第41話~第46話の怪談シリーズが終了。

当時、夏休みの6週間を費やしたわけですな。

題材となったモチーフは以下の通りです。


第41話 幽霊ビル

 都市伝説でよくある「元・病院の廃ビル」。

 肝試しなんかでよく出てきますな。

 むやみに近づいてはいけないよ。


第42話 ゾンビ

 タヒチやブードゥーなんかである秘法。

 ただし、土葬の習慣のない日本じゃ無理がある。

 甦っても骨(しかも一部)しかないからねぇ。


第43話 耳なし芳一

 小泉八雲の『怪談』に書かれた怪談話。

 平家の亡霊に連れて行かれ琵琶で平曲を弾き語る。

 それを阻止しようと全身に般若心経を書く。

 しかし耳だけに書き忘れたため耳を持っていかれる。

 芳一は犠牲者であり、耳をくれ~とは言わなかった。

 その後、何不自由なく暮らしたとのことです。


第44話 化け猫

 「化け猫」とは齢を重ねた猫が変化した妖怪。

 鍋島藩に伝わっている化け猫騒動が有名。

 「猫また」はしっぽの先が二股に分かれている妖怪。

 この両者は違う種類の妖怪なのです。


第45話 白蛇伝説

 神の使いとして家の守り神と考えられている。

 弁財天の使いとも言われ、富をもたらすとも。

 マスターが言うとおり、「商売繁盛」するかもね。


第46話 合わせ鏡

 都市伝説の一種。

 合わせ鏡を作り呪文を唱えると悪魔が現れる。 

 あるいは未来が見える。

 鏡には古来より不思議な力が宿ると言われている。


このような怪談シリーズを経て夏休みは終わるのである。