冷糖坂を薄い飴にして舌先で割っちゃいたい | 幻のおさしみ

幻のおさしみ

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雨、ちがう

くもりの空だ下り坂に接触する

ちょっとやだ

でも塗れていく

ものが凍るときの白い憂いもまとってる

回転速度に意識が逸れる

関係ない関係ない

ちがうことがおんなじ所で

天秤はこなごな、雪だか砂糖

カルメラ焼きの風

靴裏が味覚を感じるなら

擦ることなくすべりおりたい