日本円、日本国債の暴落を考えてみる | 吹雪のつぶやき

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MMORPGなどの仮想世界で暮らす「吹雪」が、思わず口にしてしまった「つぶやき」を綴った日記帳です。


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以前から書こうと思って温めていたネタなんですが、今日、ジャストミートな記事を見つけたのでブログにしました。タイトルは、ちょくちょく話題になる「日本円、日本国債の暴落」です。みなさん日本円はみたことあると思いますが、日本国債見たことあります?何かオイラの親族には国債持ってる人がいるとかいないとか聞いたことあるのですが、オイラは見たことも買ったこともないですw


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↑実物はこんな感じだそうです。でも、実際はペーパーレス(銀行口座の額面で管理)らしいですね。


そんで、そもそも国債とはどんなものかと簡単にいいますと、


・100万円の10年国債で年利0.3%の場合

 ①10年後に国に債券を渡せば100万円に換金できます。

   実際は、債券購入後1年以降であれば、100万円に換金可能です。

 ②年利として、毎年額面の0.3%を利子として受け取れます。(支払いは年2回に分割)

  100万円の0.3%だと 毎年3千円が振込まれる。そのため、国債取引を行う金融機関

  に口座を開設する必要あり。


要は、借金の手形みたいなもんです。それで、この国債、市場で売買することが可能です。(正確に言うと、市場で売買できないタイプの国債もあります。)例えば、債券市場で10年物国債が人気で、買いたい人が多ければ、100万円の債券が100万5千円で売れると言うことです。


ただし、ここで強調しておきたいのが、これらの国債は全て円で売買されているということです。例えば、100万円の債券では売れないから8333ドルの債券を発行するということはありません。これが何を言いたいかと言いますと、国債の換金、利子は日本円で支払われるということです。まずこの事実を頭に置いておいてください。


それでは本題です。日本円、日本国債暴落論をぶれずに繰り返している識者と呼ばれる方々が何人かいますね。紫おばさんこと浜矩子(はま・のりこ)同志社大学大学院教授なんかもそうですが、この人、伝説のトレーダーこと藤巻健史さんですね。


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↑この人ですね。


「日本経済の延命治療は続かない 年内にも1ドル千円の超円安に」と某朝日新聞系のサイトで語られています。


藤巻健史に関する記事


このように、↑の記事で日本円、日本国債が暴落して国債はジャンク債になる可能性があるそうです。これについて、落ち着いて考えてみましょう。(正直、伝説のトレーダーか何か判りませんが、この人20年間も日本円、日本国債暴落論を言い続けていますが、未だに暴落してないんですがね。)


(1)ケース1:債券市場で日本国債が暴落した場合

  まず、この仮定が間違っています。株式などの証券であれば、暴落すれば日本円であって

  も1円の価値も無い紙クズになることはあります。しかし、日本国債は日本国がその額面を

  保証していますので、そもそも、額面以下の金額で売買されることが想定できません。

  

  いや、売買しなくとも、機関投資家が一斉に債券を日本円に換金するかもしれない。その時、

  日本政府に返済能力がなかったら大騒ぎになる!!と言われるかもしれませんが、日本の

  機関投資家は日本円で運用しているので、急いで換金する必要がありません。換金すれ
  ば利子ももらえなくなりますし、換金したくなる理由が判りません。


  ただし、海外の機関投資家は少々事情が異なります。海外の機関投資家はドルなりユーロ

  で日本円を買ってその金で国債を買っています。もし、日本円が極端な円安になった場合、

  国債の額面以上に資産が目減りすることになり、一刻も早く換金したくなると思います。

  この場合、上記で想定した取り付け騒ぎは発生すると思います。


  ちなみに、日本国債の発行残高約1000兆円の内、海外の機関投資家が保有しているのは

  84兆円ほどで、比率で言えば8.4%ほどです。なので、日本国債暴落と言うか、日本円が

  極度の円安になった場合、国債の取り付け騒ぎが起きたとしても84兆円ほどです。


  84兆円ほどであれば、日本政府が支払えないとは思えませんが、最悪の場合でも、日本

  政府には通貨発行権がありますから、政府紙幣や政府貨幣を作って支払えばOKです。


  そもそも、海外の機関投資家も慌てて日本国債を日本円に換金して、その日本円をドルや

  ユーロに換金しようとしても、逆にドル高、ユーロ高を引き起こすだけで、日本円をドルや

  ユーロに換金した際に損をします。自分で自分の首を閉めることになると判っているはず

  ですね。



(2)ケース2:為替市場で日本円が暴落した場合

   ケース1を考察して、日本国債が暴落するという可能性がほぼ無いこと、例え海外の機関

   投資家が一斉に国債を換金したとしても問題ないことは理解して頂いたと思います。

   日本円が突如暴落して超円安(藤巻さんが言うには1ドル=千円)になるというのは、

   ちょっと考えられません。何故なら、日本は外貨保有として1兆ドル以上保有しています。

   もし、1ドル=千円になったら、この1兆ドルは1000兆円の価値になり、現在ある1000

   兆円の政府負債が全て一気に返済可能になり、日本円が暴落するロジックである巨額の

   政府負債が消滅します。ということは、日本円は暴落しませんよねwww


以上のことから、日本円、日本国債が突如暴落するなんて言うことは、素人のオイラが考えてもありえないことだと思います。でも、日本が大嫌いな人(左巻きの方々)はこういう話が楽しくて楽しくて仕方がないんでしょうね。ただ、残念なことに日本円、日本国債の暴落論はファンタージー小説だと思います。


4月28日追記

日本円が暴落すると言う人がいますが、こういう方々は通貨が投機目的だけで売買されていると思っているんですかね?そもそも、通貨を売買するのは、輸出入の代金支払いで必要だから行っているんです。日本円が暴落するとは、誰も日本円が欲しくなくなるということですが、日本の企業が海外で稼いだ金を日本円に換金して利益とする限り、為替市場で日本円が買われなくなることは無いと思います。また、日本円が円安に振れた段階で日本の不動産等が買いどきになりますので、海外の投資家がドルやユーロを円に換金して不動産を買い漁ると思いますけど。

日本の企業が海外で活動する、日本の企業が国内で生産したものを海外に売るなどの経済活動を行う限り、超円安になんてならないと思います。そもそも、超円安になったら日本の商品が爆売れになって、他国の企業が倒産しそうですけどw

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