた。
感謝を込めて。