こんなちはドキドキ



摩訶 霊故ですピース



何かと忙しく、ブログをする時間があまりとれせんしょぼん



みなさんは、どうですかはてなマーク



霊故も、ブログ出来る時間をがんばって増やしていくので、応援してねチアリーダー



ところで、話は変わりますごめんね



霊故が小学3年生の時に、体験したお話



幽霊が現れて、怖いぶるぶる



そんな、レベルじゃないよにひひ



今回のお話は、もっと深い考え方を教えてくれる体験ひらめき



この体験で、霊故はこの言葉を覚えたよ



「口は災いの元」




みなさんは、何を感じるのかなはてなマーク



それは、小学校3年生の夏休みに入る前



ちょうど、梅雨が明けるぐらい


霊故の生まれ故郷では、お葬式をしている前を通る時は、親指を隠しなさいと、ママから聞かされました



親指を隠さないと、家族に不幸が来る・・・らしぃ



なぜ、親指なのかは霊故のママも知らないみたい



しかし、霊故の故郷では代々言い伝えられてきたみたい



そんなある時、霊故の友達のTちゃんと遊ぶことになり、近くの公園に自転車で



家から公園まで2分



公園のすぐそばには、葬儀屋さんがあり、よくお葬式をしていました



幸いにも、公園からは葬儀屋さんは、見えません



その日、公園で遊んでいるとTちゃんが家に忘れ物をしたと言いだしました



Tちゃんの家は、公園から葬儀屋さんの前を通れば5分ぐらいのところ



でも、霊故はあまりその道を通るのがイヤ



霊故「わたし、ここでまってる」



Yちゃん「霊ちゃん、着いて来てちゃ」



お願いされると、断れない霊故



しぶしぶ着いていくはめに



やっぱり、公園から葬儀屋さんの方向に自転車をこいでいくと、葬式の最中



この辺りには、葬儀屋さんがないため、多くの方がここを利用する



霊故は、ママから言われていた言葉どうりに、親指を掌の中に隠し



霊故「Tちゃん 親指隠さないとダメだよ」



Tちゃん「霊ちゃん なんでかな?」



霊故「ママが親指隠さないと、家族に不幸が起こるらしいよ」



Tちゃん「あ、それ迷信だよ。わたしは、いつも隠さずに通るけれど、何も起こったことないよ」



霊故は、そんなTちゃんの言葉を耳にしながらも、親指を掌の中に隠し続けていました



そして、ちょうどお葬式場の真ん中に差し掛かったところで



Tちゃんがとんでもないことを口走りました



それは、外から見える祭壇を指さし



「パパもあんな風になればいいのに」



霊故はその瞬間、葬儀場から流れ出るいやな空気を感じ取り



そして、心の中で



『ごめんなさい ごめんんさい』と、何度も謝りながら通りました



Tちゃんがなぜ、そんな事を口走ったかはしっています



Tちゃんの両親は、夫婦の仲が悪くいつもケンカばかり、Tちゃんのパパがいつもママをたたく毎日



でも霊故は、Tちゃんに



「そんな事を言って、本当に何かが起こったらどうするの」と怒りつけました



すると、Tちゃんは



「迷信。迷信。そんな事を信じている霊ちゃんは、子供だね」と言われました



霊故は、そうかな?と、考えながらもさっきの葬儀場から急に流れ始めた空気に少しいやな予感


その後、何事もなかったように大笑いしながら遊びました



次の日、学校に行くとTちゃんの様子が・・・



何があったか聞くと、パパとママが離婚をする事になったそうです



霊故は、心の中で



『迷信じゃなかった』と、驚いていました



でも、Tちゃんの表情を見ていると、そんな方向の話をすることもできず、ただただ黙って聞いていました



口では、きついことを言っていても、やはり両親が好きなTちゃん



離婚後は、ママと一緒に暮らすらしく、そこだけはホットした表情



でも、不幸はこれだけでは無かった



離婚の話を聞いてから、3日後Tちゃんが学校に来なくなり、先生に話を聞くとなんでも



Tちゃんのお母さんが倒れたとの事



霊故は、心配になりましたが祈るしかできません



二日たち、三日たちましたがTちゃんは、学校に来ません



先生もTちゃんのことには、触れることもなく、時は過ぎていきました



それから、数日後



1時間目が始まる前に、先生からのお話がありました



先生「Tちゃんのお母さんが昨日の晩に、お亡くなりになりました。学校に来るのは、夏休みが終わってからになります」



突然の出来事に、霊故は目から涙があふれ、止まりません



Tちゃんにも、手紙を出しました



でも、返事は返ってくることもなく



夏休みも終わり、Tちゃんが今日学校に来ているか?



気になりました



Tちゃんは、何事もなかったかのように、自分のイスに座っていました



でも、Tちゃんは霊故の顔を見ても、無視



霊故には、理由がわかりません



Tちゃんに、問いかけると驚く言葉が



「霊ちゃんが葬儀場の前であんな事を言うから、ママはしんだのよ。あんな迷信のお話を私にするから、不幸になったのよ」



霊故は、涙で声も出ません



Tちゃんに何も言えないまま、Tちゃんとその後話をする事は無くなりました



Tちゃんに、どれほど謝っても許してもらえるはずがなく、今考えればどこかで自分を責めていたのでしょう



Tちゃんは夏休みの後から、学校も休みがちで中学の頃からは、不良グループに関わり学校にはほとんど来なくなり、顔も合わすことが無くなりました



中学の時一度だけ小学校の先生を訪ねたことがあります



Tちゃんのことで相談に行った時こんな話を聞きました



離婚が決まり、ママが死んでからパパとの二人での生活。Tちゃんは、パパからひどい虐待を受けていたそうです



だから、顔がはれ上がった時は、顔のはれが引くまで学校にはこれなかったそうです



先生もそのことに気づいたのは、卒業式の後だったそうです



霊故は、その話を聞きながら『ごめんね。ごめんね』と、何度も心で謝りました



Tちゃんの辛さに気付いてあげることもできず、心の中でどこか迷信話を楽しんでいる霊故がいたような気がしたからです



そのTちゃんも、風の噂で今ではママになったそうです



でも、その生活は大変辛いと言うことも聞きました



みなさんも、お葬式場の前を通る時、親指を隠して通ってくださいね



そうしないと・・・