巷で噂のJAZZ本
『100年のJAZZを聴く』の
トークイベントが東京駅前の
八重洲ブックセンターで行われると知り
行ってきました。
 
※今回 写真はありません。
長文になりますので御留意をm(__)m
 
書店の前に
何やら人だかり
まさかこれイベントの参加者?
と思いきや
ポケモンGOの出現ポイントで
人が集まっていただけでした。
蛇足になりますが
最近も近所の公園で
中高年がたむろして
全員がポケモンGOをしている姿は異様でした。
もっと蛇足になりますが
私はポケモンGOと聞くと
ポケモンGOを操作しながら
運転していた男のトラックに
はねられ亡くなった
小学生四年生の男の子と潰れた水筒が
頭に浮かんでしまい
ゲームをした事がありません。
当時、何人もの人が
犠牲になったハズですが
今はどうなのでしょう。・・
すみません。
場違いですが
どうにも一言書きたくて
脇にそれました・・・
 
本題へ戻ります。
8階の特設会場でイベントが行われました。

参加費500円を払って会場内へ

 

例によってメモと頼りない記憶による
記事なので
間違い、勘違い
纏まりの無さは平にご容赦を・・・m(__)m

壇上には
後藤 雅洋さん
村井 康司さん
柳樂 光隆さん

先ずは村井さんが挨拶の中で会場の皆さんへ質問
「知っている人は手を挙げて下さい」

村「ここで簡単な質問をさせて下さい
  手を挙げてお答えいただきたいのですが
  マイルス・デイビスを知ってらっしゃる方・・」
 
亀の心の声
『FORE&MOREとか何枚かは知ってるぞ ドキドキ・・』

村「ジョー・ヘンダーソンを知ってらっしゃる方・・」
 
亀の心の声
『ペ・・ページ・ワンだっけか・・結構うねうね吹くテナーだよね・・』

村「ビックスバイダー・ベックを知ってらっしゃる方」
 
亀の心の声
『たしか昔の人だよね・・名前は知ってるけどほとんど知りません・・』

村「ロバート・グラスパーを知ってらっしゃる方」
 
亀の心の声
『たしかラップとか取り入れてる人だよね・・
 少ししか知りません・・てかグラスパーが
 JAZZ喫茶で流れた ためしが無いって・・
 こちとら札幌から神戸まで百件以上・・
 ごにょごにょ・・(^_^;)』
 
会場のほとんどの人は挙手
さすがに関心の高いJAZZファンです。

JAZZレコードが出来て
100年という事で
20年ごとに1分づつざっくりと
JAZZの変化を聴いて行きます。
(YOUTUBEのリンクは参照で貼り付け)
 
1曲目
オリジナルデキシージャズランド
Livery Stable Blues

 

 
2曲目
ベニー・グッドマン
Don't Be That Way

 

3曲目
マイルス・デイビス
マイルストーン

 

 
4曲目
ウェザー・リポート
バードランド

 

5曲目
ブラッド・メルドー
パラノイド・アンドロイド

 

 
6曲目
ロバート・グラスパー・エクスペリメント
This Is Not Fear
※同じ曲が無いので数曲リンクします。

 

 

 

 
◇本を作った意図
JAZZという音楽で同じジャンルと言えるのか?
JAZZであることは間違いないが
演奏もファン層にも乖離が起きている
いーぐるの客層の大半は50~60年代のハードバップが中心
ファン層の乖離を埋め
新旧のファンをつなぐ必要がある。
 
柳楽さんはロバートグラスパーと
同い年でもあるので
今のJAZZミュージシャンのやっている事に
共感する部分が多いとの事
 
中学生の頃

EAST END×YURI の

「DA・YO・NE」が

ヒットした世代なので
ヒップホップがお茶の間で
聴かれ始めた世代
 
 中高年でも早くから
 ヒップホップに反応した人もいるそうですが
 一度乗り遅れれば
 入りにくい部分もありますね。
 
今のJAZZが面白くなっている
JAZZシーンは活況を帯びている
今のJAZZが面白いからこそ
この本も出来た。

一方で古くからのJAZZファンには
いきなり聞かされれば
「なんだこれ?」となってしまう。
その違和感を埋める為には
過去から今への変化の
連続性を知ってもらう必要がある
その事が本によく纏められいるそうです。
 
最近 昔の音源、資料等の発見から
過去のJAZZの歴史の見直しがされている
単純なアフリカンアメリカンの黒人の音楽ではなく
ラテン、白人の音楽の融合などがあった事などが
認められる

今の第一線で活躍する
JAZZミュージシャンは
ロックやヒップホップを聴いて育った世代

今は音大で
JAZZの歴史や奏法について
意識的に学んできた
ミュージシャンが
多く
過去に対してのアプローチの研究も深い所も 
昔と違う点
 
今のJAZZには昔の様な
気合、根性だけでは通じない
分析、解析が必要
パットメセニー、エスペランサ・スポルティング等
早い時期から
講師の立場になり
教える事で自分も学ぶ
という事が起きている

少し前 90~95年頃
JAZZ喫茶では
新譜を購入しても店で「使える」のは10枚に1枚くらい
技術は高いが目指すところが見えない

最近は半分位は「使える」盤
ただし今までのJAZZとは違う為
古いJAZZファンは熱心な人ほど保守的なので
聴きどころの「ガイドライン」が必要
つまらないと言われていた時代は
今のシーンの活況への
種まき 助走期間だった
そして当時のシーンを記事として
紹介する機会も少なかった。

後藤さんでも最近のJAZZを把握、理解出来ない部分もあり
そこを柳楽さんに補ってもらう事もあるそうです。
 
ジャズのイメージは
50~60年代のハードバップ
からせいぜいモードまで
飲み屋の有線で流れるジャズもその辺り
でも100年のジャズ史の
長いスパンで見ると
モダンジャズもその一部であって
もっとフラットな視点が必要
 
他にも
ウィントンマルサリス
サッチモ
チャーリーパーカー
ディジーガレスピー
ナットキンコール
等を絡めたJAZZ観
を展開

ちょっと面白いエピソードは音楽学校で
歴史を学ぶ事を嫌う日本人学生は

これを読んで

教科書を読まずに乗り切った
という話w
※ちなみに私も持ってます
これは良いマンガです。
 

印象に残った言葉の一つが
「ポピュラー的なものを軽んじる
日本のジャズファンの特徴」
輸入されるものを紹介する時に啓蒙的な
言葉を使う傾向はある程度仕方ない
が偏見を生んでいたのかも
 
ジャズの面白さは本来
コミカル、シリアス、シニカル等が
混然としたもの
それをもう一度見直してみよう
という事が本に書かれているそうです。
 
普段 自分の書いた本は見直さない後藤さんが
この本は何度も見直し、都度勉強になっているそうです。

「豊かなジャズライフの為に
御一読されては如何でしょうか」
という村井さんの言葉で締めとなりました。

イベント終了後
本を購入して
お三方のサインも頂きました。
 

 

 

ハッキリ言って誰にでも薦められる本とは
言い難いかも知れません。
読み進めると
知らないミュージシャン名
(特に最近のミュージシャン)
のオンパレードで
YOUTUBEで検索、視聴しながらでないと
書いてある事が
理解出来ないので
ハードバップの有名どころを
ある程度知っていれば
読み進められるJAZZ本とは
大きく違う所です。
 
新しいミュージシャンを知り
書かれた事を理解する事に
楽しさを感じられなければ
辛いかも知れませんが
新しい音楽は馴染まないと
知ろうとせず
否定に走るのは
もったいないかも知れません。
 
どちらにせよ
私にとっては
パソコンを前にしないと
読み進められないので
読了はだいぶ先になりそうです。
 
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追記
今回初めて八重洲ブックセンターさんを
訪れたのですが
普段 本をあまり読まない
私でも通いたくなる書店ですね。
 
三省堂さんより ゆったりした
店の造りとお客さんの入りで
なんだか居心地が良い。
 
久しぶりに単行本を購入
しかも心が疲れているのか
池田晶子さんと
中島義道さんの本を買ってるしw

絶望を生きる哲学 池田晶子の言葉

 

 

幸福に死ぬための哲学――池田晶子の言葉

 

 

〈ふつう〉から遠くはなれて ――「生きにくさ」に悩むすべての人へ

 
大丈夫か?自分w
まぁ「救い」はなくても「気づき」は
あるでしょう(^_^;)
 
一度に5千円以上
書籍を買った記憶は
画集以外では
ちょっと思い出せない。