皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
先月末よりあまり気動車関係の新製品が無く、あまりネタが無い状態が続いていましたが、先日買ったパーツを使って久しぶりにキハ261系の整備をしました。また、今月のTomixさんからの新製品発表では、キハ261系6次車が登場するようです。これの従来品との違いを想像しつつ、見てみたいと思います。
↑先日11日に所用で街に出た際にお買い物をし、この時に汎用の密連TNである0336を買っていました。これをキハ261系に付けてみます。
キハ261系へのTN取り付けは、以前に5000番台「はまなす」編成が発売された際に新塗装編成も交換していましたが、この際はTNが足らず旧塗装編成はそのままでした。
↑今回TN化するのはこの旧塗装のキハ261系「スーパーとかち」セットです。鉄道模型は2020年からの途中復帰組なので、キハ261系については何が出ていて何が違うのか良く把握していません(汗)
↑1100番台、1200番台の両端ユニットに、増結用の1300番台を2両挟んだオーソドックスな6連で製品化されています。そういえば表のパッケージで分かりましたがこれって「限定品」なのですね。
↑現行塗装化される前のブルーの時代です。この塗装は先代のキハ281系・キハ283系から引き継ぐJR北海道の特急気動車らしい色で好きだったのですが、あの魔のイメージを払拭したかったのか新塗装化されてしまいましたね。
↑さて、ではこれらのTN化を行います。前述のとおり汎用TNである0336を使用しました。この製品は付属パーツも少なく、元々TN化することを考慮されているのでそのままカプラーポケットを切除してポン付けするだけです。
↑ものの5分くらいで完了しました。これに合わせて唯一の付属パーツである先頭台車のスノープロウも付けておきました。
さて、これで終わってしまってはあまりに寂しいので、8月に発表された新製品の中から、キハ261系1000番台6次車がアナウンスされていましたので、現行品との比較予想をしてみたいと思います。
↑8月発表の新製品の中で、キハ261系1000番台6次車がアナウンスされています。
この製品は「6次車」とわざわざアナウンスされているので、Twitterや他の情報メディアを見ると「待望の6次車発売」等という文言が散見されますが、この発表された新製品は従来品と何が違うのでしょうか? まだ発売前ですが予想してみたいと思います。
では製品化特長から注目ポイントを見てみますと…
・実車において6次車の特徴である、ワイパーが2本になった前面窓で再現
とありますが、
↑左が今回整備したキハ261系1000番台スーパーとかちセット、右が今持っている「98232 キハ261系(新塗装)基本セット」です。現行品から既にワイパー2本の前面窓が採用されています。
・印刷済みトレインマークは、「SUPER HOKUTO」装着済み
とありますが、現行品でも同じくSUPER HOKUTOが装着されています。
その他も現行品とほとんど変わらず、違うのはモーターがM-13になったことでしょうか。
そして増結セットの特徴を見ると、中間の1300番台のうち、1両は小窓跡のある1306~1309を、1両は小窓跡の無い1310~を再現しているようです。
↑手前が従来品の新塗装キハ260 1300です。従来はセットの車両が小窓付き(1301~1305)、単品の品番9405が小窓無し(1310~)となっていたようです。ちなみに奥の車両は旧塗装のセットに入っていた旧塗装で小窓塞ぎ跡付き(1306~1309)です。つまり今回新発売される中間車は従来旧塗装製品で出ていた車両を新塗装バージョンで組み込むということのようです。
なお、この窓を塞いだキハ260 1306~1309は3次車に該当するようです。
このように見てみると、今回アナウンスされた「6次車」製品ですが、実は従来製品も正面ワイパー2本で「6次車」を発売しており今回の製品のみが「6次車」になっている訳ではありません。非常に紛らわしいなぁと思いました。これを見ると何も知らない人は「お、今回は6次車が発売されるのか! じゃあ買おう」なんて思う人もいるのではないでしょうか。実は従来発売されていたものも6次車であるのに…。また、6次車セットと称しながら、増結セットの1両は小窓を塞いだ跡のある形状でありこれは「3次車」なのでもう何が何だか分かりません。
なんかまんまと上手く騙されたような気がするのは気のせいでしょうか? とは言え今回のセットではこの小窓を塞いだ跡のあるキハ260 1300番台3次車の新塗装というバリエーションが初登場します。これのためだけにでも買おうかな? しかし増結セットを買うと不要なキハ260 1200番台も付いてきちゃうんですよね。。。 実車が両端の2両ユニット×2に中間車を1両ずつ増結するスタイルなので、3両の基本・増結セットで発売しているのが若干無理がある感がありますが…。
とは言え何はともあれ現在の北海道を代表する人気車両が再販されるのは良い事だと思います。これからもコンスタントに各形式を再販・改良発売・バリ展していってくれるとありがたいですね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!