国内における人手不足などのニュースが度々取り上げられますが、
そのニュースを伝える番組で、
アナウンサーが2人も、4人も勢揃いしているのは
なんとも贅沢な布陣で臨んでいるなぁ〜と感じ、
その切実な状況の臨場感は、反対に薄れ
スタジオ内の井戸端会議が茶の間に漏れてくるだけのように思えてしまいます。
また、ラジオのニュースとは違い、最近のテレビのニュースは
映像に頼っていて、取材力不足で消化不良の解説が多いようにも思えます。
政治部の記者が取材しても、公表された言葉だけ持ち帰るような
子供の使いで済ませ、プロの記者の目や耳は、どこに隠れているのでしょうか?
また、アナウンサー以外にも
男性のAIや、女性のAIの声でも
ニュース原稿が語られています。
これは、ゆくゆくニュース番組も
自動無人化のために、視聴者をモルモットにして
試験放送が始まっているのでしょうか?
「海外メディアによると・・」と、
諸外国のニュースを伝えてくれるのは良いとは思いますが、
ABCでも、BBCでも、北部の中央テレビのニュースでも
ほとんどが一人のアナウンサーが仕事をしています。
国内のニュース番組が、どれほど海外メディアに
取り上げられているのか?分かりませんが。
スタジオ内が和気藹々なのは良い職場環境かもしれませんが、
「一人のアナウンサーが責任を持って報道する」
このようなキャスト体制の方が、ニュース番組としては
臨場感や切迫感、実情など、視聴者に届くのではないかと
ニュース番組の作り方に疑問を感じてくる昨今です。
番組に疑問を感じてくると、報道内容の信憑性にも影響があります。