皆様こんばんは。 ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今までに当ブログではTomix製キハ58系を色々見てきましたが、さんざんくどいように述べていますがTomixさんのキハ58系単品車両の適用範囲は意外と広くなく、特にキハ28では単品だけ集めても急行編成の再現に支障をきたすことが多々あります。それではTomixさんは限られた形態の車しか製品化していないかというと、実車のほぼ全ロットをカバーするくらいの金型を持っています。しかしそれが特定編成のセットにしか入っていない、しかもそれが急行色ではないという点が非常にキハ58系急行を再現しようとする私にとって障壁となります。

 

しかしながら、Tomixさんは超マニアックな車両を単品で模型化していたりもします。それはキハ28 500です。

 

↑品番「2458」からして旧ロットのHG製品ですが、キハ28 500を単品で製品化していました。

 

このキハ28 500番台冷房準備車は501~504のわずか4両しか製造されませんでした。しかもその配置区は大半が弘前で、一部秋田、のちに一ノ関のみとなります。この501~504はまず揃って弘前に配置され、弘前では急行「むつ」「しもきた」といった超マイナーな急行で使用されていました。そしてうち1両はのちに秋田に転じます。弘前ではキハ28の配置5両中の3両はこの500番台ですので、弘前担当の急行を再現するには必要な車でした。秋田に転じた501ですが、秋田には20両近いキハ28配置のなかの1両で、非常に目立たない存在でした。この秋田の501は「57-11改正」で一ノ関へ転じ、以降大船渡線・北上線の普通列車で使用されます。そしてJRに継承されますが、盛岡管内に配置されていたキハ58系では唯一盛岡色に変更されず、そのまま早期に廃車になりました。その後は弘前の1両は秋田と弘前を行ったり来たりしますが、最終的には秋田1両・弘前2両という体制になり、最後は弘前の2両は機関換装され弘前色に変更されるも、1995年に廃車になっています。

 

この時は同時にキハ58の冷房準備車である1500番台が製品化されていますが、このように極めて地味なキハ28 500もわざわざ模型化されています。これはキハ56・27 200番台を模型化する布石なのではと期待したのですが、20年経った今結局期待外れになってしまいました。

 

実車が4両しかいませんが、うちには既に4両います…。これは以前キハ28・58の冷房準備車にキハ56・27の側窓を移植してキハ56・27 200番台を製作しようと考えていた時の名残です。キハ27はミッドナイトを模型化することも考えると両数が必要ですので結構頑張って探して購入していました。しかし、とても優れたレジンボディのキハ56・27が手に入ることが分かり、この改造案は立ち消えとなりタネ車のキハ28 500が残りました。これを使おうと思っても、前述の通り使える急行が極めて限られます。さて、どうしたものか…。

 

実車が4両しかいないキハ28 500をわざわざ模型化、しかも単品で発売したTomixさん。しかし単品で製品化して欲しい車両は他に山ほどあります。

 

↑JR四国色セットのキハ58・28は、それぞれ0番台・2000番台となっており、乗降ドア下部の丸窓が無い0番台仕様を忠実に再現しています。これは急行色で是非必要ですよ!!

 

↑「由布」セットに入っているキロ28 0番台です。これは急行色なので転用がしやすいです。これも基本形式なので単品発売してほしいですね。

 

つまりこれでTomixさんはキハ58系の0番台の基本形式を全て模型化していることになります。単品は無理でも、キハ58+キハ28+キロ28+キハ58とかで、「キハ58系 0番台 急行4両セット」とかでも良いから出してくれないかなぁ…。

 

更に…

 

↑前述のキハ28 500番台の兄弟ともいえる2500番台です。501~504の続番で2505~2510の6両がいました。4両しか居ない500番台が単品で出ているのだから、6両も居た2500番台だって!? いや、無理か…。 でもこの2500番台は500番台より長命で、しかも末期は新潟色の2507・2508が1998年まで、小浜色の2510が2003年まで、東北地域本社色の2506が2007年まで在籍していたので、注目の車でもありました。

これらを再現するためにも単品で出ていると良いのですがね。あと急行色としてはセットの「アルプス」の他に、「しらゆき」との併結で有名であった「白馬」や、長野の「野沢」、新潟の「あがの」「べにばな」でも使われていましたので、キハ28 500よりは使い道が広いと思うのですが…。 まぁ単品で出ている3000番台の、4VKの向きをひっくり返し、4VK用の吸気口を移設し、タイフォンを寒地用に交換すれば作れなくはないですが。

 

↑急行「アルプス」セットに入っている、乗降ドア下部の丸窓が有り、運転席窓バランサー点検蓋が無い、400番台前期車のキハ58です。このグループは中部地区にかたまって配置されていましたので、長野・新潟・名古屋・美濃太田・七尾・金沢といった地区の急行を再現しようとすると欲しい車です。折角セットに入っているのだから、単品でもいかがですか?

 

↑「氷見線」セットに入っているキハ28です。単品のキハ28は機関冷却水給水口が前位寄りにあり、運転席窓バランサー点検蓋がある9次車がモデルですが、当車は機関冷却水給水口が車体中央付近に移った10次車をモデル化しています。単品の9次車については先日9月17日の投稿のように大半が水戸に配置されそれ以外の区には数両ずつしか配置されませんでした。それに対しこの10次車以降のグループは各地で比較的まとまった数が配置されています。特に山陰・名古屋・和歌山地区です。よって、これも急行色の単品が欲しい車です。

 

↑急行「のりくら」セットにはこのような機関冷却水給水口が車体中央付近にあり、便所窓が横長の小窓という14次車(486~494)も模型化されて入っています。このうち冷房車は486~493の8両のみで、しかも配置は偏っていたので敢えて単品でなくても何とかなりますが。このような車まで模型化してしまうのですね、Tomixさんは。

 

↑同じく14次車のキハ58です。14次車のキハ58は794~799、1000~1052と比較的まとまった数量いましたので単品で欲しい車です。しかしこの車は他の色々なセットにも入っていますので、なんとかかき集めることは出来ます。

 

↑オマケ。急行「のりくら」セットのキロ28です。この車は車体断面変更車(19次車)でユニットサッシ、4VKの吸気口が美濃太田仕様という車で、2309にしかなりません。こういう車はセット限定で良いのです。しかし先に挙げたような「由布」セットのキロ28 0番台などは標準車ですので是非もっと入手しやすい形で製品化して欲しいものです。

 

いかがでしょうか。近年はセット物ばかりでなかなか単品を出さないTomixさん。そう考えるとますます何故キハ28 500を単品で出したのか謎です。 最近では11月のキハ58系四国色シリーズに来年2月の盛岡色シリーズと、キハ58系模型化はまだまだ続くようです。ぜひともまた面白い車を模型化してくれるとともに、標準車の単品販売に期待したいと思います。

 

それでは次回もお楽しみに!!

 

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にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。