皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

1月15日にホームページのキハ58系イラストを修正・追加・更新していましたが、週末は模型弄りが忙しくあまりご紹介できませんでした。先日は既存イラストのうち姫路在籍車の修正分をご紹介しましたので、今回はキハ28イラスト修正の続きのうち、キハ28 800番台をご紹介します。15日の更新で801~804を追加し、805・806・808・809・810・811・812を更新しました。

 

キハ28 801~804

↑直方配置のキハ28 801~804は1962年の新製から1984年の廃車まで直方を離れませんでした。北九州地区から関西方面への修学旅行列車である「とびうめ」に使用されましたが、1964年には山陽本線が全線電化されており、また1961年には鹿児島本線も久留米まで電化されていましたので、北九州地区の支線から客を集めて関門デッドセクションを通過するための気動車運用で、大半の区間が架線下を走るというものでした。そのためか山陽新幹線博多開業前の1974年には「とびうめ」は廃止されてしまいます。直方では一部急行運用を持っていましたが1975年直前の時点で九州内で唯一非冷房のまま運用されており、これも1975年のキハ66・67投入により置き換えられ以降直方のキハ58系はキハ55系や10系に混じり完全にローカル専属になってしまいました。そして「59-2改正」による急行の縮小や長崎本線普通列車の電車化により老朽気動車廃車の波はキハ58系非冷房車にも及び、当車はキハ58系普通車では初期の1983年度末に廃車になりました。

直方に居たキハ28 800番代は外観上殆ど手を加えられておらず、1980年代以降各種機能改善や特保工事により少しずつ姿を変えていたキハ58系一族の中でも最も原形に近い風貌でした。前面補強は未施工でワイパーも原形のWP35 1本腕のまま、当然非冷房で放送ジャンパの栓納めもなくケーブルは標識灯に引っ掛けてある始末、後年の改造点を探す方が難しい状況でした。

キハ58系800番台は1978年の塗装規定改訂後は修学旅行色が廃止されたため一般の急行色になりました。当時直方の800番台は急行運用はありませんでしたが、首都圏色化が見られたキハ55系に準じて首都圏色になることはありませんでした。急行型としての最期の砦は崩れなかったのが幸いでした。

 

キハ28 805

↑一ノ関のキハ28 805です。キハ28 800番代は2次に分けて製造されており、昭和36年度予算分の801~804が直方に、昭和37年度予算分の805以降が東北地区に配置されました。東北地区配置車は盛岡・山形・小牛田と分散され移動も見られましたが、「ヨンサントオ改正」以降は805~810が山形、811~813は郡山という体制が「57-11改正」まで続きました。山形車・郡山車双方とも急行「ざおう・いいで」によく組み込まれており、特に郡山車は編成端に来ることが多いので目立つ存在でした。

「57-11改正」で急行が壊滅状態になると普通列車運用となり、805は一ノ関に転じました。「57-11改正」後は東北地区では形式毎の車両交換などが頻繁に行われ「60-3改正」で秋田に転じたのち「61-3改正」で廃車になりました。外観上は、新潟配置歴が無いのにも関わらず、タイフォンカバーが新潟タイプの円筒を斜めに切ったような形状になってるのがポイントでした。しかも通常の車と異なり下部が尖っている変形車でした。

 

キハ28 808

↑山形のキハ28 808です。「ざおう」に使用されていた時代からですが、山形車はタイフォンシャッターを撤去しスリット状カバーになっている車が多数いました。寒冷地で使用されるのに何故タイフォンシャッターが撤去されるのかは不明でした。その他当車は尾灯が外ばめ式に、制御用KE53ジャンパ栓納めは冷房車のような位置に配され、色々と手が加えられていました。

 

↑郡山のキハ28 811です。こちらもタイフォンシャッターがありません。郡山のキハ58 800番代は回転蓋式のシャッターが増設されていたのに対しキハ28はされていません。郡山の運用はキハ58+キハ28+キハ58なのでキハ28は先頭に立つことは無いということでシャッター取付されなかったのでしょうか? 真相は不明です。郡山の58+28+58運用は、急行「奥只見」「いいで」「出羽」「月山」「もがみ」で数日にも渡る遠距離運用に就いていました。

この車の特徴は、前位寄りから2・4・6個目の通風器が箱型ではなく冷房車についている斜めタイプの押込み通風器になっている点で、非常に違和感のある車でした。なぜこんな風になっているのかは不明です。

 

晩年には急行色となり、特に東北地区では他の非冷房車に紛れて目立たなくなっていましたが、4位側洗面所の窓が高くこの部分は800番代であることを自己主張していました。KATOさんからは「ざおう」セットに山形仕様のキハ58・28 800番台が入っていますが、これを郡山仕様にしたり、晩年の急行色にするというのも面白いかもしれませんね。

 

↑TN化を実施したKATO製キハ58 800番代(「ざおう」セットに入っているリニューアル後の製品) キハ58のタイフォンを改造して郡山仕様にしたり、急行色に変更して晩年の「ざおう・いいで」や、一般形気動車と組んで晩年のローカル仕業を再現するのも面白いかもしれません。

 

今回はキハ28 800番代のご紹介でした。これでキハ28の0番台及びこれと同時期製である800番台のご紹介が終わりました。次回はキハ28 300番代以降のご紹介に続きたいと思います。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!

 

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にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。