今日は、今年初めての

草刈りをしました。

人間の都合ですが

雑草と呼んでしまう草たちが

レンガ敷きの歩道の脇から

気になるほど伸びています。

芝だか雑草だか区別が

わからないような庭は

かなり雑草が勝っている

感じになっています。

たぶん、芝もあると思うけど?

といった感じです。

 

どうせ同じく刈り込んで

しまえば

緑色の地面になるから

どちらでも良いような…

そんな田舎の広い庭です。

田舎で広いのは特に自慢になりませんが

都会生まれで都会育ち、

ごちゃごちゃせせこましいところでの

暮らしが長かった、

私の憧れそのままが今

毎日目の前にあるのです。

 

私は幼い頃、何を見て

憧れたのか、

いつも、野山と兎と雑草の

絵ばかり描いているような子どもでした。

小学校低学年のころ

あんまり同じ絵ばかり

描くので、先生が私の絵を

教室の壁に貼ってくれました。

思い返せばあの憧れを

求めていたから今が

あるんだなと思うのです。

 

刈り込み用の大鋏を使ったり、

ナイロンの刃の草刈り機を

使ったり

細かいところは手袋で

手作業の場合もあります。

 

大自然が好きとは言っても

人の暮らしの範囲の草を

刈るのはどうしても

必要です。うっそうとさせて

おけば

マムシなどが見えなくなり

それを踏んだりしたら

噛まれて大変なことになりますから。

 

午前中の、お天気が良い時間帯には

この季節は、花粉症でないかぎりは

気持ちの良いものです。

 

高齢になってきたら

ちょうど良い運動にもなって

やればやるだけ綺麗になりますから

達成感もあります。

 

田舎暮らしのすすめです(笑)

広すぎなければ、さほどの

苦労はないと思います。

 

私の場合、たまたま出あった

今の土地が、広すぎたために

かなり苦労しました。

 

夏には、雨続きになったり

都合でサボると、

その勢いに圧倒されそうに

なる時もありますが

なんとか10年間一人で敷地を

管理してきたのでやっと

慣れてきました。

お友達ができて、庭木の

剪定を手伝ってくれるようにも

なりました。

 

とても良い季節を味わっています。

 

先ほど夕方の散歩を愛犬としてきました。

 

10年過ごしてきたこの地域で、

私道だと思いこんでいて、

入ったことのない道があったのですが‥

それが、まさかの

誰でも通って良い道だったことを

知りました。

 

いつも会うとその方の家の前で

お話をしてくれる

80才になられるというおばあちゃまとは

気軽に声を掛け合う仲になりました。

 

その方が昨日、その道のことを

教えてくれたのです。

「国道に出ると、ワンちゃんを連れていたら

なおさら(車が)怖いでしょ」と言って、

「ここを通れるんよ」と言いながら一緒に

その道を通って、私の家の方まで

案内してくれたのです。

 

今日も、さっそくその道を通って

帰ってきました。昨日そうやって

教えてくれたんです。

 

まるで、お母さんが小さい子に

教えるみたいに、どこまでも

付いてきてくれました。

 

「ここをまっすぐ行けばいいんだよ」と

もう、いつも歩いている場所まで来て

そうおっしゃったので、

 

「さすがにもうそれは解りますよ」

と笑ってしまいましたら

その方も「そうやろうね~」と言って

お互いにケラケラ笑ってしまいました。

 

そんな昨日の会話を思い出しながら

私は本当にやさしいお母さんの心に

触れさせてもらったことに

癒されながら愛犬と歩いていたのです。

 

田舎は物理的には

広々していて、閑散としているようでいて

都会暮らしよりも、人と人の距離は

近いのです。

 

ただ、どんな田舎か、どんな集落か、

これを調べてここに来たわけではなく

私はたまたま、とても人柄の良い人ばかりの

里山に来たんだということを

今さらながらに実感しています。

 

こればかりは、調べても

わからないようなことではないでしょうか。

 

田舎暮らしを始めたものの、

ちょっといろんな

ケースがあるというのを

最近耳にしたのでそんなことを

思っています。

 

言葉の体験も、この自然に

触れあう暮らしの中でこそ

起きてきたことなのかも

しれません。

 

 

 

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