今日読んだラノベです。

電撃文庫

『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』

鴨志田一 イラスト 溝口ケージ


(あらすじと感想)

梓川咲太は夢を見ていた。七里ガ浜の海岸で、
赤いランドセルとマフラーの子供の麻衣と出会う夢。

目覚めると英語の授業の最中であった。
1月半ば、咲太は担任から進路調査票を出せと言われる。

放課後に麻衣と下校デートして江ノ電で藤沢駅へ。
妹の花楓は不登校から保健室登校で通うように。

1月18日日曜、スクールカウンセラーの友部美和子と
父親と進路相談のために自宅マンションに集まる。

現在の花楓の成績では峰が原高校の合格は難しい。
全日制の学校ではなく、通信制高校の可能性も提案される。

花楓はあくまで峰が原高校に通いたいと意思表明する。
週明けの月曜、咲太は進路を大学に進学すると決める。

昼休みは三階の空き教室で麻衣と弁当を食べる。
麻衣はセンター試験の問題の自己採点をしていた。

放課後、職員室で咲太はセンター試験のコピーを渡される。
藤沢駅に行ってファミレスの待ち合わせをする。

親友の国見佑真は消防士を志す進路のようだ。
咲太は友部美和子と花楓の進路について話し合いをした。

自宅に帰ると麻衣と豊浜のどかが夕食の準備をする。
二人は花楓のために勉強を教えてくれる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1月23日金曜。バイト先の休憩時間に英語の単語帳を覚える。
後輩の古賀朋絵にスカートの丈が短いと注意する。

麻衣と花楓の二人がファミレスに遊びにきた。
花楓はオムライスを頼んで咲太は妹にパフェを運ぶ。

1月25日日曜、咲太は美和子と新宿の通信制高校の
学校説明会に出席する。学校紹介のPVを見る。

そこには豊浜のどかのスイートバレットメンバーの
広川卯月が出演し、通信制高校の良さを説明してくれた。

一月の終わり、咲太は授業を抜け出すと事務室へ。
花楓が入学願書を出願するのを心配して見に来た。

花楓は人々の視線に怯えながらも一人で来た。
その後は花楓は試験本番に向け、地道な勉強をしていた。

2月16日土曜、県立高校の試験日である。
早朝に起きた咲太は妹のため、朝食と弁当を作る。

藤沢駅まで妹を送るが、彼女は試験のことで頭が一杯だ。
江の島電鉄まで来て、花楓は一人で高校へ向かう。

自宅に戻った咲太は部屋着で数学を勉強していた。
電話で教員から花楓が体調を崩した話を聞き出かける。

峰が原高校の保健室のベッドに花楓はいた。
午前の試験は順調だが同じ中学の生徒に出会った。

それで体調不良と不安にかられてしまった。
花楓はもう1人の『かえで』のために頑張りたかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2月20日、学校は卒業式を三月に控えていた。
咲太は昼休みに図書館で麻衣と待ち合わせする。

麻衣は霧島透子という女性シンガーのMVを見ていた。
花楓が受験の日以来、落ち込んで留守番していると報告。

土曜日に咲太は花楓と辻堂のショッピングモールへ。
そこのイベントホールでスイートバレットのライブがある。

のどかにお願いして、広川卯月とセッティングしてもらう。
卯月は母親のミニバンに咲太たちを乗せた。

卯月は通信制高校に通うきっかけの不登校についてや。
葛藤について話す。母親の理解についても。

広川卯月はメンバーやファンにも救われていた。
二月最後の一週間は花楓は通信制高校のパンフを調べていた。

2月27日金曜、咲太のマンションに花楓の親友である、
鹿野琴美が遊びに来る。一緒に昼食のカレーを作る。

午後三時頃に友部美和子から電話があった。
峰が原高校は定員割れを起こし、花楓が合格をしていた。

花楓は自分の通いたい高校は自分で決めたいと意思表示して、
峰が原高校に通わないという決断をした。

咲太がファミレスのバイトに出ると牧之原翔子が来た。
彼女は心臓移植にも成功して、人生を謳歌していた。

ドナーが増えたきっかけは麻衣が主演した映画の影響。
心臓病の少女の葛藤を描いた感動作であった。

翔子は明日の10時に沖縄へ引っ越すと告げた。
彼女は未来の記憶を持っているのだが……。

翔子は気になっていることがあった。
霧島透子という女性シンガーのことである。

彼女は牧之原翔子が見てきた未来に存在していない。
もしかしたら思春期症候群が関わっているかも知れない。

咲太は3月1日に卒業式への出席を終えた。
昼過ぎに七里ガ浜の海岸へ、麻衣と待ち合わせをする。

そこへやってきたのはランドセルにマフラーの少女。
6歳くらいの年齢のその面影は麻衣のものだった。

咲太は夢で見た同じ状況に既視感を覚えていた。
麻衣は幼女に戻ってしまったのだ……。

(続く……)
 
 
 
 
 
 
 
そんな訳で『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』を
読了しました。これで既刊8冊は全部終わり。

あとはアニメ化を待つだけになりました。
それにしても七巻が2016年なのに。

八巻が2018年に発売って一年半の空白があります。
新シリーズに移行するタイミングでのことです。

読んでて七巻までと違っているところは
お弁当を作る描写が妙にリアルになってることです。

飯テロ描写をするラノベって結構を多いです。
あれって読者に料理描写で共感を求めてるんですかね。

自分は料理をしないので読み飛ばしましたが。
今回は通信制高校の説明などがありました。

自分も全日制の学校に通っていて、不登校になりかけた
ことがあるので、他人事とは思えませんでした。

なんで不登校になりかけたかというと……。
同じ部屋で寝泊まりしていた兄がいたんですが。

その兄が深夜バラエティにはまってしまって、
毎晩午前二時ごろまで笑いながらTVを見ていたのです。

それで自分も部屋は明るいし、笑い声はうるさいしで
睡眠不足になって、学校でいつも眠っていることに。

それで同級生から嫌われて不登校になりかけました。
学校って秩序を乱す人間には冷たいですからね。

花楓が皆と一緒じゃないと恥ずかしいって気持ちは
理解できます。学校は皆同じっていう圧力がありますし。

大人になったら自己主張ができないとダメって言いますが、
子供の世界は空気を読んで協調性を大事にしよう……って。

わりと真逆のルールに支配されてますね。
大人は個性が大事で子供は没個性が大事って感じで。

学園ものの問題の抱えた生徒には共感を感じます。
花楓が周囲を目を気にせず、自分の道を選んで良かったです。

今回はこれと言って思春期症候群は起こりません。
次回に麻衣が幼女化するトラブルが起こったようです。

アニメ化と同時のラノベ刊行に期待しています。
早く10月になって欲しいですね。

それではこの辺で。ではでは。