難しいと簡単。 | 紙ふうせん

難しいと簡単。

 先週の土曜日、

 町の企画で、小学生対象の工作教室の講師をしてきました。

 役場からのリクエストで、「ポップアップカード」を。

 高学年とはいえ、できるもの、出来ないものがあるので、作品選びには苦労しました。

 カードのデザインは私が。「お化けが連続して起き上がるカード」と「花が咲くカード」です。

 1時間半の制作時間を10分オーバーしまして、33名全員なんとか動くものを作れました。

 ハサミの使い方、ボンドのつけ方、いろいろ初めに練習しましたが、すぐには上手くできない

 ものです。

 ミッチリ1時間半のチョキペタ。子ども達、良く頑張りました。

 家族や友人、自分用にと名前を書いてうれしそうに持ち帰った子もいて、嬉しかったです。

これは試作品。何度も作って、子ども達が無理なく出来るよう工夫したのですが。。。

上手くいかないものです。

こんな大きいものを作って目の前で作り方の説明をしました。大きすぎてお化けは動きが

変です。

 

その日の夕方に、近くの市で行われていた「奴国あんどんまつり」に。

市民手作りのあんどんが沢山並べてありました。

手前の暗いのは、紙袋に砂を入れ、そこにキャンドルが入ってるあんどん。

シンプルですが、良い雰囲気です。子ども達がピョンピョン飛び越えていて、ヒヤッとしましたが。

たくさんのスタッフさんが関わられていて、すごく広い会場(園内に池や球場があるくらいの公園)

だったので、帰り道が分からなくなり、遭難しかけました。出て来れてヨカッター。

 

火曜日には、小学校の折り紙クラブに。

今回は伝承の「おすもうさん」を。

結構知ってる子が多く、私の説明そっちのけでみんな好きなように折って行きます。

そういう時は、知らない子達に目の前で折り方を見せることができるのでいいのですが、

場の雰囲気が普段以上にダラ~っとしまりのないものに。

開始10分で出来上がってしまったので、こうなることを予想して仕込んでおいた、前川さんの「カッパ」を。

ただ、コレを折るときも、ダラ~っとした雰囲気から抜け切れず、折る子、折らない子、紙相撲で机バンバン叩く子、相撲部屋作るのかというくらい力士を作る子など、フリーダムな感じに。

今回は知っていて簡単なものという油断から、あまりよくない雰囲気で1時間過ごしてしまいました。

次回は学習発表会前日のリハーサル。いつもの通り小さい先生になってもらう大事な練習日です。

シャキッと緊張感を少しだけでも持って、折り紙を楽しむことに集中折ってくれるとうれしいなぁと。

次回、不安だらけです。