きのう、知人の個展を見に行ったのですが、朝から警報が出るレベルの暴風で起き抜けに
用意していた着物で大丈夫だろうか・・
小紋じゃなくて濡れても大丈夫な紬に変更しようかしら
と、しばらく悩みました・・。
でも詳細な天気予報みたらお昼頃から雨は止むってなってたので、無事着て行けました。
午後はずっと曇りの予報だったのに、着いたら太陽が顔を覗かせて、あなたが来たら晴れたねって会場で言われました。
まだまだ絶好調な晴れ女です('ω')
そもそもちょっと前の天気予報では一日雨でしたが；；
天照さま、ありがとうございますっ('ω')ﾉｼ
絵画みたいな丸窓って思いながら以前撮ったものです(笑)足立美術館思い出しました。
ちなみに個展に行ったら初めて会うご婦人と、刺繍談義、着物談義で盛り上がってしまいました(笑)
ご婦人の刺繍の先生が、中国の人に招かれて教えに行ったというお話が面白かったです。
元々日本の刺繍の技術は中国起源なのに、文化大革命で途絶えてしまって、逆輸入したのよーって言われてました。
途絶えたって言われて思い出したのが、中国三大刺繍のスワトウ刺繡です。
よく中古の着物でみかけるし、私も一着だけ持ってます。（スワトウ刺繍大好きだけど、中古でホイホイ増やさないって心に決めてます＾＾；）
一回途絶えたってことは最近見かけるスワトウ刺繡はなに？ってなって聞いたら、最近のはほとんどミシンでやってるって教えてもらいました。
（上記の先生のお話はかなり昔の話のようです。習われてたという方もかなりのご高齢でした）
裏の糸を見るとミシンかどうかわかると言われて、帰って見てみますー！って言ってたんですが、よく考えたら個展で着たのでクリーニングに出していましたorz
調べてみたらまだ中国では作られているそうですが、大変な作業で若い人が継がないので、そのうち途絶えるかもって言われてるみたいです。
あんまり中国の歴史には詳しくないのですが、上の年代の人から私が知らない時代の知識を教えてもらうのが大好きです!(^^)!
逆に下の年代で私が知らないものを教えてもらうのも好きです。
おしゃべりが大好きなご婦人だったみたいで、色々聞けてよかったです。
そういえば日本でも残念だなーって思うのが、維新の時に城を壊しまくったことですかね。
主がいなくなって管理しきれなかったり、維新の時に反乱が相次いで、武士の象徴でもある城が取り壊されたと聞いてます。（西南戦争も熊本城ですしね）
萩城址は長州藩士が維新の中心にあって、示しのために真っ先に取り壊されたって聞きました。
その前にも江戸時代に入るときに、お城が激減しました。
豊臣政権下ではたくさん城が作られたのですが、徳川幕府が出した、一国一城令と武家諸法度（城の新築禁止）でかなりの城が消滅したそうです。
グーグルマップでみると、一国一城令で壊された城跡がたくさんあります。
勿論山口県にもありますし、やっぱり藩につき一個しか江戸時代はお城が持てなかったので、萩以外のお城は壊されたそうです。
他の山城は無理でも萩の城が残っていたら、立派な観光資源になっただろうになぁって思ってしまいますね～。世知辛い！
実は一国一城令で壊されたお城にずっと引っ張られてたんですが、今日の対面鑑定でその城跡すぐそばの史跡を教えて頂きました＾＾；
つい先日も引っ張られたばかりだったので、驚きました。
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