1月4日(木)大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子氏


《2024年投資戦略》

円建て運用だけでは資産は目減りしていく


・iPhone8→15の価格変化は米国では14% の値上がりだが、日本では58%の値上がり

・Microsoftのクラウドサービスにおいて同じサービスなのに日本では断トツ20%の値上がり


☆真逆な日米金融政策を理由に円高予想があるが、そんな場面は絶好のドル資産買い場面


《肥満治療薬》

肥満治療薬の期待でアムジェンの新薬


肥満治療薬の現実

高い患者負担額

患者の72%が3カ月で使用中止に



1月5日(金)野村グループ石光一彰氏


《相場の牽引役に変化》

23年はマグニフィセント7を保有していないと低パフォーマンス、否、保有さえしておけば高パフォーマンスになれた


しかし12月から借入金に頼る中小企業(ラッセル2000)がアウトパフォームに

⇒牽引役の交代か?


24年に好パフォーマンスを得る為には、買付のタイミングなどが重要に


《ボルマゲドンに要注意》

ボルマゲドンに要注意

ゼロデーオプション取引の拡大やビットコイン取引の活性で超短期売買が横行

⇒ボラティリティの上昇


2018年VIXショックの再来に注意


クリーブランド連銀は昨年12月時点での景気後退確率を66.5%に


景気後退入りの時期を

コンファレンスボードは24年前半

野村は24年後半

と予想



1月9日(火)ホリコ•キャピタル•マネジメント堀古英司氏


《QT減速》

ダラス連銀ローガン総裁 量的引き締め減速に言及


FRBのBSは9兆ドルに達して以降は縮小傾向

⇒適正な縮小ペースについてFRBも手探り状態


リバースレポ残の低下は流動性の低下であり金融市場にストレスを与える


☆無理のない縮小ペースに転じることが適切となろう


《消費者物価の見通し》

コアCPI構成大きく占める家賃

その家賃の先行指標ジロー指数に足元下げ渋り感

⇒これからはコアCPIは低下しにくく


利下げ発動にインフレ率低下を理由にしにくく



1月9日(火)岩井コスモ証券 小川浩一郎氏

2024年の注目銘柄についてキーワードは「出遅れ」と「業績好転」。2024年に飛躍が期待される。


《VZベライゾンコミュニケーションズ》

《DDOGデータドッグ》

《MUマイクロンテクノロジー》



1月10日(水)東海東京証券アメリカ武井章浩氏


《株式相場分析》

米株式市場

寄り付きから売りが目立つ

ヒューレットパッカード・エンタープライズ
ジュニパーネットワークスと買収交渉か
⇒株価は一時9%超安
取引直前にNFIB中小企業楽観指数が発表された
前月より上昇したものの、過去50年の平均値98を24か月連続で下回る
引けにかけて買い戻されている

NVIDIAやヘルスケア

・メルク 9営業日連続上昇

・イーライリリー、バーテックス、ボストン・サイエンティフィックなど過去最高値圏


抗体治療薬に注目

リジェネロン・ファーマシューティカルズ

抗体治療薬”デュピルマブ”


アトピー性皮膚炎などに幅広く適応

⇒今後も適応症状が拡大すると見込まれている

 
リジェネロン・ファーマシューティカルズ
23年営業利益率予想 39.4%
株価は最高値で推移



「抗体治療薬」を媒体に提携や買収などが活発か


競争は始まったばかり

⇒革新的な医療が進む可能性



1月11日(木)マキシム•グループ久野誠太郎氏

《ビットコインETF承認か?》

ビットコイン現物ETFが承認されれば、投資家層が拡大し価格は上昇するとみられる


《10-12月決算見通し》

決算に対する期待値のバーは低い



1月12日(金)SMBC日興セキュリティーズアメリカ 井野口志保氏


《CPI今後の見通し》

☆ マネーサプライの増減が物価に繋がる

マネーサプライM2(現金+預金+MMF)は減少している

⇒インフレ減速を示唆


《金融引き締め度合い》

☆現状は、利上げは終わりだが、利下げのタイミングは不明


「マネーサプライM2 ÷ GDP 」の数値は、利上げ効果により過去のトレンドラインまで下がる

このトレンドラインを下回るほどの引き締めをした時には株価クラッシュの覚悟はしなければならない